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粕谷委員 余りあなたばかり追及してもいけませんが、それは私がやってもなかなかむずかしいかもしれませんが、これはやはり社会的な公平という
意味であなたにお願いをしているんですよ。与党の私がこんなに強く食い下がるようなことを言っちゃ悪いのですけれ
ども、さっき言ったように、小さいところはきちっととっちめられて、税務署に呼び出されて、青息吐息で困っているんですよ。それは
自分に手落ちがあるのだからしかられたって仕方がないんですけれ
どもね。ところが、大きいところで組織立ってやっているものは、
一つつかまえたってまた新しく出てくるんだ。それを根絶するとまた新しく出てくるんだ。それでは悪の温床はちっとも絶たないと思っておりますので、あなた
たちの手が届かなければ、それぞれのしかるべきその方の専門家もいるわけですから、ぜひひとつそういうことで努力をしていただきたいと思います。
それから、
中小企業庁長官にちょっと後へ戻って御
質問をしますが、先ほどエネルギー
庁長官はなかなかむずかしいという
業界の
実情をお話ししてくれましたけれ
ども、今度は
中小企業を守るという
立場から承りたいわけですが、少なくともまじめに規則を守り、社会秩序を守り、
業界の混乱を引き起こさないようにして、正当な
ルートから仕入れて
販売をしている
スタンドの
業者が、
ノーマークのような形で、安かろうということでぼんぼんぼんぼん品物を売る。これは
消費者は当然安いんだからよかろうということで喜ぶわけですけれ
ども、しかし、それによって非常に被害をこうむるのはまともにやっている
業者なのですが、こういうものに対してどういうふうにしたらいいか、同じ
通産省の中ですからお話し合いをしているのかどうか、それをひとつ聞かせていただきたい。