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1976-09-17 第78回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
五十一年九月十七日(金曜日) 午前十一時四十二分開会
—————————————
昭和
五十一年九月十七日議長において本
委員
を左 のとおり
指名
した。
稲嶺
一郎
君 今泉 正二君
大鷹
淑子
君
岡田
広君
古賀雷四郎
君
佐藤
信二
君
志村
愛子
君
高橋雄
之助君
林田悠紀夫君
亘
四郎
君 川村 清一君
鈴木美枝子
君
対馬
孝且君
戸叶
武君 野田 哲君
相沢
武彦
君 二宮
文造
君
小笠原貞子
君
立木
洋君 藤井 恒男君
—————————————
出席者
は左のとおり。
委員長
稲嶺
一郎
君 理 事
岡田
広君
佐藤
信二
君
鈴木美枝子
君
相沢
武彦
君 委 員
大鷹
淑子
君
志村
愛子
君
高橋雄
之助君
林田悠紀夫君
亘
四郎
君
対馬
孝且君
戸叶
武君
立木
洋君
事務局側
常任委員会専門
員 伊藤 保君
—————————————
本日の
会議
に付した案件 ○
特別委員長互選
○
理事選任
の件 ○
派遣委員
の
報告
—————————————
〔
年長者亘四郎
君
委員長席
に着く〕
亘四郎
1
○
亘四郎
君 ただいまから
沖繩
及び北方問題に関する
特別委員会
を開会いたします。 本
院規則
第八十条により、
年長
のゆえをもちまして、私が
委員長
の
選任
につき、その議事を主宰いたします。 これより
委員長
の
選任
を行います。 つきましては、
選任
の方法はいかがいたしましょうか、お諮りいたします。
鈴木美枝子
2
○
鈴木美枝子
君
委員長
の
選任
は、
主宰者
にその
指名
を一任することの
動議
を提出いたします。
亘四郎
3
○
亘四郎
君 ただいまの
鈴木
君の
動議
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
亘四郎
4
○
亘四郎
君 御
異議
ないと認めます。 それでは、
委員長
に
稲嶺一郎
君を
指名
いたします。
—————————————
〔
稲嶺一郎
君
委員長席
に着く〕
稲嶺一郎
5
○
委員長
(
稲嶺一郎
君) 一言ごあいさつを申し上げます。 前国会に引き続きまして、
委員各位
の御推薦によりまして、再び
委員長
の重責を担うことになりました。今日までいろいろと本当に御協力をいただきましてありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。(拍手)
—————————————
稲嶺一郎
6
○
委員長
(
稲嶺一郎
君) ただいまから
理事
の
選任
を行います。 本
委員会
の
理事
の数は四名でございます。
理事
の
選任
につきましては、先例により
委員長
の
指名
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
稲嶺一郎
7
○
委員長
(
稲嶺一郎
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは
理事
に
岡田広
君、
佐藤信二
君、
鈴木美枝子
君及び
相沢武彦
君を
指名
いたします。
—————————————
稲嶺一郎
8
○
委員長
(
稲嶺一郎
君) 次に、先般行いました
沖繩県
への
委員派遣
につきまして、
派遣委員
から
報告
を聴取いたします。
志村
君。
志村愛子
9
○
志村愛子
君 御
報告
いたします。
沖繩問題
の
対策樹立
に資するため、
稲嶺一郎委員長
、
片山甚市委員
、
小笠原貞子委員
と私の四名は、去る八月九日から十二日までの四日間、
沖繩県下
を訪問し、
現地
の
実情
を
調査
してまいりました。 なお、この
調査
には、全日程にわたって
喜屋武眞榮委員
が
現地
で参加いたしました。
現地
におきましては、
沖繩総合事務局
及び
那覇防衛施設局
から
所管概況等
当面の諸問題について、また、
沖繩県
から
海洋博
後の
落ち込み
の現況、
地場産業
及び
福祉対策
の
状況
、県、
市町村財政
の
状況
、その他当面する県政の諸問題について、さらに
久米島
の
具志川
村及び
仲里
村からも当面する行財政上の諸問題についてそれぞれ
説明
を聴取いたしました。 また、
海洋博
後の諸問題について
民間団体
と懇談をいたしましたほか、
沖繩本島
においては
海洋博記念公園
の
整備状況
、県道一〇四号線
喜瀬武原地区
、
福祉施設沖繩中央育成園
及び
オキナワ太陽
の町を、
久米島
においては
具志川西武土地改良
区、大原・北原村道、
鳥島漁港
、兼城港、
白瀬土地改良
区、
儀間漁港
、
儀間中部土地改良
区、
伝統工芸センター
、
奥武島海中道路計画地
、
栽培漁業センター計画地
、
仲里漁港
、
美崎土地改良
区及び
比屋定土地改良
区等を時間の許す限り視察いたしました。 今回の
調査
を通じて痛切に感じましたことは、
国際海洋博覧会
が終わって半年が経過し、
道路
、港湾などの
社会資本
の充実など評価しなければならない部分も多々あるかと思われますが、
生産基盤
の脆弱な
沖繩
は
経済変動
の影響を受けやすく、不況が長期化する中で、
海洋博
後需要の
落ち込み
とも絡んで企業の不振が目立ち、特にホテル、
旅館業
などの倒産が相次ぎ、また、
失業率
は
全国平均
をはるかに上回るなど、
県当局
はその
対策
に腐心しておりました。
実情
の
説明
に添えて多くの
要望
や意見が寄せられましたが、中でも県、
民間団体
を問わず、
沖繩復帰特別措置法等
の
延長等
については特に強い
要望
がありました。 詳細につきましては、別に
報告書
を提出いたしますので、
会議録
に掲載してくださるよう
委員長
においてお取り計らい願いたいと存じます。 最後に、今回の
調査
に御協力いただきました
関係当局
並びに
沖繩県民
の方々に感謝の意を表明いたしまして
報告
を終わります。
稲嶺一郎
10
○
委員長
(
稲嶺一郎
君) 以上で
派遣委員
の
報告
は終了いたしました。 なお、ただいま御
報告
がございましたが、別途詳細にわたる
報告書
が提出されておりますので、これを本日の
会議録
の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
稲嶺一郎
11
○
委員長
(
稲嶺一郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時四十八分散会
—————
・
—————