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1982-06-15 第96回国会 衆議院 本会議 第25号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
五十七年六月十五日(火曜日)
—————————————
議事日程
第二十九号
昭和
五十七年六月十五日 午後二時
開議
第一
原子力
の
平和的利用
における
協力
のため の
日本国政府
と
オーストラリア政府
との 間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの 件 第二
昭和
五十五
年度
一般会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)
昭和
五十五
年度
特別会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)
昭和
五十五
年度
特別会計予
算総則
第十一条に基づく経
費増額
総
調書
及び
各省
各庁
所管経費増額調書
(その (
承諾
を求 2) めるの件) 第三
昭和
五十六
年度
一般会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)
昭和
五十六
年度
特別会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)
昭和
五十六
年度
特別会計予
算総則
第十一条に基づく経
費増額
総
調書
及び
各省
各庁
所管経費増額調書
(その (
承諾
を求 1) めるの件) 第四
昭和
五十五
年度
一般会計国庫債務負担
行 為総
調書
第五
昭和
五十六
年度
一般会計国庫債務負担
行 為総
調書
(その1) 第六
昭和
四十四
年度
以後における
私立学校教
職員共済組合
からの
年金
の額の
改定
に関 する
法律等
の一部を改正する
法律案
(内 閣
提出
) 第七
日本学校健康会法案
(第九十三回
国会
、
内閣提出
)(
参議院送付
) 第八
治山治水緊急措置法
の一部を改正する法
律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
議員請暇
の件
科学技術会議議員任命
につき
同意
を求めるの件
宇宙開発委員会委員任命
につき
同意
を求めるの 件
公正取引委員会委員任命
につき
同意
を求めるの 件
公害等調整委員会委員長
及び同
委員任命
につき
同意
を求めるの件
漁港審議会委員任命
につき
同意
を求めるの件
運輸審議会委員任命
につき
同意
を求めるの件
日程
第一
原子力
の
平和的利用
における
協力
の ための
日本国政府
と
オーストラリア政府
との 間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
昭和
五十五
年度
一般会計予
第二
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)
昭和
五十五
年度
特別会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)
昭和
五十五
年度
特別会計予
算総則
第十一条に基づく経
費増額
総
調書
及び
各省
各庁
所管経費増額調書
(その (
承諾
を求 2) めるの件)
日程
昭和
五十六
年度
一般会計予
第三
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)
昭和
五十六
年度
特別会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)
昭和
五十六
年度
特別会計予
算総則
第十一条に基づく経
費増額
総
調書
及び
各省
各庁
所管経費増額調書
(その (
承諾
を求 1) めるの件)
日程
第四
昭和
五十五
年度
一般会計国庫債務負
担行為
総
調書
日程
第五
昭和
五十六
年度
一般会計国庫債務負
担行為
総
調書
(その1)
日程
第六
昭和
四十四
年度
以後における
私立学
校教職員共済組合
からの
年金
の額の
改定
に関 する
法律等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提
出)
日程
第七
日本学校健康会法案
(第九十三回国 会、
内閣提出
)(
参議院送付
)
日程
第八
治山治水緊急措置法
の一部を改正す る
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 午後二時四分
開議
福田一
1
○
議長
(
福田一
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
福田一
2
○
議長
(
福田一
君) 御
報告
いたすことがあります。 永年
在職議員
として表彰された元
議員笹山茂太郎
君は、去る五月十五日逝去せられました。まことに
哀悼痛惜
の至りにたえません。 同君に対する
弔詞
は、
議長
において去る六月六日贈呈いたしました。これを朗読いたします。 〔
総員起立
〕 衆議院は多年憲政のために尽力し 特に院議を もつてその功労を表彰され さきに
決算委員長
の要職にあたられた
従三位勲一等笹山茂太郎
君 の長逝を哀悼し つつしんで
弔詞
をささげます
————◇—————
議員請暇
の件
福田一
3
○
議長
(
福田一
君)
議員請暇
の件につきお諮りいたします。
八木昇
君から、六月十六日より二十三日まで八日間、
小野信一
君、
金子みつ
君、
串原義直
君、
下平正一
君、
栂野泰二
君及び
横路孝弘
君から、六月十六日より二十八日まで十三日間、
武藤山治
君から、六月十六日より二十九日まで十四日間、右いずれも
海外旅行
のため、
請暇
の
申し出
があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
————◇—————
福田一
4
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、いずれも許可するに決しました。
科学技術会議議員任命
につき
同意
を求めるの件
宇宙開発委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件
公正取引委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件
公害等調整委員会委員長
及び同
委員任命
につき
同意
を求めるの件
漁港審議会委員任命
につき
同意
を求めるの件
運輸審議会委員任命
につき
同意
を求めるの件
福田一
5
○
議長
(
福田一
君) お諮りいたします。
内閣
から、
科学技術会議議員
に
米澤滋
君を、
宇宙開発委員会委員
に
吉識雅夫
君を、
公正取引委員会委員
に
大森誠一
君を、
公害等調整委員会委員長
に
青木義人
君を、 同
委員
に
石丸隆治
君及び
松本敬信
君を、
漁港審議会委員
に
岡部保
君、
竹鼻三雄
君、
梨田精
君、
野上義一
君、
早生隆彦
君、
松田廣
一君、宮原九一君、
矢野照重
君及び
山田岸松
君を、
運輸審議会委員
に
小林正興
君を
任命
したいので、それぞれ本院の
同意
を得たいとの
申し出
があります。 まず、
科学技術会議議員
、
宇宙開発委員会委員
、
公害等調整委員会委員長
及び同
委員
及び
運輸審議会委員
の
任命
について、
申し出
のとおり
同意
を与えるに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
6
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、いずれも
同意
を与えるに決しました。 次に、
公正取引委員会委員
及び
漁港審議会委員
の
任命
について、
申し出
のとおり
同意
を与えるに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
7
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、いずれも
同意
を与えるに決しました。
————◇—————
日程
第一
原子力
の
平和的利用
における
協力
のための
日本国政府
と
オーストラリア政府
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件
福田一
8
○
議長
(
福田一
君)
日程
第一、
原子力
の
平和的利用
における
協力
のための
日本国政府
と
オーストラリア政府
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
外務委員長中山正暉
君。
—————————————
原子力
の
平和的利用
における
協力
のための
日本国政府
と
オーストラリア政府
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
中山正暉
君
登壇
〕
中山正暉
9
○
中山正暉
君 ただいま
議題
となりました
日本
と
オーストラリア
との間の
原子力協定
につきまして、
外務委員会
における
審査
の
経過
並びに結果を御
報告
申し上げます。 本
協定
は、
オーストラリア
との間に新たな
原子力協定
を
締結
するため、
昭和
五十三年八月以来、数次にわたる交渉を経て、
昭和
五十七年三月五日にキャンベラにおいて署名されたものであります。 その主な内容は、
両国政府
は、
両国
間における
専門家
及び情報の交換、
核物質等
の
供給
及び役務の提供について
協力
すること、 この
協定
により規律される
核物質等
は、核兵器その他の
核爆発装置
の
開発
、製造のために
使用
してはならず、また、
軍事的目的
を助長するような態様で
使用
してはならないこと、 さらに、この
協定
により規律される
核物質等
の
管轄外移転
、再
処理等
は、一定の規制のもとにのみ行われること等について規定いたしております。
本件
は、去る三月十二日
外務委員会
に付託され、四月二十一日
櫻内外務大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、
質疑
を行いましたが、その詳細は
会議録
により御承知を願います。 かくして、五月十四日
採決
を行いました結果、
本件
は多数をもって
承認
すべきものと議決いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
福田一
10
○
議長
(
福田一
君)
採決
いたします。
本件
を
委員長報告
のとおり
承認
するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
11
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、
本件
は
委員長報告
のとおり
承認
するに決しました。
————◇—————
日程
昭和
五十五
年度
一般会計予
第二
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)
昭和
五十五
年度
特別会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)
昭和
五十五
年度
特別会計予
算総則
第十一条に基づく経
費増額
総
調書
及び
各省
各庁
所管経費増額調書
(その2) (
承諾
を求めるの件)
日程
昭和
五十六
年度
一般会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)
昭和
五十六
年度
特別会計予
備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)
昭和
五十六
年度
特別会計予
算総則
第十一条に基づく経
費増額
総
調書
及び
各省
各庁
所管経費増額調書
(その1) (
承諾
を求めるの件)
日程
第四
昭和
五十五
年度
一般会計国庫債務負担行為
総
調書
日程
第五
昭和
五十六
年度
一般会計国庫債務負担行為
総
調書
(その1)
福田一
12
○
議長
(
福田一
君)
日程
第二、
昭和
五十五
年度
一般会計予備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)外二件(
承諾
を求めるの件)、
日程
第三、
昭和
五十六
年度
一般会計予備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)外二件(
承諾
を求めるの件)、
日程
第四、
昭和
五十五
年度
一般会計国庫債務負担行為
総
調書
、
日程
第五、
昭和
五十六
年度
一般会計国庫債務負担行為
総
調書
(その1)、右八件を一括して
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
決算委員長永田亮一
君。
—————————————
〔
報告書
は
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
永田亮一
君
登壇
〕
永田亮一
13
○
永田亮一
君 ただいま
議題
となりました各件について、
決算委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 初めに、
予備費等
について申し上げます。 これらは、
財政法
に基づき、
国会
の
事後承諾
を求めるため
提出
されたものであります。 まず、
昭和
五十五
年度
分は、
昭和
五十六年一月から三月までの間に
使用
が決定されたものでありまして、
一般会計予備費
は、
国民健康保険事業
に対する
国庫負担金
の不足を補うために必要な
経費等
二十七件で、
総額
一千百二十億円余であります。
特別会計予備費
は、
外国為替資金特別会計
における
利子支払い
の増加に伴う
経費等
七
特別会計
の十一件で、
合計
一千八十二億円余であります。
特別会計予算総則
第十一条に基づく
経費増額
は、
資金運用部特別会計
における
利子支払い
に必要な
経費
の
増額等
三
特別会計
の三件で、
合計
六百五十一億円余であります。 次に、
昭和
五十六
年度
分は、五月から十二月までの間に
使用
が決定されたものでありまして、
一般会計予備費
は、
河川等災害復旧事業
に必要な
経費等
三十四件で、
総額
四百三十四億円余であります。
特別会計予備費
は、
港湾整備特別会計等
二
特別会計
の二件で、
合計
十二億円余であります。
特別会計予算総則
第十一条に基づく
経費増額
は、
治水特別会計等
四
特別会計
の七件で、
合計
八十五億円余であります。 次に、
国庫債務負担行為
について申し上げます。
昭和
五十五
年度
分は、
河川等災害復旧事業費補助
に百四十三億円余の
範囲
内で、また、
昭和
五十六
年度
分は、
直轄河川災害復旧費
に四億六千万円の
範囲
内で、それぞれ
債務負担行為
をすることとしたものであります。
委員会
への
予備費等
及び
国庫債務負担行為
の付託は、
昭和
五十五
年度
分は昨年十二月二十五日、
昭和
五十六
年度
分は本年三月一日でありました。 五月十二日
大蔵大臣
から
説明
を聴取した後、
質疑
を行いました。 五月十四日
質疑終了
後、
予備費等
を討論に付しましたところ、
自由民主党
及び
民社党
・
国民連合
は各件に
賛成
、
日本社会党
及び
公明党
・
国民会議
は各件に
反対
、
日本共産党
は、両
年度一般会計予備費
、
昭和
五十六
年度
特別会計予算総則
第十一条に基づく
経費増額
に
反対
、他の三件には
賛成
の
意見
をそれぞれ表明されました。 次いで、
採決
の結果、各件は、いずれも
承諾
を与えるべきものと多数をもって議決いたしました。 次に、両
年度
の
国庫債務負担行為
については、
採決
の結果、いずれも
異議
がないものと多数をもって議決いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
福田一
14
○
議長
(
福田一
君) これより
採決
に入ります。 まず、
日程
第二の三件中、
昭和
五十五
年度
一般会計予備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)につき
採決
いたします。
本件
は
委員長報告
のとおり
承諾
を与えるに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
15
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、
本件
は
委員長報告
のとおり
承諾
を与えるに決しました。 次に、
日程
第二のうち、
昭和
五十五
年度
特別会計予備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その2)及び
昭和
五十五
年度
特別会計予算総則
第十一条に基づく
経費増額
総
調書
及び
各省
各
庁所管経費増額調書
(その2)の両件を一括して
採決
いたします。 両件は
委員長報告
のとおり
承諾
を与えるに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
16
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、両件とも
委員長報告
のとおり
承諾
を与えるに決しました。 次に、
日程
第三の三件中、
昭和
五十六
年度
一般会計予備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)及び
昭和
五十六
年度
特別会計予算総則
第十一条に基づく
経費増額
総
調書
及び
各省
各
庁所管経費増額調書
(その1)の両件を一括して
採決
いたします。 両件は
委員長報告
のとおり
承諾
を与えるに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
17
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、両件とも
委員長報告
のとおり
承諾
を与えるに決しました。 次に、
日程
第三のうち、
昭和
五十六
年度
特別会計予備費使用
総
調書
及び
各省
各
庁所管使用調書
(その1)につき
採決
いたします。
本件
は
委員長報告
のとおり
承諾
を与えるに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
18
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、
本件
は
委員長報告
のとおり
承諾
を与えるに決しました。 次に、
日程
第四及び第五の両件を一括して
採決
いたします。 両件の
委員長
の
報告
はいずれも
異議
がないと決したものであります。両件は
委員長報告
のとおり決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
19
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、両件とも
委員長報告
のとおり決しました。
————◇—————
日程
第六
昭和
四十四
年度
以後における
私立学校教職員共済組合
からの
年金
の額の
改定
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
日程
第七
日本学校健康会法案
(第九十三回
国会
、
内閣提出
)(
参議院送付
)
福田一
20
○
議長
(
福田一
君)
日程
第六、
昭和
四十四
年度
以後における
私立学校教職員共済組合
からの
年金
の額の
改定
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
、
日程
第七、
日本学校健康会法案
、右両案を一括して
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
文教委員長青木正久
君。 〔
青木正久
君
登壇
〕
青木正久
21
○
青木正久
君 ただいま
議題
となりました両
法律案
につきまして、
文教委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
昭和
四十四
年度
以後における
私立学校教職員共済組合
からの
年金
の額の
改定
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
について申し上げます。
本案
は、
私立学校教職員共済組合
が支給する
既裁定年金
の額を、国・
公立学校教職員
の
年金額
の
改定
に準じて増額いたしますとともに、
私立学校教職員
の
掛金等
の算定の基礎となる
標準給与
の月額の上限及び下限の
引き上げ等
を行おうとするもので、
年金額
の
改定
は
昭和
五十七年五月一日から、
標準給与
の
引き上げ
は同年四月一日から、それぞれ実施することといたしております。
本案
は、去る三月十
日本委員会
に付託され、四月十四日
小川文部大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取いたしました。 五月十四日
質疑
を
終了
いたしましたところ、
高村正彦
君外一名から、
施行期日
を公布の日に改め、
所要
の
整理
を行うこととする
自由民主党提案
に係る
修正案
が、また、
佐藤誼
君外三名から、
年金額引き上げ
の実施時期を
原案
より一カ月繰り上げることとする
日本社会党
、
公明党
・
国民会議
、
民社党
・
国民連合
及び
日本共産党
の四
党共同提案
に係る
修正案
が、それぞれ
提出
されました。 なお、
佐藤誼
君外三名
提出
の
修正案
については、
小川文部大臣
から、
政府
としては
反対
である旨の
意見
が述べられました。 次いで、
採決
に入り、
佐藤誼
君外三名
提出
の
修正案
は
賛成少数
をもって否決され、
高村正彦
君外一名
提出
の
修正案
及び
修正部分
を除く
原案
は、いずれも
賛成
多数をもって可決し、
本案
は
修正議決
すべきものと決した次第であります。 なお、
本案
に対し、
附帯決議
を付することに決しました。 次に、
日本学校健康会法案
について申し上げます。
本案
は、第九十三回
国会
に
提出
され、第九十四回
国会
において本院を通過し、
参議院
で
継続審査
となっていたものでありますが、今
国会
の去る四月十六日
参議院
において
修正議決
の上、本院に送付され、同
日本委員会
に付託されたものであります。
本案
は、
特殊法人
の
整理合理化
を図るため、
日本学校給食会
及び
日本学校安全会
を解散することとし、これら両
法人
の
業務
を総合的に推進し、
心身とも
に健康な
児童
、
生徒等
の育成に資するため、新たに
日本学校健康会
を設立しようとするものであります。
日本学校健康会
は、学校安全及び
学校給食
の
普及充実
、
児童
、
生徒等
の
災害
に関する必要な給付、
学校給食用物資
の
供給等
の
業務
を行うこととし、
健康会
の組織、
業務
、財務、
監督等
、
所要
の規定を設けることといたしております。
本案
は、五月十四日
質疑
を
終了
し、
採決
の結果、
賛成
多数をもって
原案
のとおり可決すべきものと議決した次第であります。 なお、
本案
に対し、
附帯決議
を付することに決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
福田一
22
○
議長
(
福田一
君) これより
採決
に入ります。 まず、
日程
第六につき
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
修正
であります。
本案
を
委員長報告
のとおり決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
23
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり決しました。 次に、
日程
第七につき
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は可決であります。
本案
を
委員長報告
のとおり決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
24
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり可決いたしました。
————◇—————
日程
第八
治山治水緊急措置法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
福田一
25
○
議長
(
福田一
君)
日程
第八、
治山治水緊急措置法
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
建設委員長村田敬次郎
君。 〔
村田敬次郎
君
登壇
〕
村田敬次郎
26
○
村田敬次郎
君 ただいま
議題
となりました
治山治水緊急措置法
の一部を改正する
法律案
につきまして、
建設委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、国土の
利用
、
開発
の著しい進展に伴い、
治山治水事業
の
必要性
、
緊急性
が依然として増大していることにかんがみ、現行の五カ年
計画
に引き続き、新たに
昭和
五十七
年度
を初
年度
とする
治山事業
五カ年
計画
及び
治水事業
五カ年
計画
を策定することとし、これに伴い、
国有林野事業特別会計法
及び
治水特別会計法
についても
所要
の改正を行おうとするものであります。
本案
は、
参議院先議
に係るもので、去る四月二十八日同院において
原案
のとおり可決し、本院に送付されたものでありますが、当
委員会
においては、五月十二日
建設大臣
より
提案理由
の
説明
を聴取、五月十四日
質疑
を
終了
、直ちに
採決
の結果、
本案
は
全会一致
をもって
原案
のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
福田一
27
○
議長
(
福田一
君)
採決
いたします。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
28
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり可決いたしました。
————◇—————
福田一
29
○
議長
(
福田一
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後二時二十八分散会
————◇—————
出席国務大臣
外務大臣臨時代
理 国 務 大 臣 宮澤 喜一君 大 蔵 大 臣
渡辺美智雄
君 文 部 大 臣
小川
平二君 運 輸 大 臣
小坂徳三郎
君 建 設 大 臣
始関
伊平君 国 務 大 臣 田邉 國男君
農林水産大臣臨
時代理
国 務 大 臣 中川 一郎君
————◇—————