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山中郁子君 わかりました。
NHKからの御
答弁、きょうの段階では伺わなくて結構です。
いま御
答弁ありましたけれども、私が申し上げたのは、第二FMという全く新しいあれをつくるというようなことを、ちょっと素人考えも含めて提起をしたんですけれども、いずれにしても郵政省も
NHKも、当面、そういう障害があって、結果的には同じ
受信者としても不公正な結果になっているということは何らかの形で解決しなきゃならぬというふうには御
認識だと思いますし、それを来年の十一月まで待っていいということも必ずしも考えていらっしゃらないと思いますので、さらに具体的に、これは現地の
方たちも含めて、方策について提起もし、それから
相談もしていきたいと思いますので、ぜひとも積極的に御検討いただくようにお願いをして、最後の問題に移ります。
最後に、沖繩の問題について質問をして、私の質問を終わりたいと思うんですけれども、今回の予算では、沖繩の
受信料の引き上げの問題が入っております。
沖繩の問題につきましては、
衆議院におきましての
NHKの予算案の審議に当たりまして、わが党の藤原議員が実際に沖繩へも参りましていろいろ実情も調査し、そしてそうした調査に基づいていろいろと提起もし、また質問もいたしました。で、そこではしかるべき御
答弁もお
約束もいただいたわけですので、ほんの補足的に申し上げます。
一つは、沖繩の場合の
番組審議会の問題なんですけれども、地方
番組審議会が沖繩にはあります。で、これは御承知のように沖繩の特別措置法の問題と関連してあるわけですけれども、これは復帰から五年間だけというふうになっておりますが、御承知のように沖繩では大変ローカル
番組の尊重をするという県民性とか地域性とかそういうものがありまして、私は、ぜひともこの五年の期限が切れても、地方
番組審議会というのはやはり沖繩で独立させる措置を引き続きとって、そして沖繩における県民の
NHKに対する要求を満たしていくという
観点から尊重していくという措置をとられるべきだというふうに考えておりますので、そのことが
一つです。
これはもうすでに藤原議員が
指摘をいたしましたので御承知だと思いますが、沖繩における
受信料の収納の実態ですね、これは五〇%程度でございましょう。そこでまたさらに上げるというこういうお考えで、一体、どれだけ
収納率を高める自信がおありになるのかということは、改めて私いま申し上げませんけれども、そうしたこととも関連して、県民の皆さん、
受信者の皆さんの希望にこたえていくという基本的な
体制として、地方
番組審議会の存続ですね、これはぜひともお
約束いただきたいところだというふうに思います。これが第一点です。
それからもう
一つは、前にも同僚
委員の方が質問なさいましたけれども、大東島の問題で、ここは二時間のやはり放映時間になっているということで、いろいろ御
答弁がありました。だから事情やなんかは重ねて伺わなくても結構ですけれども、県民の皆さんの要求として、何とかもう少し時間帯も広げてそして
放送してほしい。大東島だってこれは沖繩です。本土並みだっておっしゃるならば、もう少しちゃんとした
放送ができるようにしてほしいというのが強い皆さんの
意見です。このことについても積極的な対応をぜひともお
約束いただきたいと思います。
それから三点目に、沖繩でいわゆる
NHKのテキストを手に入れようとすると、なかなか大変らしいんですね。それで
電波に流して、テキストが来るのはずっとその先になる。申し込んでから三週間も四週間もかかってでないと手に入らないのだそうです、テキストがね。そうすると、もう
放送がされちゃった後だということになっているので、これはぜひともすぐにテキストが買えるように措置をしてほしいというのが、これは当然な要求で、このことについてはすぐにでも実施をしていただけるものだというふうに思いますが、現実には
放送局の営業所ではテキストは扱ってないそうです。これは現地に行って調べて、現地の営業所の人に聞いてまいりましたので確かです。直ちに、これはすぐにテキストが購入できるように措置をしていただきたい。
そのほかたくさんありますけれども、とりあえず補足的にその三点について、沖繩の問題についての御
答弁と、ぜひとも積極的なお
約束をいただきたいと思います。