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村田秀三君
給与局長のお答えですね、
検討されている、苦労しているんだろうと思うんです、私もよくわかります。ただ、いま申し上げましたのは
所沢の
生活環境を調査して、それじゃまあ東京は八%だが、あそこは新たに乙に
指定するかと、こういうことの
検討はこれ当然日常の問題としてされねばならぬと私は思うんですね。でいま私が申し上げていますのは居住地がここにあるんだから、東京に。だとすれば、結局
生活保障給の要素が
かなり強いとするならば、
生活の場を重点に給与を
考えてみてはどうか、これはいままでとられてまいりましたところの基本的な給与の理論構成を
考えることにもなるわけですから、これは大変なことです。一朝に結論が出るとは思いませんけれ
ども、そういうものを
考えてよい時期であるという
一つの問題提起、同時にまたこれはまあ永久にそこに勤務する限りは認めていくんだということであれば、官署
指定ということもこれはあるわけですから、そういう問題も含めてやはり厚生
大臣かなりの決意を持っておるようですから、
政府全体の問題になっていくだろうと私は期待をいたしますけれ
ども、そういう方向で処理を願いたい、こう思います。
〔
委員長退席、理事林ゆう君着席〕
時間がございませんので、
高杉委員にこれから引き継ぐ
部分も出てくるわけですが、その入口の問題として、この間
説明を聞きまして、あそこの職員ですね、定数は二百十三名だと、こう言うんです。いままでの三
センター現在員が二百七名、それで六名追加したと、こう言うんですね。これは何か目の子計算でやっているんじゃないかという
感じがしてきました、率直に言って。あれだけの膨大な
施設でもありますよね。それから
あと内容的にもいままでに例のないような充実されたものができるであろう、こう私は思っておるんです。で、それに何といいますか、管理部門なんていうのは
かなりやっぱり縮小されるという、三
センターの人員そのままつまり庶務に全部充当するということになるのかどうかそれはわかりませんけれ
ども、そういう部門は多少縮小——いままでの三
センターの人員よりも
かなり変化があるんじゃないかという
感じはいたしますが、しかしどうも目の子計算じゃないかということなんですね。だから、基準は一体どういうふうにして算出したんだろうという疑問を
一つ持ってまいりました。まあやってみてから
検討するというならそれでもよし。いずれにしろ、これはまさに
施設に適合したところの管理でなければならないし、人員配置でなければならぬ、こういう問題です。
それから
あと、聞きますとそこの職員が宿日直をやるんだと、こういうことなんですね。ところが、収容されている人は特殊な
方々ですよね。介護を必要とする人々です。まかり間違って間違いがあったら、これはもうあなた方の責任になるわけですから、そういう意味ではやっぱり多少その身体の
障害の度合いに応じて、また種類に応じていろいろ介護をできる専門的な知識も持ちながら、なおかつ夜間の責任を持つというためには専門的な人を配置しなくてはなるまい、こう思っているんです。庶務の人が一週間に一遍ずつ泊まりましたと、八時になりましたら一回りしてきて寝ましたでは。朝八時になりました、起きました、次の日一日勤務したでは、これはちょっとあの
施設について世界からあなた多くの人々が見学に来たときに恥ずかしい話だと私は思っているんです。その辺のところの所見をひとつお伺いいたします。これは
検討しなくちゃならぬと私は思っているんです。