○
目黒今
朝次郎君 そうすると、くどいようだけれ
ども、
法律は
法律であるけれ
ども労使
関係は労使
関係が優先するという総裁の見解を確認しました。
それで
大臣ね、労使
関係はわかったと。それから地域
住民ですよ、県知事の問題。それで、さっき鉄監
局長が共通課題、線区別課題、それから一応客観的な条件の変更などについて五つか六つありましたがね。私はここで、やっぱりきょう十七日ですからね、あと一週間足らずで鈴木善幸総理
大臣が臨時
国会召集されるんですから、少なくとも県知事の意見書、それに対する
大臣の
答弁、それに対する
国会の
運輸委員会としてのやはり政策なり、問題の取り組みなり、そういうものについては最小限
運輸委員会の議論に付してもらいたい。
運輸委員会の議論に付すことを私はここで改めて——まあ、前もって八月
段階で
自民党の理事さんには申し入れをしておきましたけれ
ども、きょうは
委員会ですから、あとは二十四日まで
委員会ありませんから、
運輸関係は、これが最後ですから、少なくとも臨時
国会での
運輸委員会にその知事の意見書、それに対する
大臣の回答、それに対して
運輸委員会は専門的にどう答えていくのか、こういうことについて明確な
一定の議論をして、
方向を示して、今後の問題に少しでも支障のないように、与党、野党間並びに政府と立法
関係で意思疎通を図った上で、私は問題の処理をしてもらいたいということを要求しておきます。これは
答弁は要りません。
大臣の決断です。あなたがどう決断するか、それによっては今後の
運輸政策にわれわれが協力するか協力しないか、真っ向からむしろ旗を立てて反対行動起こすか、関西新空港を含めて。そういうことを考えていますから、これは
答弁要りません。私は社会党の
決算の委員として、
運輸委員会の理事として、私は
大臣に問題を提起をしておく。回答はあなたが自身で考えて、それによってはあなた自身が責任を負ってもらいたい。絶対に
運輸委員会をろ過してからやってもらいたいということを強く私は要求しておきます。これは
答弁するとまた
委員会で、
答弁したから云々という逃げ口上使われますから、
答弁は要りません。厳重に提案しておく。
それからもう
一つ、この問題で第三
セクターという問題が、逃げ道があるのですがね。鉄監
局長、この議事録当時は、十一月の二十七日、あれは
野岩線の問題について福島県知事と栃木県知事に直接私が聞いたことをあなたに申し上げて、あなたが
答弁して、そして決まった
段階で云々と、こういうように話がなっているのですが、その後
野岩線が全然あなたからも、あなたの部下からも連絡ありません。
それから岩手日報を見ますと、岩手県の三陸
鉄道のこの第三
セクターについて、いろいろ前提条件を挙げて黒字になる、こういう
計算をしているのですな。この前提条件は少なくとも
運輸委員会でいま
運輸委員会の
委員長をやっている公明党の桑名先生も私も、第三
セクターについて
政府側が供給する便宜ですな、便宜についてどういう便宜があるのか、どういう条件を提示するのか、それがひとつまとまったならば、
運輸委員会に、
委員会であれだったら少なくとも
理事会に私はおたくの考え方を提案してもらいたいということを、これは再三、
自民党さんも含めて私は各党で意見が一致しておる問題だと思うのですよ。ところが、全然その第三
セクターの提示がないと。ないままに岩手県のこの岩手日報を見ますと、ずいぶん
都合のいい第三
セクターの条件出ているわけですな。
建設費、利子全部ただで貸します。貸し賃は取りません。災害が起きた場合には、
鉄建公団が災害復旧の一切のお金を負担します。これどこで決まったのですかな、こんなこと。全然われわれは知らないですよ、私は
運輸委の理事として。全然われわれの知らないことを、ぽんぽんぽんぽん、岩手県にはやっぱり鈴木善幸さんが総理
大臣だから出しているのですか。そして、私の生まれ故郷の丸森線には、第三
セクターの提案は宮城県知事と福島県知事には全然別個なものを提案して、岩手県の中村知事にだけはいい甘い汁をいっぱい出しているのですか。そんなことしたら三陸
鉄道は、岩手県内は第三
セクター、青森県絶対反対、宮城県絶対反対。それはメニューが違うからね。岩手県にはいいメニューを出しているから賛成なんですよ、第三
セクターは。そういう
行政指導をまさかやっていないと思うのですがね、鉄監局。第三
セクターの条件について、明確な統一指導方針を出してもらいたいです。あなたの方が岩手県と
野岩線に出したら、それをぜひここで明示してもらいたい、どういうメニューを出すのだか。それと新聞記事とメニューが合っていれば私はそれなりに
理解しますよ。新聞記事が勝手にやっているメニューならば、私はどうしても文句言いたい。
それから時間がなくなったが、
鉄建公団。あなたのところはどういうどろぼう根性と言うのですかな。これはうそですか、本当ですか。
鉄建公団が去年六月第三
セクターの
計算したって。これうそですか。本当だったら私は大変な越権行為だと思うのですよ。だれに頼まれて第三
セクターの
計算したのですか。この
計算の根拠は何を根拠に第三
セクターの根拠を
計算したのですか。われわれ担当
委員会でちっとも知らない、こんなこと。
鉄建公団は仕事が欲しいから、もうおぼれる者わらでもつかむということでやったというならそれなりに気持ちはわかります。何の権能と根拠があって第三
セクターの
計算をやったんですか。この二つを鉄監局と
鉄建公団に聞きたい。