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魚津政府委員 法案の御
審議をお願いすると同時に、並行してどのような構想で広告
はがきを発行するかということは当然事務的には進めているわけでございますが、ただ、その結果具体的にどういうものであるかという点については、先ほ
ども申し上げましたように、現在、御意見を聞くところは御意見を聞く、そしてさらに詰めるものは詰めるというようなことで進めているということでございまして、私
ども決して
法案を成立させていただきましてからすべてそこから出発するという
姿勢ではないわけでございます。現に、先日NHKで何か報道をされたように私伺ったわけでございますが、広告主に広告
はがきについていろいろと御意見を伺うというようなことを当然やっているわけでございまして、その結果をまとめて、私
たちこういう結果でございましたというような発表をしましたところが、それが……(
山内国務大臣「いま
考えている構想を言いなさい」と呼ぶ)そういうことで、発行としてどういうふうに
考えているかということはいろいろあるのでございますが、たとえば、私
たち実施期日を五十六年十月一日にします、それから広告つき
はがきの発行
条件としてこういう内容のものにいたしますということで、いろいろ広告内容の制限という関連を
考えているわけでございます。
それから、広告主の資格というものについては
郵政省が適当と認めるということで、どんな広告でもいいというわけにもまいりませんので、そういった点も
考えております。
それから、広告つきの
はがきの
販売価格でございますが、これが一番問題になるわけでございまして、先日
調査をしたのも、一枚について十一円広告代をいただく、そして十一円のうち五円をお客様といいますか
はがきをお求めになる方に還元する、六円を私
どものコストにするという構想を持っております。
それから、広告つきの
はがきの
対象とする
はがきの種類といたしまして、
通常はがきとお年玉つきの年賀
はがきにもやりたい。広告のスペースとしまして、表面の三分の一
程度のスペースを使った広告にする。それから全国版と都道府県版の二種類の広告の形をとりたい。
そういうふうな内容を私
ども持っておりまして、そしていろいろなところにサウンドをしているというのが
現状でございます。