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1978-03-31 第84回国会 参議院 本会議 第12号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
五十三年三月三十一日(金曜日) 午後零時九分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第十二号
昭和
五十三年三月三十一日 正午
開議
第一 千九百七十年六月十九日に
ワシントン
で 作成された
特許協力条約
の
締結
について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 第二
沖繩振興開発金融公庫法
の一部を
改正
す る
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第三
有価証券取引税法
の一部を
改正
する
法律
案(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第四
租税特別措置法
及び
国税収納金整理資金
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣
提出
、
衆議院送付
) 第五
森林組合合併助成法
の一部を
改正
する法
律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第六
計量法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提
出) 第七
義務教育
諸
学校施設費国庫負担法
の一部 を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第八
放送法
第三十七条第二項の
規定
に
基づ
き、
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 第九
地方税法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣
提出
、
衆議院送付
) 第一〇
法務省設置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
日程
第一より第一〇まで 一、
公害健康被害補償法
の一部を
改正
する
法律
案(
内閣提出
、
衆議院送付
)
—————
・
—————
安井謙
1
○
議長
(
安井謙
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一 千九百七十年六月十九日に
ワシントン
で作成された
特許協力条約
の
締結
について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外務委員長安孫子藤吉
君。 〔
安孫子藤吉
君
登壇
、
拍手
〕
安孫子藤吉
2
○
安孫子藤吉
君 ただいま
議題
となりました
特許協力条約
につきまして、
外務委員会
における審議の
経過
と結果を御
報告
をいたします。 従来、
同一
の
発明
について複数の国で
特許等
を
取得
しようとする場合には、
出願人
は
各国語
で
出願書類
を作成し、
各国ごと
に
出願手続
をとらなければならず、他方、
各国
の
特許庁
は、
同一
の
発明
であっても、それぞれ独自に
調査
、
審査
を行っていたものであります。 かかる状況を改善するため、この
条約
は、
締約国
の
国民
が
自国
の
特許庁
に
自国語
で国際
出願
することができ、これが受理されれば、
出願人
の指定する
外国
においても正規の
出願
としての
効果
が与えられることを定めるとともに、その
出願
に対する
国際調査制度等
について
規定
したものであります。
委員会
における
質疑
の詳細は
会議録
によって御承知を願います。 昨三十日、
質疑
を終え、別に
討論
もなく、
採決
の結果、
本件
は
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
いたします。(
拍手
)
安井謙
3
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
4
○
議長
(
安井謙
君)
総員起立
と認めます。よって、
本件
は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
安井謙
5
○
議長
(
安井謙
君)
日程
第二
沖繩振興開発金融公庫法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
沖繩
及び北方問題に関する
特別委員長岡田広
君。 〔
岡田広
君
登壇
、
拍手
〕
岡田広
6
○
岡田広
君 ただいま
議題
となりました
沖繩振興開発金融公庫法
の一部を
改正
する
法律案
について、
沖繩
及び北方問題に関する
特別委員会
における
審査
の
経過
及び結果について御
報告
いたします。
沖繩振興開発金融公庫
は、
日本
開発
銀行、
国民
金融
公庫
、
農林漁業金融公庫
、
中小企業金融公庫
などの一銀行六
公庫
の業務を一元的に行う
総合公庫
として、
沖繩
の
本土復帰
とともに設立され、
沖繩
における
経済
の
振興
と
社会
の
開発
のために必要な
資金
を融通しているのでありますが、
本案
は、
産業
の
振興開発
をさらに積極的に
促進
するため、
沖繩振興開発金融公庫
に対して、従来の
融資機能
のほかに、新たに
民間企業
に対する
出資機能
及び
債務保証機能
を付与することとし、そのための
規定
の
整備
を図ろうとするものであります。
委員会
におきましては、
公庫
の
出資対象
と予想される
各種
の
プロジェクト構想
、
資金
間の
資金流用
の
実情
、
沖繩振興開発計画後期
の
課題
、
失業者対策
及び
水資源
の
確保対策等
について熱心な
質疑
がなされましたが、その詳細は
会議録
に譲ることを御了承願います。
質疑
を終わり、
討論
に入りましたが、別に
発言
もなく、
採決
の結果、
本案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。なお、
本案
に対しては、
公庫
の
運営
に地元の意向を十分反映させること、
公庫
の
融資
については特に
中小零細企業向け資金
を十分確保し、利用し易いよう配慮すること、
公庫
が
出資
及び
債務保証
を行うに当たっては
地場産業
の
振興開発
及び雇用の
拡大
など
県民生活
の
向上
につながるよう配慮することという
附帯決議
を行っております。 以上御
報告
を終わります。(
拍手
)
安井謙
7
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
8
○
議長
(
安井謙
君)
総員起立
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。
—————
・
—————
安井謙
9
○
議長
(
安井謙
君)
日程
第三
有価証券取引税法
の一部を
改正
する
法律案
日程
第四
租税特別措置法
及び
国税収納金整理資金
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
大蔵委員長嶋崎均
君。 〔
嶋崎均
君
登壇
、
拍手
〕
嶋崎均
10
○
嶋崎均
君 ただいま
議題
となりました両案につきまして、
委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 両案は、いずれも、最近における
財政事情
と
社会経済情勢
の推移に顧み、今次
税制改正
の
一環
としてとられたものであります。 まず、
有価証券取引税法
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げます。
本案
は、
株券等
に係る
有価証券取引税
の
税率
を、一般の
譲渡
の場合は
現行
の一万分の三十から一万分の四十五に、
証券会社
が売買により
譲渡
する場合は
現行
の一万分の十二から一万分の十八に、それぞれ引き上げるほか、
登録公社債
の
譲渡
について
所要
の
規定
の
整備
を図ろうとするものであります。
委員会
におきましては、
有価証券取引税
の
税率水準
の
あり方
、
有価証券譲渡益
に対する
課税強化
の問題、
公社債
の
大量発行下
における
公社債市場育成
の
方向等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終了し、
討論
なく、
採決
の結果、
本案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、
本案
に対し、
有価証券譲渡益
に対する
課税強化
を
検討
すべきである旨の
各派共同提案
に係る
附帯決議
が付されました。 次に、
租税特別措置法
及び
国税収納金整理資金
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げます。
本案
は、
税負担
の
公平確保
の見地から
租税特別措置
の一層の
整理合理化
を推進するとともに、
内需拡大等
の観点から
設備投資
及び
住宅建設
の
促進
のための諸
措置
を講ずるほか、税収の
年度所属区分
の
変更等
を行おうとするものであります。 すなわち、
企業関係
の
特別措置
については、
公害防止準備金等
十一
項目
の
廃止
及び
価格変動準備金
の
積立率
の
引き下げ等
、既存の
特別措置
の
整理合理化
を行うとともに、
外国子会社等
を通ずる
租税回避行為
を防止するための
タックスヘーブン対策税制
を導入する一方、
省エネルギー設備等特定機械設備
を
取得
した場合の
税額控除制度
、
認定中小企業者
の
欠損金
の繰り戻しによる還付の
特例制度
を設けることとしております。 また、
住宅建設
の
促進
及び
優良宅地
の
供給等
に資するため、
民間金融機関等
の
融資等
を受けて
住宅
を
取得
した者に係る
住宅取得控除額
を引き上げ、
土地譲渡益重課
の
適用除外要件
である
適正利益要件
を
適正価格要件
に改めることとするほか、
揮発油税
の
税率
の
特例等
、
期限
の到来する
特別措置
について、
実情
に応じその
適用期限
を延長する等、
所要
の
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
所得税減税
と
公共事業
との
経済効果
の相違、新
増税
を含めた今後の
財源調達
及び
財政運営
の
あり方
、
利子配当課税
及び
社会保険診療報酬課税
の
是正
についての
政府見解等
の諸問題について
質疑
が行われたほか、
参考人
の
意見
を聴取いたしましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終了し、
討論
に入りましたところ、
日本社会党
を代表して
福間知之委員
より、公明党を代表して
塩出啓典委員
より、
日本共産党
を代表して
渡辺武委員
より、民社党を代表して
中村利次委員
よりそれぞれ
反対
、自由民主党・
自由国民会議
を代表して
細川護煕委員
より
賛成
する旨の
意見
が述べられました。
討論
を終わり、
本案
について
採決
の結果、
可否同数
となりましたので、
委員長
これを決し、
本案
は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、
本案
に対し、
各種準備金等
についての
特例措置
の
整理合理化
、
法人課税
の
基本的あり方
についての
検討
、
利子配当所得
の
総合課税化
の
検討等
十二
項目
にわたり、その推進に努めるべきである旨の
各派共同提案
に係る
附帯決議
が付されました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
安井謙
11
○
議長
(
安井謙
君)
租税特別措置法
及び
国税収納金整理資金
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
に対し、
討論
の通告がございます。
発言
を許します。
穐山篤
君。 〔
穐山篤
君
登壇
、
拍手
〕
穐山篤
12
○
穐山篤
君 私は、
日本社会党
を代表し、ただいま
議題
となりました
租税特別措置法
などの一部を
改正
する
法律案
に対し、これに強く
反対
する
態度
を表明し、
反対
の
討論
を行うものであります。(
拍手
) まず第一は、今日
国民
は、税の不公正、不公平に対してきわめて強い不満を持っています。にもかかわらず、
政府
は今回もこれに全くこたえていないという点であります。 すなわち、
税調答申
さえもつまみ食いを行い、積極的に
税金
の
抜本的見直し
を行おうとしていない
態度
は、全く遺憾のきわみであります。
国民
の
税金
に対します率直な意識は、
所得税
が高い、大
企業
に手厚い保護を与えている、
特別措置
が偏っている、
医師
の
特例
にいまだ手をつけていない、さらに、
徴税漏れ
や脱税などを放置をしているなど、数え上げれば枚挙にいとまはありません。このような厳しい
国民世論
に対処するためには、まず不
公正税制
の
切開手術
に着手することが先決であります。今回の
特別措置
九十一
項目
中、
廃止
がたったの十一
項目
、縮減が二十六
項目
のみを見ても明らかであります。したがいまして、当面、
政策減税
につきましては速やかに全廃をする、あるいは全面的に
見直し
の
実施
をする、このことを明言することが必要ではないでしょうか。 特にこの際指摘をしなければなりませんのは、いわゆる
医師
の
優遇措置
についてであります。今回もたな上げをいたしましたことは言語道断であります。この
措置
は確かに
議員立法
によるものではありますけれども、今日ではひとしく
国民注目
の
政治課題
であり、したがって、与党の
態度いかん
にかかわらず、まず
政府
みずからが進んで今年中にこれを必ず
廃止
することを
国民
の前に公約することが、
税制
、
税金
に関する
国民
の信頼を
回復
する手がかりであります。いまや
総理大臣
の決断が問われなければならないと強く考えるところであります。 次に、
景気刺激
の
一環
といたしまして、
住宅ローン減税
、
法人
の
土地譲渡益重課
の緩和につきましても、本来安定的な
宅地供給
の
政策
がなければその実効は期待ができず、かえって、最近の傾向では、思惑も絡みまして
土地価格
の値上がりを
促進
をしておるのであります。長期にわたり
不良土地
を抱え
金利
に追われました一部
悪徳業者
に対する甘い
措置
は断じて許すわけにはいきません。 また、今回の
改正
を契機といたしまして、
大手業者
は、
土地
、
宅地
、
住宅
などで
中小業者
の分野にも進出する危険を一層はらんでいる点について注目しなければならないと思うわけであります。今回の
改正措置
を基礎にいたしまして、
宅地
百八十五平米、建物九十平米をモデルとして見た場合に、
新築住宅
二千百万円の支払いに対しまして
税金
は三十四万四千円となります。一方、
中古住宅
を千七百万円で
取得
した場合には、その
税金
は六十八万円となるわけであります。このような重大な矛盾を放置したままの
土地住宅減税
は一層不公平を
拡大
することになると思うわけであります。
住宅
の
取得
や
増改築
など
庶民
のささやかな
減免要求
に対しましても十分こたえておらず、相変わらず
庶民
の夢をぶち壊したと言うことができます。 次に、きわめて評判の悪い今回の
改正措置
の中にありまして、
タックスヘーブン対策税制
は唯一のヒットでありましょう。しかし、これにいたしましても
実施
がまことに遅過ぎると考えます。また、
適確
に徴税することができるかどうかについても大きな
課題
を残しているわけであります。
高度成長期
に先を争って海外に
子会社
を設立し、
隠し利益
に狂奔したときにこそ課税して初めて、その
効果
はあったのではないでしょうか。これも、
政府
の不
公正税制改善
への意欲が欠如していた何よりの証左であろうと思うわけであります。 第五に指摘しなければならない点は、今後の
税金
に対します
政府
の
態度
であります。
政府
は、さきに今後の「
財政収支
について」というものを発表し、しきりに大
増税
の時来ると宣伝をし、
国民
を無理やり
増税
やむなしの
世論
の誘導を行っておりまけすれども、全く不遜な
態度
と言わなければなりません。今
年度
も、取りやすい酒税の引き上げに手をつけると同時に、
使用目的
を
昭和
五十三年三月三十一日
参議院会議録
第十一限定した
石油税
の創設が準備されています。しかし、いまや天の声は、まず徹底的に不
公正是正
に取り組み、
景気回復策
の重大な支えとしての
所得税減税
を大胆に断行することであります。さもなければ、最近の歌の題名ではありませんけれども、「勝手にしゃがれ」という気持ちに
国民
を追いやることになりかねません。
カーター大統領
は、一九七八年
経済報告
の中で、
アメリカ経済
の
回復
を図り、
企業
の
投資拡大
を図るためにも、個人の
所得税
で百七十億ドル、
法人税
で六十億ドル、合計しましてほぼ二百五十億ドルに上る
減税
を新
年度
から
実行
に移すと提起をしております。これは邦貨にいたしまして六兆円程度になり、
予算規模
に対し六%の割合を占めることになります。仮にこの考え方を
日本
に当てはめてみるならば、約二兆円
相当額
の
減税
になると考えるわけであります。
福田総理
も、
カーター大統領
の英知に学んだらどうだろうかというふうに考えるところであります。今日こそ発想の転換と
実行
が
日本
を救う
政治姿勢
と考えます。 さて、わが党は、すでに本
年度
の不
公正是正
、
所得税減税
の
あり方
について方針を明らかにし、その
財源確保
についても
態度
を内外に発表したところでありましたが、当面
緊急事態
に対処するために、
野党
五党によります一兆二千億円に上る
減税要求
を行ったのであります。これに対します
政府
の回答は、わずか三千四百億円であります。すなわち、
政府試案
による
所得減税
三千億円は、
標準世帯
で一万五千円の戻し税となるわけであります。しかし、一方、
預貯金金利
の
引き下げ計画
によるならば、一
世帯当たり
二万円を超える
利子
の目減りとなり、
減税
以上の減収が明らかであります。これでは
国民生活
の安定、
消費購買力
の
向上
にならないとともに、
景気浮揚
の足を引っ張る結果となります。いまからでも遅くないと思います。
野党
の示す一兆二千億円
減税
に踏み切るべきであると考えるわけであります。先ほど
委員長
の御
報告
にもありましたように、今回の
改正
に伴う
附帯決議
が何と十二
項目
にわたって可決されております。
安井謙
13
○
議長
(
安井謙
君)
穐山
君、時間が超過しておりますから、簡潔に願います。
穐山篤
14
○
穐山篤
君(続) このことを見ましても、大きく裏づけているものであります。 最後に強調しなければならない点は、五十二年、五十三年
予算編成
を通しまして、
政府
の一貫した
態度
は、もっぱら
財源確保
のみに終始しているのが特徴であります。大量の国債の
発行
、
決算調整資金
の新設、巨額の
予備費
、かてて加えて
国税収納金
の
区分変更
など、一連の
異例措置
を次々ととろうとしている点であります。これは、
予算編成技術
といたしましては近年まれに見る才覚とは言えますけれども、
財政法
の
規定
する精神や趣旨を形骸化しようとするもので、全く納得できません。今日ほど、節度ある
健全財政
の確立、
財政
の
民主主義
が強く要求されているときはありません。
安井謙
15
○
議長
(
安井謙
君)
穐山
君、時間が超過しております。簡単に願います。
穐山篤
16
○
穐山篤
君(続) これら
異例ずくめ
の
事態
をつくった
政府
の責任を強く追及をして、私の
反対討論
を終わります。(
拍手
)
安井謙
17
○
議長
(
安井謙
君) これにて
討論
は終局いたしました。 これより
採決
をいたします。 まず、
有価証券取引税法
の一部を
改正
する
法律案
の
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
18
○
議長
(
安井謙
君)
総員起立
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。
—————
・
—————
安井謙
19
○
議長
(
安井謙
君) 次に、
租税特別措置法
及び
国税収納金整理資金
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
の
採決
をいたします。 表決は
記名投票
をもって行います。
本案
に
賛成
の
諸君
は
白色票
を、
反対
の
諸君
は
青色票
を、御
登壇
の上、御
投票
を願います。
議場
の
閉鎖
を命じます。
氏名点呼
を行います。 〔
議場閉鎖
〕 〔
参事氏名
を
点呼
〕 〔
投票執行
〕
安井謙
20
○
議長
(
安井謙
君)
投票漏れ
はございませんか。
——投票漏れ
はないと認めます。
投票箱閉鎖
。 〔
投票箱閉鎖
〕
安井謙
21
○
議長
(
安井謙
君) これより開票いたします。
投票
を
参事
に計算させます。
議場
の
開鎖
を命じます。 〔
議場開鎖
〕 〔
参事投票
を計算〕
安井謙
22
○
議長
(
安井謙
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十三票
白色票
百二十五票
青色票
九十八票 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
)
—————
・
—————
〔参照〕
賛成者
(
白色票
)
氏名
百二十五名
安孫子藤吉
君 青井 政美君 浅野 拡君 井上 吉夫君 伊江 朝雄君
岩動
道行君 石破 二朗君 石本 茂君 糸山英
太郎
君 稲嶺
一郎
君 岩上 二郎君 岩崎 純三君 上原 正吉君 植木
光教
君 江藤 智君
衛藤征士郎
君
遠藤
要君
遠藤
政夫君 小澤
太郎
君 大石
武一
君 大島 友治君 大鷹 淑子君
大谷藤之助
君
岡田
広君 長田 裕二君 加藤 武徳君 梶木 又三君 金井 元彦君 金丸
三郎
君 上條 勝久君 亀井
久興
君
亀長
友義君
河本嘉久蔵
君 木村 睦男君 北 修二君
久次米健太郎
君 楠 正俊君
熊谷太三郎
君
熊谷
弘君 源田 実君 小林 国司君
古賀雷四郎
君 後藤
正夫
君 郡 祐一君 佐々木 満君 佐藤
信二
君
斎藤栄三郎
君
斎藤
十朗君 坂野 重信君 坂元 親男君 山東 昭子君 志村 愛子君
嶋崎
均君
下条進一郎
君
新谷寅三郎
君 菅野
儀作
君
鈴木
正一君
鈴木
省吾
君
世耕
政隆君 園田
清充
君 田代由紀男君 田原 武雄君
高橋
圭三君
高橋
誉冨
君 高平
公友
君 竹内 潔君 玉置 和郎君
塚田十一郎
君 土屋 義彦君 寺下 岩蔵君 戸塚 進也君 徳永 正利君
内藤誉三郎
君 中西
一郎
君
中村
啓一君
中村
太郎
君
中村
禎二君 中山
太郎
君 永野 嚴雄君 夏目
忠雄
君 鍋島 直紹君
成相
善十君 西村 尚治君
野呂田芳成君
長谷
川信
君 秦野 章君 初
村滝一郎
君
鳩山威一郎
君 林 寛子君 林 ゆう君 原 文兵衛君
桧垣徳太郎
君 平井 卓志君
福岡日出麿
君 福島 茂夫君 藤井 裕久君 藤川 一秋君 藤田 正
明君
二木 謙吾君
降矢
敬義君
降矢
敬雄
君
細川
護煕
君 堀内
俊夫
君 堀江
正夫
君 真鍋 賢二君 前田 勲男君 増岡 康治君 増田 盛君 町村 金五君 丸茂 重貞君 三善
信二
君 宮田 輝君 最上 進君 望月 邦夫君
森下
泰君 八木
一郎
君 安田 隆
明君
山崎
竜男君 山内
一郎
君 山本 富雄君 吉田 実君 有田 一寿君
柿澤
弘治君 森田 重郎君 河野 謙三君 ———
—————
—————
反対者
(
青色票
)
氏名
九十八名 阿
具根
登君
赤桐
操君
茜ケ久保重光
君 秋山 長造君
穐山
篤君
案納
勝君 上田 哲君 小野
明君
大木 正吾君 大塚 喬君 大森 昭君 粕谷 照美君 片岡 勝治君 勝又
武一
君 川村 清一君
久保
亘君 栗原
俊夫
君 小谷 守君 小柳 勇君 小山 一平君 坂倉 藤吾君
志苫
裕君 瀬谷 英行君
田中寿美子
君 高杉 廸忠君 竹田
四郎
君 対馬
孝且君
寺田
熊雄
君
戸叶
武君 野口 忠夫君 野田 哲君 浜本 万三君 広田 幸一君
福間
知之
君 松前 達郎君 松本 英一君 村沢 牧君 村田 秀三君 目黒今朝次郎君
森下
昭司君 矢田部 理君 安恒 良一君
山崎
昇君 和田 静夫君 阿部 憲一君 相沢 武彦君 和泉 照雄君 内田
善利
君 太田 淳夫君 柏原 ヤス君
上林繁次郎
君 桑名 義治君 小平 芳平君
塩出
啓典
君 渋谷 邦彦君
白木義一郎
君
鈴木
一弘君
田代富士男
君 多田
省吾
君 中尾 辰義君 中野
明君
二宮
文造
君 馬場 富君 原田 立君 藤原 房雄君 三木
忠雄
君 峯山
昭範
君 宮崎 正義君 矢追 秀彦君 矢原 秀男君 渡部 通子君
小笠原貞子
君 沓脱タケ子君 小巻 敏雄君 下田 京子君 立木 洋君
内藤
功君 橋本 敦君 安武 洋子君 山中 郁子君
渡辺
武君
柄谷
道一君 木島 則夫君 栗林 卓司君 三治 重信君 田渕 哲也君
中村
利次君 藤井 恒男君 向井 長年君 柳澤 錬造君 和田 春生君 青島 幸男君 喜屋武眞榮君 山田 勇君 江田 五月君 田 英夫君 秦 豊君 前島英
三郎
君 ─────・─────
安井謙
23
○
議長
(
安井謙
君)
日程
第五
森林組合合併助成法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。農林水産
委員長
鈴木
省吾
君。 〔
鈴木
省吾
君
登壇
、
拍手
〕
鈴木省吾
24
○
鈴木
省吾
君 ただいま
議題
となりました
法律案
について、農林水産
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
いたします。
本案
は、森林組合の合併につき、
現行
法の適用を受ける合併及び事業経営計画の認定を都道府県知事から受ける申請の
期限
が本年三月末となっておりますのを、五カ年間延長して、
昭和
五十八年三月末までにしようとするものであります。
委員会
におきましては、林業の一般情勢、既往の合併の実績、今後の認定基準や合併目標等が問題になりました。
質疑
を終わり、別に
討論
もなく、
採決
の結果、
本案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 右御
報告
いたします。(
拍手
)
安井謙
25
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
26
○
議長
(
安井謙
君)
総員起立
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。
—————
・
—————
安井謙
27
○
議長
(
安井謙
君)
日程
第六
計量法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。商工
委員長
楠正俊君。 〔楠正俊君
登壇
、
拍手
〕
楠正俊
28
○楠正俊君 ただいま
議題
となりました
計量法
の一部を
改正
する
法律案
について、商工
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、国際度量衡総会の決議等に
基づ
き、計量単位について
所要
の追加を行うとともに、公害計測の充実のため必要な計量器の範囲を
拡大
し、あわせて計量器製造事業の登録等の手数料を改定しようとするものであります。
委員会
におきましては、計量行政の方向と
改正
案の内容、公害計測の適正化に関する問題等について熱心な
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終わり、
討論
なく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、
本案
に対し、対馬理事より、計量単位の普及対策等三
項目
にわたる各会派共同の
附帯決議
案が
提出
され、
全会一致
をもってこれを本
委員会
の決議とすることに決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
安井謙
29
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
30
○
議長
(
安井謙
君)
総員起立
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。
—————
・
—————
安井謙
31
○
議長
(
安井謙
君)
日程
第七
義務教育
諸
学校施設費国庫負担法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。文教
委員長
吉田実君。 〔吉田実君
登壇
、
拍手
〕
吉田実
32
○吉田実君 ただいま
議題
となりました
法律案
について、文教
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、児童生徒急増市町村が設置する小中学校の校舎の新増築費に係る国の負担割合を三分の二に引き上げる
措置
を引き続き
昭和
五十七
年度
まで継続し、もって、公立文教施設
整備
の
促進
と関連市町村の
財政
負担の軽減を図ろうとするものであります。
委員会
におきましては、市町村の超過負担、屋内運動場・用地及び危険校舎の
整備
の
促進
、
宅地
開発
に伴う文教施設
整備
の
あり方
、高校対策などの諸問題について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知を願いたいと存じます。
質疑
を終わり、
討論
もなく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
を申し上げます。(
拍手
)
安井謙
33
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
34
○
議長
(
安井謙
君)
総員起立
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 ─────・─────
安井謙
35
○
議長
(
安井謙
君)
日程
第八
放送法
第三十七条第二項の
規定
に
基づ
き、
承認
を求めるの件(
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。逓信
委員長
栗原
俊夫
君。 〔栗原
俊夫
君
登壇
、
拍手
〕
栗原俊夫
36
○栗原
俊夫
君 ただいま
議題
となりました案件について、逓信
委員会
における
審査
の
経過
並びに結果を御
報告
いたします。 その概要を申し上げますと、まず、収支予算につきましては、事業収支は二十九億四千万円の赤字となっており、これは前二カ
年度
よりの繰越金をもって補てんすることにしております。また、事業計画におきましては、その重点を、視聴者意向の積極的吸収と事業
運営
面への的確な反映、難視聴解消のための中継局等の建設、放送番組の充実刷新、特に総合テレビの夜間番組の大幅刷新、受信料の確実な収納を図るための営業活動の強化等に置いているほか、受信料免除対象の一部を
廃止
することとしております。
委員会
におきましては、今後の経営見通し、公共放送としての番組編成の
あり方
、高層ビルなどによる受信障害の解消対策、受信料不払い対策等の諸問題について活発な
質疑
が行われました。
質疑
を終え、
採決
の結果、
本件
は
全会一致
をもってこれを
承認
すべきものと決定いたしました。 なお、
本件
に対し、
委員会
は
全会一致
をもって七
項目
にわたる
附帯決議
を付することといたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
安井謙
37
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。
本件
を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
38
○
議長
(
安井謙
君)
総員起立
と認めます。よって、
本件
は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。
—————
・
—————
安井謙
39
○
議長
(
安井謙
君)
日程
第九
地方税法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。地方行政
委員長
金井元彦君。 〔金井元彦君
登壇
、
拍手
〕
金井元彦
40
○金井元彦君 ただいま
議題
となりました
地方税法
の一部を
改正
する
法律案
について、地方行政
委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
いたします。 本
法律案
は、地方
税負担
の現状と地方
財政
の
実情
とにかんがみ、地方
税負担
の適正化及び地方税源の充実強化を図るため、
法人
の住民税均等割の
税率
及び都市計画税の制限
税率
の引き上げ並びに電気税の非課税
措置
等の
整理合理化
を行うとともに、料理飲食等消費税の基礎控除額及びガス税の免税点の引き上げ、特別
土地
保有税の課税の合理化のための
措置
を講ずる等の
所要
の
改正
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、今後における地方税源充実の方法、
法人
事業税の外形標準課税の導入と一般消費税構想との関連、高速有料道路に対する固定資産税の課税問題、
土地
政策
と特別
土地
保有税の合理化の意義、電気税の課税の
あり方
等について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知を願います。
質疑
を終わり、
討論
に入りましたところ、
日本社会党
を代表して野口委員より
反対
、自由民主党・
自由国民会議
を代表して望月委員より
賛成
、公明党を代表して阿部委員より
反対
、
日本共産党
を代表して沓脱委員より
反対
、民社党を代表して向井委員より
反対
の
意見
がそれぞれ述べられ、
採決
の結果、
本案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、
本案
に対しては、地方自治体の自主財源充実のための国・地方間の税源配分の再
検討
、個人住民税の負担の軽減、
産業
用電気税等の非課税
措置
の
整理合理化
等九
項目
にわたる
附帯決議
を行っております。 以上御
報告
いたします。(
拍手
)
安井謙
41
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。 表決は
記名投票
をもって行います。
本案
に
賛成
の
諸君
は
白色票
を、
反対
の
諸君
は
青色票
を、御
登壇
の上、御
投票
を願います。
議場
の
閉鎖
を命じます。
氏名点呼
を行います。 〔
議場閉鎖
〕 〔
参事氏名
を
点呼
〕 〔
投票執行
〕
安井謙
42
○
議長
(
安井謙
君)
投票漏れ
はございませんか。
——投票漏れ
はないと認めます。
投票箱閉鎖
。 〔
投票箱閉鎖
〕
安井謙
43
○
議長
(
安井謙
君) これより開票いたします。
投票
を
参事
に計算させます。
議場
の
開鎖
を命じます。 〔
議場開鎖
〕 〔
参事投票
を計算〕
安井謙
44
○
議長
(
安井謙
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十四票
白色票
百二十三票
青色票
百一票 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
)
—————
・
—————
〔参照〕
賛成者
(
白色票
)
氏名
百二十三名
安孫子藤吉
君 青井 政美君 浅野 拡君 井上 吉夫君 伊江 朝雄君
岩動
道行君 石破 二朗君 石本 茂君 糸山英
太郎
君 稲嶺
一郎
君 岩上 二郎君 岩崎 純三君 上原 正吉君 植木
光教
君 江藤 智君
衛藤征士郎
君
遠藤
要君
遠藤
政夫君 小澤
太郎
君 大石
武一
君 大島 友治君 大鷹 淑子君
大谷藤之助
君
岡田
広君 長田 裕二君 加藤 武徳君 梶木 又三君 金井 元彦君 金丸
三郎
君 上條 勝久君 亀井
久興
君
亀長
友義君
河本嘉久蔵
君 木村 睦男君 北 修二君
久次米健太郎
君 楠 正俊君
熊谷太三郎
君
熊谷
弘君 源田 実君 小林 国司君
古賀雷四郎
君 後藤
正夫
君 郡 祐一君 佐々木 満君 佐藤
信二
君
斎藤栄三郎
君
斎藤
十朗君 坂野 重信君 坂元 親男君 山東 昭子君 志村 愛子君
嶋崎
均君
下条進一郎
君
新谷寅三郎
君 菅野
儀作
君
鈴木
正一君
鈴木
省吾
君
世耕
政隆君 園田
清充
君 田代由紀男君 田原 武雄君
高橋
圭三君
高橋
誉冨
君 高平
公友
君 竹内 潔君 玉置 和郎君
塚田十一郎
君 土屋 義彦君 寺下 岩蔵君 戸塚 進也君 徳永 正利君
内藤誉三郎
君 中西
一郎
君
中村
啓一君
中村
太郎
君
中村
禎二君 中山
太郎
君 永野 嚴雄君 夏目
忠雄
君 鍋島 直紹君
成相
善十君 西村 尚治君
野呂田芳成君
長谷
川信
君 秦野 章君 初
村滝一郎
君
鳩山威一郎
君 林 寛子君 林 ゆう君 原 文兵衛君
桧垣徳太郎
君 平井 卓志君
福岡日出麿
君 福島 茂夫君 藤井 裕久君 藤川 一秋君 藤田 正
明君
二木 謙吾君
降矢
敬義君
降矢
敬雄
君
細川
護煕
君 堀内
俊夫
君 堀江
正夫
君 真鍋 賢二君 前田 勲男君 増岡 康治君 増田 盛君 町村 金五君 丸茂 重貞君 三善
信二
君 宮田 輝君 最上 進君 望月 邦夫君
森下
泰君 八木
一郎
君 安田 隆
明君
山崎
竜男君 山内
一郎
君 山本 富雄君 吉田 実君 河野 謙三君 前島英
三郎
君 ———
—————
—————
反対者
(
青色票
)
氏名
百一名 阿
具根
登君
赤桐
操君
茜ケ久保重光
君 秋山 長造君
穐山
篤君
案納
勝君 上田 哲君 小野
明君
大木 正吾君 大塚 喬君 大森 昭君 粕谷 照美君 片岡 勝治君 勝又
武一
君 川村 清一君
久保
亘君 栗原
俊夫
君 小谷 守君 小柳 勇君 小山 一平君 坂倉 藤吾君
志苫
裕君 瀬谷 英行君
田中寿美子
君 高杉 廸忠君 竹田
四郎
君 対馬
孝且君
寺田
熊雄
君
戸叶
武君 野口 忠夫君 野田 哲君 浜本 万三君 広田 幸一君
福間
知之
君 松前 達郎君 松本 英一君 村沢 牧君 村田 秀三君 目黒今朝次郎君
森下
昭司君 矢田部 理君 安恒 良一君
山崎
昇君 和田 静夫君 阿部 憲一君 相沢 武彦君 和泉 照雄君 内田
善利
君 太田 淳夫君 柏原 ヤス君
上林繁次郎
君 桑名 義治君 小平 芳平君
塩出
啓典
君 渋谷 邦彦君
白木義一郎
君
鈴木
一弘君
田代富士男
君 多田
省吾
君 中尾 辰義君 中野
明君
二宮
文造
君 馬場 富君 原田 立君 藤原 房雄君 三木
忠雄
君 峯山
昭範
君 宮崎 正義君 矢追 秀彦君 矢原 秀男君 渡部 通子君
小笠原貞子
君 沓脱タケ子君 小巻 敏雄君 下田 京子君 立木 洋君
内藤
功君 橋本 敦君 安武 洋子君 山中 郁子君
渡辺
武君
柄谷
道一君 木島 則夫君 栗林 卓司君 三治 重信君 田渕 哲也君
中村
利次君 藤井 恒男君 向井 長年君 柳澤 錬造君 和田 春生君 青島 幸男君 喜屋武眞榮君 山田 勇君 有田 一寿君
柿澤
弘治君 野末 陳平君 森田 重郎君 江田 五月君 田 英夫君 秦 豊君 ─────・─────
安井謙
45
○
議長
(
安井謙
君)
日程
第一〇
法務省設置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
内閣
委員長
塚田十一郎
君。 〔
塚田十一郎
君
登壇
、
拍手
〕
塚田十一郎
46
○
塚田十一郎
君 ただいま
議題
となりました
法務省設置法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
内閣
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本法案の内容は、矯正行政の適切な運用を図るため、
沖繩
刑務所及び東京医療少年院の位置の表示等を改めること、出入国管理行政を有効適切ならしめるため、羽田空港ほか三カ所に入国管理事務所の出張所を設置し、立川ほか二カ所の出張所を
廃止
すること等であります。
委員会
におきましては、矯正施設の老朽化状況及び移転要請の
実情
、刑務所の移転建設方式の
あり方
、また、成田空港問題に関し、警備体制の妥当性、治安対策立法の
検討
状況及び今後の
政府
の基本姿勢、在留韓国人崔氏にまつわる疑惑等について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲りたいと存じます。
質疑
を終わりましたところ、原理事より、東京入国管理事務所羽田空港出張所設置の部分の施行期日を新東京国際空港供用開始の日と改める旨の修正案が
提出
されました。 次いで、別に
討論
もなく、修正案及び修正部分を除く原案について順次
採決
の結果、いずれも
全会一致
をもって可決され、本法案は修正議決すべきものと決定いたしました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
安井謙
47
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
委員長
報告
は修正議決
報告
でございます。
本案
を
委員長
報告
のとおり修正議決することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
48
○
議長
(
安井謙
君)
総員起立
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって
委員長
報告
のとおり修正議決されました。
—————
・
—————
安井謙
49
○
議長
(
安井謙
君) この際、
日程
に追加して、
公害健康被害補償法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
安井謙
50
○
議長
(
安井謙
君) 御異議ないと認めます。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。公害対策及び環境保全特別
委員長
田中寿美子
君。 〔
田中寿美子
君
登壇
、
拍手
〕
田中寿美子
51
○
田中寿美子
君 ただいま
議題
となりました
公害健康被害補償法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、公害対策及び環境保全
特別委員会
における
審査
の
経過
並びに結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、大気汚染による健康被害に対する補償給付の支給等に要する費用の二〇%に相当する部分について、自動車重量税の収入見込み額の一部に相当する金額を公害健康被害補償協会に交付する
措置
を
昭和
五十三
年度
及び
昭和
五十四
年度
においても引き続き行おうとするものであります。
委員会
における
質疑
の詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終わり、
日本共産党
沓脱委員より、本
法律案
に対し、自動車負担分を重量税でなく自動車メーカーに負担させる等の修正案が
提出
されました。
討論
なく、
採決
の結果、修正案は
賛成
少数をもって否決され、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 なお、本
法律案
に対し、公害発生源対策の強化、汚染原因者負担の原則にのっとるとともに、公害防除の努力を十分反映した費用徴収の基本的方策の確立、第一種地域における費用負担の不公平の
是正
、バス・トラックの排出ガス規制の強化、窒素酸化物の総量規制の早期確立、窒素酸化物等と健康被害との因果関係の究明、補償給付等の内容の改善、転地療養事業等の公害保健福祉事業の充実強化、騒音、振動による健康被害及び財産被害の実態の把握、大気汚染と目、鼻、咽喉等の指定疾病以外の疾病との因果関係の究明等を内容とする
附帯決議
を
全会一致
で付することに決しました。 以上御
報告
申し上げます。(
拍手
)
安井謙
52
○
議長
(
安井謙
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
安井謙
53
○
議長
(
安井謙
君) 過半数と認めます。よって、
本案
は可決されました。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時十七分散会