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1980-11-28 第93回国会 参議院 議院運営委員会 第11号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
五十五年十一月二十八日(金曜日) 午後一時三十六分
開会
――
―――――――――――
出席者
は左のとおり。
委員長
桧垣徳太郎
君 理 事 遠藤 要君 戸塚 進也君 真鍋 賢二君 片岡 勝治君 小谷 守君 三木 忠雄君 佐藤 昭夫君 栗林 卓司君 委 員 江島 淳君 梶原 清君 上條 勝久君
川原新次郎
君 関口
恵造
君 高木 正明君 前田 勲男君 松浦 功君 松尾 官平君 村上 正邦君
山中
郁子
君
委員
以外の
議員
議 員 江田 五月君 議 員 山田 勇君 ――――― 議 長 徳永 正利君 副 議 長 秋山 長造君 ―――――
事務局側
事 務 総 長
植木
正張君 事 務 次 長 前川 清君 議 事 部 長 指宿 清秀君 委 員 部 長 有吉 良介君 記 録 部 長 宮崎 義夫君 警 務 部 長 榊山 次勇君 庶 務 部 長 江上七
夫介
君 管 理 部 長 佐橋 宣雄君 渉 外 部 長 栗山 明君 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件 ○
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
衆議院提出
) ○
決議案
の
委員会審査省略要求
の
取り扱い
に関す る件 ○
国会職員
の
給与等
に関する
規程
の一部
改正
に関 する件 ○本
委員会
の
継続審査要求
に関する件 ○各
委員長提出
の
継続審査要求
及び
継続調査要求
の
取り扱い
に関する件 ○
閉会
中における本
委員会所管事項
の
取り扱い
に 関する件 ○本日の本
会議
における
討論
に関する件 ――
―――――――――――
桧垣徳太郎
1
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君)
議院運営委員会
を
開会
いたします。 まず、
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
事務総長
の
説明
を求めます。
植木正張
2
○
事務総長
(
植木正張
君)
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
について御
説明
いたします。 本
改正案
は、今回の
特別職
の
職員
の
給与
に関する
法律
の一部
改正
に伴い、
昭和
五十五年十月より
議員
の
歳費月額
が八十四万円から八十八万円に改定されることになりますが、これを
昭和
五十六年三月三十一日までの間は、従前の額八十四万円に据え置こうとするものであります。 なお、
国会議員
である
政務次官等
の
俸給月額
についても、同様の
措置
がとられることとなっております。
桧垣徳太郎
3
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 別に御
発言
もなければ、これより採決を行います。
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を問題に供します。
本案
に
賛成
の諸君の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
桧垣徳太郎
4
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君)
全会一致
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、
審査報告書
の作成につきましては、これを
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
桧垣徳太郎
5
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ――
―――――――――――
桧垣徳太郎
6
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 次に、
決議案
の
委員会審査省略要求
の
取り扱い
に関する件を
議題
といたします。
事務総長
の
報告
を求めます。
植木正張
7
○
事務総長
(
植木正張
君) 本日、
原文兵衛
君外七名から、
北方領土問題等
の
解決促進
に関する
決議案
が提出されました。 本
決議案
には、
発議者全員
から、
委員会
の
審査
を省略されたい旨の
要求書
が付されております。 この
要求
につきまして御
審議
をお願いいたします。
桧垣徳太郎
8
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) ただいま
事務総長報告
の
決議案
の
委員会審査
を省略することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
桧垣徳太郎
9
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ――
―――――――――――
桧垣徳太郎
10
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 次に、
国会職員
の
給与等
に関する
規程
の一部
改正
に関する件を
議題
といたします。
事務総長
の
説明
を求めます。
植木正張
11
○
事務総長
(
植木正張
君)
本件
は、今
国会
で
審議
中の
一般職
及び
特別職
の
給与
法の一部
改正案
に準じて
国会職員
の
給与
を
改正
しようとするものでございます。
改正
の主な内容は、
国会職員
の
給料
、
非常勤職員手当
の
日額
の
支給限度額
を
政府職員
に準じてそれぞれ増額改定すること、及びいわゆる
週休
二日制について
政府職員
と同様に各
職員
が四週間に一回の割合で土曜日には勤務を要しないこととする等の規定を設けることでございます。
給料
の改定につきましては、
特別給料表
のうち、両
議院
の
事務総長
、
法制局長
、
常任委員会専門員
、
国立国会図書館
の
専門調査員
の項及び
指定職給料表
は本年十月一日にさかのぼって、その他につきましては本年四月一日にさかのぼって、それぞれ適用することといたしております。また、
非常勤職員手当
の
日額
の
支給限度額
につきましては、本年十月一日にさかのぼって適用することにいたしております。
週休
二日制につきましては、両
議院
の
議長
が協議して定める日から行うことといたしております。この実施の時期は
政府職員
に合わせて行う予定でございます。
桧垣徳太郎
12
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 別に御
発言
もなければ、
本件
につきましては、ただいま
事務総長説明
のとおり決定することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
桧垣徳太郎
13
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ――
―――――――――――
桧垣徳太郎
14
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 次に、本
委員会
の
継続審査要求
に関する件についてお諮りいたします。 本
委員会
といたしましては、先例により、
議院
及び
国立国会図書館
の
運営
に関する件について
継続審査要求書
を
議長
に提出いたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
桧垣徳太郎
15
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ――
―――――――――――
桧垣徳太郎
16
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 次に、各
委員長提出
の
継続審査要求
及び
継続調査要求
の
取り扱い
に関する件を
議題
といたします。 お手元の資料のとおり、各
委員長
から
要求書
が提出されております。 各
委員長要求
のとおり決定することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
桧垣徳太郎
17
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ――
―――――――――――
桧垣徳太郎
18
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 次に、
閉会
中における本
委員会所管事項
の
取り扱い
に関する件についてお諮りいたします。
本件
につきましては、その処理を
委員長
または小
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
桧垣徳太郎
19
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ――
―――――――――――
桧垣徳太郎
20
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 次に、本日の本
会議
における
討論
の扱いについてでありますが、本日の本
会議
に上程される議案に対する
討論
のうち、
健康保険法等
の一部を
改正
する
法律案
につきましては、
日本社会党
及び
日本共産党
から
討論
の
要求
がありましたが、
本件
につきましては、
理事会
における大方の御意見により、
日本社会党
一人の
討論
を行うにとどめ、
日本共産党
の
討論
は御遠慮を願うことにいたしたいと存じます。 御了承を願います。
山中郁子
21
○
山中郁子
君 この日程第七
健康保険法等
の一部を
改正
する
法律案
につき、
日本共産党沓
脱
タケ子
君より
討論通告
が出されております。これを認めないのは、
議員
の
発言権
を封殺するという言論の府にあるまじき不当な
措置
であります。かつ、この
措置
は、
議員
の
討論権
を保障した本
院規則
第百二十条に対する明白な違反であります。 同
条項
は、少なくとも二人から
討論
があった後でなければ
討論
を終局させ得ないことを定めているものであり、
沓脱
君の
討論
は、この
条項
に照らして当然行わせなければならないものであります。 本
会議
における
討論
について、いわゆる持ち点が言われておりますけれども、昨年や一昨年の前例に立ったとしても
沓脱
君の
討論
を拒否することは不当であります。 右の理由により、
健康保険法等
の一部を
改正
する
法律案
に対する
日本共産党沓
脱
タケ子
君の
反対討論
は、これを行わせるべきであるということを強く主張いたします。
桧垣徳太郎
22
○
委員長
(
桧垣徳太郎
君) 暫時
休憩
いたします。 午後一時四十二分
休憩
〔
休憩
後
開会
に至らなかった〕 ―――――・―――――