○
本岡昭次君 また後ほどそれは
資料としていただきたいんですが、要望を申し上げておきます。
運営
審議会の
委員の構成について、直接そのサービスを受けている
子供、またその
業務を行っている
学校教育現場、また地方自治体、そういう人々の声ができるだけ直接反映できるような
委員構成というものをぜひ検討をしてもらいたいということを、その点については要望しておきます。その点についてやりとりしますと時間が長くなりますので、要望にとどめておきます。
そこで最後に、きょう三時間余り
質問をさせていただいたんですが、全体として感じることですが、
文部省が、形の上では非常に大きな
文部省自体が持っておる
子供の心と体の健康ということに関しての
課題というものを踏まえ、一方ではその第二臨調、行革という面からの
特殊法人を減らさなければならないという、そういう問題にかかわってこの
学校健康会なるものがいまここに論議をされております。そこで、
子供の側から見た論議というのは私はもう全然納得がいかないわけなんですね、
文部省の消極的な対応ということについて。
学校健康会が仮にできたとしても、ここに書いてあるような、
文部大臣が
趣旨説明をされたようなことは望むべくもない、このように思わざるを得ません。
それはまた別のとき論議をするにいたしましても、問題は、第二臨調でまた次々と行政改革問題が論議されているわけで、
特殊法人問題あるいはまた各省庁の合理化、簡素化というふうなものについては、いわゆる小さな政府をつくれということでいろんな対応がこれから出てこようと思うんですね。
そこで
文部大臣にあとはひとつお答えをいただきたいんですけれども、ここで私たちが論議をして
学校給食会と
学校安全会を
一つの
健康会にしようとした。私はこんなもの成立させない方がいいと思っておるんですが、仮に成立したとしませんか、そこに新しく生まれる、そうすると生まれたその
健康会の中そのものをまたさわられるということになるんじゃないですか、第二臨調の側から見れば。絶対ありませんか。
日本学校健康会というものはできたけれども、その中には
安全会と、それから
給食会という
業務を持ってきて
一つつくったんです。そうすると、私も先ほどちょっと答弁に腹立てて、こんな
給食みたいなものやめておけと、
文部省、
給食会も要らぬわと言いましたけれども、周りの見るところ、
給食というふうなものはどうするかということはずうっと論議は続くと思うんです。いまみたいな
文部省対応をしておったら、
給食なんて外してしまえということは、これはもう出てくると思うんですね、そんな対応の仕方では。そうすみと、
健康会はつくった、また
健康会もさわられてまたそこからもつまみ出されるというふうなことになれば、
一体何をわれわれは論議しているのか。また、行政改革というのはそれほど見通しもなく、行き当たりばったり、そのときそのときの思いつきでやっているのかということにぼくはなると思うんです。だから、ここで
文部省が責任を持って、これ
健康会にするんだという以上は、できたものは中はもうさわらぬと、これでおしまいなんだと、ここの部分は、という
文部大臣のきちっとした確信ある答弁がない限り、いまずうっと大きな流れが動いておるところで、あっちをつまみこっちをつまみ、また気がついたらいままでさわったものをまたさわり直すというふうなことになっては、これはこの
文教委員会の論議自身も権威がないし、する
意味がなくなると思うんですがね。もうここの
中身の問題については臨調では触れぬ、これでおしまいなんだということをはっきりと
文部大臣責任を持って言ってください。でなければこれは
審議なんてできないでしょう。また、何年かしてあったら、いやあれはああでしたなんというようなことは、そんな無責任なことはないでしょう。いま臨調が論議されている中でのこの問題のはっきりとした答弁をひとつしてください。