○矢原秀男君 どうも
竹内さん、本日は貴重な御
意見を伺いまして、ありがとうございました。本当に御多忙のところ、申しわけないと思っております。これで
参考人の御
意見等々につきましては、一応、終わりたいと思います。
大臣に一言、いま
参考人のお話を含めて御
答弁もいただいたわけですが、あなたが最初に言われた
言葉と最後に言われた
言葉、最初に言われた
言葉で、あれは三秒間でございましたですね、参考になったと。で私は先ほ
ども申し上げたように、本当に
国民各階層の中でどなたも大変家庭のために忙しい。そういう中で、自分のためでなしに、消費者並びに
国民の人々の幸せや健康のために一生懸命努力をされていらっしゃる
竹内さん等を中心とする、そういう方々の声というものを
国民の声、天の声だなと、こういうふうに私お伺いをしたわけでございます。
しかし、
大臣は一秒か二秒かだけで参考になったというふうにして、立って
答弁をしてお座りになった。これが
国会における
国民の代表としての政治家の、そうして自民党
政府の——私、それ言いたくなるのです。
国民の声としてわざわざ来ていただいて
参考人の声を伺っている、しかしそれが一秒か二秒かで、参考になった、こういうことがわれわれ
国会議員以上に
大臣の皆さん方が、大変な状態であれば、社会の中で御家庭やいろいろなところを歩いていろいろな御
意見を伺う、それが私は本当の政治であろうと思うのですけれ
ども、あなたの最初のお話を聞いていると、参考になった、わずか一、二秒。これでは私は本当に
日本の政治はよくならないのではないか。なぜ
国民の方々の真剣な声を、あなたは一を聞けば二か三にして丁寧にお返しをしてあげる、たとえ考え方が違っても。それが私は本当の為政者としてのやり方でなくちゃいかぬと思うわけです。これについては
答弁要りませんけれ
ども、反省をしていただきたいと思います。
次に移りますが、きょうは、実は、私は消費者連盟の
竹内さんだけではなしに、封筒業界とか、その従業員の皆さんの声もお伺いをしたい、それから第三種業界の方々、従業員の声等もお伺いをしたい、こういうことで
参考人に来ていただきたいと思ったわけでございますが、時間も限定をされておりますし、まあそういうようなことで消費者連盟の
竹内さんに来ていただいたわけでございますけれ
ども、
日本消費者連盟の代表として
竹内さんの声というものは私は本当に貴重なものがあったと思います。
で、その次に、封筒業界の従業員の声というものも、私たち該当の
委員会だけではなしに、これは本会議でも
委員会でも、そうして
政府にも、そうしてあらゆる
国会議員の方にも、声なき声として私は陳情があったと思うわけでございます。その点について御質問をしたいと思うわけでございますが、まず封筒業界の陳情というものは全
日本紙製品工業組合の方からすでに
関係のところには陳情等があってよくおわかりだと思います。この全
日本紙製品工業組合の方々が先般も
国会にお見えになっておられました。その中には、封筒の業者を助けてください。封書五十円、はがき二十円という大変な格差
料金では封筒は売れなくなって、多くの封筒業者はつぶれてしまいます。先生のお力で——まあ本当にわれわれは先生と言われる者ではないんですけれ
ども、この文面のそのとおりを読ましていただきますと、お力で何とか二十五円の十八円とか、三十円の二十円にしていただき、封筒業者に生きる道を与えてください。どうぞ封筒業者を助けてください。こういう御要望が
関係のところに行っておると思うわけでございます。
私は、この紙面の一枚だけを見ながら、ほんとに涙が出るような思いであったわけでございます。封筒業者を助けてください——主権者である
国民の中小零細企業、これは中小零細企業です、零細企業の方が多いと思うんです。主権者は憲法であれば
国民であるのに、こういう業界の方にももし
値上げをすればどういうふうな
影響があるか、そこまでデータはぴしっと、皆さん方はすばらしい陣容を持っていらっしゃるんですから、調べていらっしゃると思うわけです。消費者の方のあれとは別でございますが、封筒業界のことをいま質問しておりますけれ
ども、またこれと同じように、そこで働いていらっしゃる従業員の方も、もし
値上げをされたら、もうこんな大幅な
値上げをされたら、封筒買う人少なくなって
赤字で倒産すれば、われわれも行く道がなくなる、われわれの家族はどうしたらいいのか、こういう御心配も、従業員の方々からも多くの御要望をいただいているわけです。
こういうことについては、
郵政事業の
立場からは関連企業としてはぴしっと、こういう中小零細企業という方々が営々と営んでいらっしゃる、陰で貢献をされていらっしゃるとわかっているわけですから、これに対しての
影響度のデータはきちっとなっているんでしょう。それを克明に報告してください。