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1980-07-25 第92回国会 衆議院 本会議 第4号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
五十五年七月二十五日(金曜日)
議事日程
第三号
昭和
五十五年七月二十五日 午後一時
開議
第一
皇室会議予備議員
の
選挙
第二
皇室経済会議予備議員
の
選挙
第三
裁判官弾劾裁判所裁判員
及び同
予備員
の
選挙
第四
裁判官訴追委員
及び同
予備員
の
選挙
第五
検察官適格審査会委員
及び同
予備委員
の
選挙
第六
国土開発幹線自動車道建設審議会委員
の
選挙
第七
北海道開発審議会委員
の
選挙
第八
国土審議会委員
の
選挙
第九
日本ユネスコ国内委員会委員
の
選挙
第十
鉄道建設審議会委員
の
選挙
………………………………… 〔
請願日程
は
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
○本日の
会議
に付した
案件
飛鳥田一雄
君の故
大平正芳
君に対する
追悼演説
日程
第一
皇室会議予備議員
の
選挙
日程
第二
皇室経済会議予備議員
の
選挙
日程
第三
裁判官弾劾裁判所裁判員
及び同
予備
員の
選挙
日程
第四
裁判官訴追委員
及び同
予備員
の
選挙
日程
第五
検察官適格審査会委員
及び同
予備委
員の
選挙
日程
第六
国土開発幹線自動車道建設審議会委
員の
選挙
日程
第七
北海道開発審議会委員
の
選挙
日程
第八
国土審議会委員
の
選挙
日程
第九
日本ユネスコ国内委員会委員
の
選挙
日程
第十
鉄道建設審議会委員
の
選挙
衆議院事務局職員定員規程
の一部を改正する規 程案(
議院運営委員長提出
)
請願日程
傷病恩給等
の
改善
に関する
請願外
五
請願
新岡山空港
の
整備促進
に関する
請願外
十
請願
懲罰委員会
を除く
内閣委員会外
十六
常任委員会
並びに
災害対策特別委員会外
六
特別委員会
に おいて、各
委員会
から申出のあつた
案件
につ いて
閉会
中
審査
するの件(
議長発議
)
日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案
(
内閣
提出
)は、
運輸委員会
において
閉会
中
審査
す るの件(
議長発議
)
郵便法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
) は、
逓信委員会
において
閉会
中
審査
するの件 (
議長発議
)
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(
鉄道労
働組合関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六 条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求め るの件(
国鉄労働組合関係
)、
公共企業体等労
働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、国 会の
議決
を求めるの件(
国鉄動力車労働組合
関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第 二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの 件(全
国鉄施設労働組合関係
)、
公共企業体等
労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(全
国鉄動力車労働
組合連合会関係
)、
公共企業体等労働関係法
第 十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を 求めるの件(
国鉄千葉動力車労働組合関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の規 定に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(全逓
信労働組合関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(
全日本郵政労働組合関係
)は、
社会労働委員会
において
閉会
中
審査
するの件 (
議長発議
)
事務総長辞任
の件
事務総長
の
選挙
午後一時五分
開議
福田一
1
○
議長
(
福田一
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
福田一
2
○
議長
(
福田一
君) 御
報告
いたすことがあります。 永年
在職議員
として表彰された元
議員曽祢益
君は、去る四月二十五日逝去せられました。まことに
哀悼痛惜
の
至り
にたえません。
同君
に対する
弔詞
は、去る五月十三日贈呈いたしました。これを朗読いたします。 〔
総員起立
〕
衆議院
は多年
憲政
のために尽力し特に
院議
をも ってその
功労
を表彰されさきに
懲罰委員長
の要 職にあたられた正三位
勲一等曽祢益
君の
長逝
を
哀悼
しつつ
しん
で
弔詞
をささげます
————◇—————
福田一
3
○
議長
(
福田一
君) 御
報告
いだすことがあります。
内閣総理大臣自由民主党総裁大平正芳
君は、去る六月十二日逝去せられました。まことに
哀悼痛惜
の
至り
にたえません。
同君
に対する
弔詞
は、去る七月九日贈呈いたしました。これを朗読いたします。 〔
総員起立
〕
内閣総理大臣自由民主党総裁
正二位
大勲位大平正芳
君は多年
憲政
のために尽力し特に
院議
をもってその
功労
を表彰されしばしば国務大臣の任につき再度
内閣
の首班として
重責
をにない国政を統理されました 君は終始
平和外交
の推進に心魂を傾けまた
経済
の発展と
社会福祉
の増進に力をいたし
国際的地位
の向上と
国民生活
の安定に貢献されました その
功績
はまことに偉大であります
衆議院
は君の
長逝
を
哀悼
しつつ
しん
で
弔詞
をささげます
—————————————
故
大平正芳
君に対する
追悼演説
福田一
4
○
議長
(
福田一
君) この際、
弔意
を表するため、
飛鳥田一雄
君から発言を求められております。これを許します。
飛鳥田一雄
君。 〔
飛鳥田一雄
君
登壇
〕
飛鳥田一雄
5
○
飛鳥田一雄
君 ただいま
議長
から御
報告
のありましたとおり、
内閣総理大臣自由民主党総裁大平正芳
君は、去る六月十二日、虎の
門病院
において逝去せられました。まことに
痛惜
の念にたえません。 ここに、私は、
諸君
の御同意をいただき、
議員一同
を代表し、謹んで
哀悼
の
言葉
を申し上げます。 思えば、
大平
さんとは、幾たびとなくこの
壇上
において論議を闘わせたものでありますが、
最後
に
大平
さんと相対しましたのは、去る五月十六日、
日本社会党
が
提出
いたしました
大平内閣不信任案
の
趣旨弁明
を行ったときでありました。 御承知のように、
不信任案
は可決され、
大平
さんは
衆議院
を解散、
衆参同時選挙
に踏み切られたのであります。 日ごろから健康に人一倍自信を持っておられました
大平
さんが、
全国遊説
の第一声で突如心臓に異変を生じ、わずか
旬日余
にして
幽明境
を異にしようとは何人も予期し得ぬことでありました。 私も
遊説
の日々にあって、
大平
さんが快方に向かいつつあるとの報道に接し、再びこの
壇上
で論戦できる日が来ることを信じて疑うことはなかったのであります。 だが、もはや
総理大臣席
に
大平
さんの温容を目にすることはできません。 昨年春、この議場で、わが党の
成田知巳
前
委員長
に対する御懇篤なる
追悼
のお
言葉
をいただいた
大平
さんに、いまこうしてお別れを申し上げなければならないとは
思い
も寄らぬことでありました。哀惜の情、胸に迫る
思い
であります。
大平
さんは、一九一〇年三月、
香川
県
三豊
郡豊浜町の
農家
の
次男
として生をうけ、長じて
県立三豊中学
から
高松高商
を経て、苦学して
東京商科大学
に進み、一九三六年、卒業と同時に大蔵省に入省されました。 一九五二年、
大平
さんは、
池田大蔵大臣
の秘書官を
最後
に、
池田
さんを初め先輩、知友の勧めにより、政界に入る
決意
を固められたのであります。そして、同年十月の第二十五回
衆議院議員
総
選挙
に、
自由党公認
として
香川
県第二区から立候補せられ、みごと当選され、ここに
政治家
としての第一歩を踏み出されたのであります。 私も、
大平
さんが議席を得られた翌年の第二十六回
衆議院議員
総
選挙
に立候補して
議員
となり、
内閣委員会
において
大平
さんと席を同じゅういたしました。
大平
さんは信義を守ること非常に厚く、約束事は必ず実行される重厚な方であったことを
思い
出すのであります。 一九六〇年、
池田内閣
が成立するや、
大平
さんは
内閣官房長官
の
要職
につかれ、剛直な
池田総理
をよく助け、「寛容と忍耐」の
政治姿勢
を進言し、
日米安全保障条約
の改定をめぐり混迷した政局と、騒然となった人心の安定に力を尽くされたのであります。 党にあっては、
政務調査会長
、
幹事長
の
要職
につかれ、
池田内閣
、
佐藤内閣
、
田中内閣
、
三木内閣
の
歴代内閣
にあっては、
官房長官
、
外務大臣
、
大蔵大臣
、
通商産業大臣
の
要職
を歴任してこられました。
大平
さんは、透徹した
洞察力
をもって冷静に現実を見きわめ、
日中国交
の
正常化
、対
米関係
の調整、
石油危機
による
国際通貨
、財政問題など、山積する困難な問題の
解決
に全力を傾注し、これらを打開していかれたのであります。その
業績
はまことに大であると言わなければなりません。
大平
さんの
政治手腕
は高く評価され、新たなる時代のリーダーとして、
総理
・
総裁
への道を進まれることになったのであります。
大平
さんは、この長い道のりを振り返って、「
一つ
の山を踏破したかと思えば、さらに峨々たる別の峰が控えている
状況
であった」と述べておられます。すなわち、一九七七年七月、
大平
さんが永年
在職議員
としての表彰を受けられたときのごあいさつの中に、「現在、世界は大きな変革期を迎え、
わが国
もあらゆる面で厳しい
試練
に直面している。今後私
たち
のなさなければならないことには、頼るべき先例もなく、よるべき定説もない。しかし、いかに困難であるからといって、みずからの義務と
責任
から逃避するわけにはいかない。私は、新たな勇気を持って、
わが国
の安らぎと幸せのために精いっぱいの努力を続けていきたい」と
覚悟
のほどを述べておられるのであります。 一九七八年十二月、
大平
さんは、八〇年代の
幕あけ
を前に、
内閣総理大臣
の
重責
を担われることになりました。
民主政治
の
指導者たる者
の要諦は、その
政治
に取り組む
姿勢
にあります。
政策
はもとより大事でありますが、その
政治姿勢
は、それ以上に問われなければなりません。
大平総理
は、初の
施政方針演説
において、
信頼
と
合意
の
政治
を強調されました。すなわち、「
自分
は、
民主的ルール
に従い、謙虚に真実を語り、率直に当面する困難を訴えたい。そして
国民
に対する
信頼
の上に立って、
国民的合意
を形成したい」と
決意
を表明されたのであります。まさに
議会制民主政治
はかくあらねばならぬと私も
思い
ます。 その後の
大平
さんの
政治行動
についてさまざまな評価があるとはいえ、少なくともこの
決意
を終始持ち続けてこられたことに対して、私は、深い敬意を惜
しん
ではならないと考えております。
大平総理大臣
は、内にあっては、迫りくる
政治倫理
と綱紀粛正問題、
不況下
の
経済運営
と
財政危機
、物価、エネルギー問題、
国民福祉
の諸問題に立ち向かい、外にあっては、イラン、アフガニスタン問題に象徴される
複雑多岐
にわたる
外交
の諸問題と真剣に取り組み、みずからの信ずるところに従ってその
政策
を遂行されました。 私
ども
は、それぞれの
政治的立場
に基づいて
大平内閣
の
政策
の
一つ一つ
に検討を加え、あるときは忠告し、あるときには鋭い対決をいどんでまいりました。私
ども
は、八〇年代未
曽有
の
試練
に対するチャレンジャーとして、世界平和と
国民生活防衛
の究極の目標に向かい、持てる
政治能力
を
最大限度
に発揮し、
大平
さんと覇を競う
覚悟
でありました。 しかしながら、
大平
さんが、空前とも言うべき
内外
の転換期に、政府・与党の
最高指導者
として、
誠心誠意一身
をなげうって国、
内外
の
重要課題
の
解決
に当たってこられたことは、私
ども同僚議員
はもとより、全
国民
のひとしく認めるところであると
思い
ます。(
拍手
) 思えば、この一年七カ月、
大平
さんは、
国家国民
に対する旺盛な
責任感
、厳しい自制と献身の姿を貫き続けてこられたのでありました。
大平
さん、あなたはよく、「
農家
の
次男
に生まれた
自分
が自民党に入り、
素封家
に生まれた
成田
さんが
社会党
に入られたのは皮肉であった」と私
たち
に語っておられました。それだけに、あなたは、
庶民
の暮らしの苦しさや、
庶民
の喜び、悲しみがわかる
政治家
だったと
思い
ます。(
拍手
) あなたは、若いころ、農民がつくった
密造酒
の
摘発現場
に立ち会ったときのことを、「「権力」と「民草」、「治者」と「被治者」の悲しいかかわり合いについて、何かしら割り切れない、
やり場
のない
気持ち
に沈んだものである。」と書かれております。 戦時中、
東京財務局間税部長
のときに、戦局の悪化とともに
生活物資
がすべて
配給制
になり、
国民生活
が極度に窮屈になっていく中で、
庶民
が行列して一杯の
コップ酒
が飲めるいわゆる
国民酒場
を
大平
さんが創設して、厳しい
耐乏生活
と激しい勤労に疲れた
庶民
のためにささやかな息抜きの場を考え出されたという話は有名であります。 また、あなたは、
池田内閣
の
官房長官
のとき「
総理
・
総裁
たる方は徹底的に
庶民
になり切っていただかなければならない」と進言しておられました。しかし、あなた御自身が政権の座につかれ、為政者の
立場
に立たれたとき、
庶民
の心を理解することのむずかしさに、改めて割り切れない、
やり場
のない
気持ち
を抱かれたこともあるのではないでしょうか。
大平哲学
と言われ、ときには高僧の諦観にも似た
大平
さんの言動は、きわめて慎重でありました。それを、
庶民
の心を
政治
に生かそうとして生かし切れなかった苦悩のあらわれと感じますのは、私だけであったのでしょうか。 そのような
大平
さんの
人間
らしい姿に、私
たち
はもはや再び接することができないと
思い
ますときに、
万感胸
に迫るものを禁じ得ないのであります。(
拍手
)
大平
さん、あなたは、何の予告もなく、突如襲ってきた病のために、党首として
選挙戦
の陣頭に立つことができなかったことは、何よりも無念であったでありましょう。 御逝去の前夜まで、
選挙
を案じ、ベネチア・サミットヘの出席に執念を燃やし続けておられた
大平
さんは、奥様を初め近親の
方々
、
医師団一体
となっての看護もむなしく、ついに七十歳の生涯を閉じられました。まさに殉職と言うべきものでありましょう。返す返すも残念でなりません。御家族の
方々
の御心情をお察しいたしますとき、まことに痛恨の念を禁じ得ないのであります。(
拍手
) 去る九日、全
国民
が心からの
弔意
を表する中で、
大平総理
の
内閣
・
自由民主党合同葬儀
が、しめやかなうちにも盛大にとり行われました。
ラーマン・バングラデシュ大統領
、
シュライヤー・カナダ総督
、
カーター米国大統領
、
フレーザー豪州首相
、
華国鋒中国首相
など、五十カ国、二
国際機関
の
外国代表
が
葬儀参列
のために遠路はるばる来日せられました。このことも、
大平総理
が、内政問題のみならず、
国際友好親善
の上に大きな
業績
を残された証左であります。
国際社会
からの
信頼
がいかに厚かったかを如実に物語っております。(
拍手
) いま、八〇年代の厳しい
状況
のもとで、
政治
の進路について新しい対応と選択が問われているとき、すぐれた
政治
の
指導者大平正芳
君が逝去せられましたことは、
ひとり自由民主党
のみならず、
わが国
にとりましてもまことに大きな損失と申さなければなりません。(
拍手
) しかし、
大平
さんの歩んでこられた大きな足跡は、
わが国政治史上
に必ずさん然と光彩を放ち、同時に、
政治家
である前に一個の
人間
であろうとした
人間政治家大平
さんの遺徳は、今後とも
日本国民
の胸の中に温かい記憶となって残り続けるであろうことを信じてやみません。(
拍手
)
大平
さん、あなたに課せられた宰相という厳しい
重責
は、あなたに一刻の休息をも許しませんでした。本当に御苦労さまでした。 ここに、ありし日の
大平正芳
君の面影をしのぶとともに、その御
功績
をたたえ、心から御冥福をお祈りいたしまして、
追悼
の
言葉
といたします。(
拍手
)
————◇—————
日程
第一
皇室会議予備議員
の
選挙
日程
第二
皇室経済会議予備議員
の
選挙
日程
第三
裁判官弾劾裁判所裁判員
及び同
予備員
の
選挙
日程
第四
裁判官訴追委員
及び同
予備員
の
選挙
日程
第五
検察官適格審査会委員
及び同
予備委員
の
選挙
日程
第六
国土開発幹線自動車道建設審議会委員
の
選挙
日程
第七
北海道開発審議会委員
の
選挙
日程
第八
国土審議会委員
の
選挙
日程
第九
日本ユネスコ国内委員会委員
の
選挙
日程
第十
鉄道建設審議会委員
の
選挙
福田一
6
○
議長
(
福田一
君)
日程
第一ないし第十に掲げました
各種委員等
の
選挙
を行います。
鹿野道彦
7
○
鹿野道彦
君
各種委員等
の
選挙
は、いずれもその手続を省略して、
議長
において指名せられ、
皇室会議予備議員
、
皇室経済会議予備議員
、
裁判官弾劾裁判所裁判員
の
予備員
、
裁判官訴追委員
の
予備員
の
職務
を行う
順序
については、
議長
において定められんことを望みます。
福田一
8
○
議長
(
福田一
君)
鹿野道彦
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
9
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
動議
のごとく決しました。
議長
は、
皇室会議予備議員
に
前尾繁三郎
君 及び
灘尾
弘吉君 を指名いたします。 なお、その
職務
を行う
順序
は、ただいま指名した
順序
によることといたします。 次に、
皇室経済会議予備議員
に
長谷川四郎
君 及び 秋田 大助君 を指名いたします。 なお、その
職務
を行う
順序
は、ただいま指名した
順序
によることといたします。 次に、
裁判官弾劾裁判所裁判員
に
上村千一郎
君
長谷川四郎
君
佐藤
文生君 松永 光君 稲葉 誠一君 前川 旦君 及び 沖本 泰幸君 を指名いたします。 また、
裁判官弾劾裁判所裁判員
の
予備員
に
山崎武三郎
君 高村 正彦君 日野 市朗君 及び 渡部
一郎
君 を指名いたします。 なお、
予備員
の
職務
を行う
順序
は、ただいま指名した
順序
によることといたします。 次に、
裁判官訴追委員
に 古井
喜實
君
小宮山重四郎
君 村山 達雄君 大西 正男君 小沢
一郎
君 中山 正暉君 広瀬 秀吉君 山花 貞夫君
石田幸四郎
君 及び 吉田 之久君 を指名いたします。 また、
裁判官訴追委員
の
予備員
に
羽田野忠文
君 青木 正久君 栂野 泰二君 白川 勝彦君 及び 岡本 富夫君 を指名いたします。 なお、
予備員
の
職務
を行う
順序
は、ただいま指名した
順序
によることといたします。 次に、
検察官適格審査会委員
に
天野
光晴
君
唐沢俊二郎
君
角屋堅次郎
君 及び
市川
雄一
君 を指名いたします。 また、
熊川次男
君を
天野光晴
君の
予備委員
に、
山崎武三郎
君を
唐沢俊二郎
君の
予備委員
に、
野口幸一
君を
角屋堅次郎
君の
予備委員
に、
草川昭三
君を
市川雄一
君の
予備委員
に 指名いたします。 次に、
国土開発幹線自動車道建設審議会委員
に
櫻内
義雄
君
二階堂
進君
安倍晋太郎
君 田村 元君 楯 兼次郎君 井上 普方君 浅井 美幸君 及び 渡辺 武三君 を指名いたします。 次に、
北海道開発審議会委員
に 箕輪 登君 川田 正則君 高橋 辰夫君 池端 清一君 及び 斎藤 実君 を指名いたします。 次に、
国土審議会委員
に 中野
四郎
君 三池 信君
天野
光晴
君 田澤 吉郎君
村田敬次郎
君 八木 昇君
中村
茂君 北側 義一君 及び 稲富
稜人君規
を指名いたします。 次に、
日本ユネスコ国内委員会委員
に 羽田 孜君
池田
淳君 湯山 勇君 及び 有島 重武君 を指名いたします。 次に、
鉄道建設審議会委員
に
櫻内
義雄
君
二階堂
進君
安倍晋太郎
君 田邊 誠君 西中 清君 及び
中村
正雄君 を指名いたします。
————◇—————
鹿野道彦
10
○
鹿野道彦
君
議事日程追加
の
緊急動議
を
提出
いたします。 すなわち、
議院運営委員長提出
、
衆議院事務局職員定員規程
の一部を改正する
規程案
は、
委員会
の
審査
を省略して、この際これを上程し、その
審議
を進められんことを望みます。
福田一
11
○
議長
(
福田一
君)
鹿野道彦
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
12
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
は追加せられました。
—————————————
衆議院事務局職員定員規程
の一部を改正する
規程案
(
議院運営委員長提出
)
福田一
13
○
議長
(
福田一
君)
衆議院事務局職員定員規程
の一部を改正する
規程案
を
議題
といたします。
委員長
の
趣旨弁明
を許します。
議院運営委員会理事森美秀
君。 〔
森美秀
君
登壇
〕
森美秀
14
○
森美秀
君 ただいま
議題
となりました
衆議院事務局職員定員規程
の一部を改正する
規程案
につきまして、提案の
趣旨
を御説明申し上げます。 この
規程案
は、
職員
の
定員
千七百十四人を千七百二十人に改めようとするもので、その内容は、今
国会
から
科学技術委員会
及び
環境委員会
が設置されたことに伴い、
調査要員
六人を七月二十五日から増員するものであります。 本
規程案
は、
議院運営委員会
において起草、
提出
したものであります。 何とぞ、御賛同くださるようお願い申し上げます。(
拍手
)
—————————————
福田一
15
○
議長
(
福田一
君) 採決いたします。
本案
を可決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
16
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は可決いたしました。
————◇—————
鹿野道彦
17
○
鹿野道彦
君
議事日程追加
の
緊急動議
を
提出
いたします。 すなわち、この際、
請願日程
六件とともに、本日
委員会
の
審査
を終了した
新岡山空港
の
整備促進
に関する
請願外
十
請願
を追加して
一括議題
となし、その
審議
を進められんことを望みます。
—————————————
〔
追加請願
の件名は
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
福田一
18
○
議長
(
福田一
君)
鹿野道彦
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
19
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
は追加せられました。
—————————————
請願日程
傷病恩給等
の
改善
に関する
請願外
五
請願
新岡山空港
の
整備促進
に関する
請願外
十
請願
福田一
20
○
議長
(
福田一
君)
傷病恩給等
の
改善
に関する
請願外
十六
請願
を一括して
議題
といたします。
—————————————
〔
報告書
は
会議録追録
(二)に
掲載
〕
—————————————
福田一
21
○
議長
(
福田一
君) 各
請願
は
委員長
の
報告
を省略して採択するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
22
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
————◇—————
委員会
の
閉会
中
審査
に関する件
福田一
23
○
議長
(
福田一
君) お諮りいたします。
懲罰委員会
を除く
内閣委員会外
十六
常任委員会
並びに
災害対策特別委員会外
六
特別委員会
から、
閉会
中
審査
いたしたいとの
申し出
があります。
—————————————
〔
閉会
中
審査案件
は
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
福田一
24
○
議長
(
福田一
君) 各
委員会
において
申し出
のとおり
閉会
中
審査
するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
25
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
福田一
26
○
議長
(
福田一
君) お諮りいたします。
内閣提出
、
日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案
は、
運輸委員会
において
閉会
中
審査
することといたしたいと存じます。これに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
—————————————
福田一
27
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、さよう決定いたしました。 次に、
内閣提出
、
郵便法等
の一部を改正する
法律案
は、
逓信委員会
において
閉会
中
審査
することといたしたいと存じます。これに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
福田一
28
○
議長
(
福田一
君)
起立
多数。よって、さよう決定いたしました。 次に、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(
鉄道労働組合関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(
国鉄労働組合関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(
国鉄動力車労働組合
関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(全
国鉄施設労働組合関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(全
国鉄動力車労働組合
連合会
関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(
国鉄千葉動力車労働組合関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(全逓
信労働組合関係
)、
公共企業体等労働関係法
第十六条第二項の
規定
に基づき、
国会
の
議決
を求めるの件(
全日本郵政労働組合関係
)、右八件は、
社会労働委員会
において
閉会
中
審査
することといたしたいと存じます。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
29
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
————◇—————
事務総長辞任
の件
福田一
30
○
議長
(
福田一
君) お諮りいたします。
事務総長
大久保孟君から、
事務総長
を辞任いたしたいとの
申し出
があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
31
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、許可するに決しました。
————◇—————
事務総長
の
選挙
福田一
32
○
議長
(
福田一
君) つきましては、これより
事務総長
の
選挙
を行います。
鹿野道彦
33
○
鹿野道彦
君
事務総長
の
選挙
は、その手続を省略して、
議長
において指名されんことを望みます。
福田一
34
○
議長
(
福田一
君)
鹿野道彦
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福田一
35
○
議長
(
福田一
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
動議
のごとく決しました。
議長
は、
事務総長
に荒尾正浩君を指名いたします。 〔
拍手
〕
————◇—————
福田一
36
○
議長
(
福田一
君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。 総
選挙
後の新しい構成のもと、
諸君
の御協力により、ここに諸般の態勢を整えることができました。衷心より謝意を表する次第であります。
諸君
におかれましては、御自愛の上、一層御活躍あらんことを切望してやみません。(
拍手
)
————◇—————
福田一
37
○
議長
(
福田一
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時四十一分散会
————◇—————