○峯山
昭範君
答弁の字数と、質問の字数とは質問の字数の方が多いんです。何も字の数がどうのこうのというわけじゃありませんけれ
どもね。私はこの質問でも、健康
影響について、一番、たとえば、低周波空気振動の健康
影響についてはいつからどのような
調査を実施しているか。その結果、現在までにどのような点が解明されているのか。また、未解明の点はどういう点か。それから二番目に、一の
調査の結果に基づき、次の諸点について明らかにされたい。一つ、生理的・心理的悪
影響によりどのような
症状を惹起するものであるのか。二番目に、どの程度の低周波空気振動のレベルでどのような健康
影響が生じるのか。三番目に、未解明な点について今後どのような内容の
調査を進めるのか。また、いつごろその解明はできる見通しを持っているのかということで、一つずつ番号を打ちまして、そしてきちっと一つずつこう聞いているわけです。ところがいまの全部で三項目、全体で五つの質問に対してずうっと流しで書いてある。「
環境庁においては、
昭和五十一年度から低周波空気振動について、呼吸波形等の生理的
影響を中心とする
調査研究を行っているが、現段階においては、医学的に生理的
影響、健康
影響等を明らかにする結果は得られておらず、更に知見の集積を図るべく、今後とも、各方面の協力を得て各種の
調査研究を行う必要があると
考えている。」これで終わり。
要するにいつからどのような
調査をしているのか、こう聞いているわけですから、さっき
大臣が言いましたように、たとえば
厚生省の予算では、どういう予算をつけて、それでどういう
調査をしているのか、明快にこれはやっぱり答えてもらいたい。といいますのは、何で私こんなことを言いますかというと、
大臣ね、私質問書の中に書きませんでしたけれ
ども、すでに五十三年の十一月七日の公害対策特別
委員会の質問に対しまして、こういう
答弁があるわけです。すでに
環境庁の内部の研究費を使いまして、
昭和五十一年度から五十二年度にかけまして、代表的な問題地区十地区の実態を把握しておりますと、おたくの方の
答弁です、こういうふうに
答弁があるわけです。この問題は
大臣でなくて結構ですが、代表的な地区十地区というのはどことどこを研究していらっしゃるのか。そして、研究実態
調査というのは、直接
環境庁がしていらっしゃるのか、あるいはどことどこに委託して研究していらっしゃるのか、ここら辺のところぐらいは、
委員会でわざわざ聞かなくても、こういうことは
大臣、そんなに狂う問題じゃないわけでしょう。ですから、やっぱり
答弁書できちっと
答弁していただきたいと私は思うんです。これは
大臣でなくて結構ですが、いまの問題だけでも一遍具体的におっしゃっていただきたいと思うんです。