○片山甚市君 そういうことで実はインフレが高進をしていく中で、施設の
費用は御
承知のように国家公務員がきまっても大体四カ月から五カ月ぐらいあとでないと府とか県のをあわせて
措置ができないのが
現状です。国がしてもなかなかできない。そういうような形で、ここにおる、働いておる人たちの労働条件は皆さんがお
考えになるよりもずっとよくない。非常にきびしい仕事ですが、この人たちは子供気違いといわれるように、子供が好きで好きで、子供がちょっとよくなったらそれでもう、そのことでいわゆる介護職員はこないによくなったと言って宣伝をして、こうしたらいいんだというようなことを言う人が大体集まってきている。一般社会の中で出世をしようだの、
局長さんになろうとか
課長さんになろうなどというようなさもしいことを
考えない、まともなことで言えば自分の仕事を非常に大切にした人が多くおられると思うんです。ですから、いま申しましたように、この労働
基準法に違反をしないようにしますし、それは具体的にしましよう。その次に
賃金はどうなってますかと言うと、いわゆる当初のベアが含まれていません。含まれて今度計算するときにはよそよりも四カ月も五カ月も六カ月もおくれて実施をされることになる。そこで、実は民間の施設でございますから、皆さんはお役所ですからいいんですけど、民間の施設の人たちはその先の見通しがない限り、その施設の人はお金を出すことはできませんですね。なかなか自分たちとして、いろんなところから寄付をもらってやってます、できませんから、すみやかにそういう
措置をとってもらわなきゃならぬ。いわゆる
賃金の問題について、人件費の問題についてはそのようなすみやかな
措置を、ずっとおくれる
措置になっていますから、早くしてもらいたい。そこで具体的なことを言いますと面接介護要員が一対一だとおっしゃっていました、直接。そういう人件費組んであるんだと、だから、今度洗ってみてなかった場合は請求しますから、ここの席上のお約束ですから、渡してあるんだけど、そんなことはだめだと言わないでください。一対一でですね、人が雇えるようになっておる、人件費が。そういうことですから、あらためてやる次のときに聞きたいと思います。
そこで、私の手元にありますところの木の花、花明学園というところの施設では、
「1、職員の配置は対象者一に対し直接介護職員一とする。腰痛代替については別枠とする。職業病による休業者ならびに週三日以上の勤務軽減者には一名につき一名の代替職員を補充し、週一乃至二日の勤務軽減者には二名につき一名の代替職員の補充を協定する。給食職員についても同様に協定する。」
二つ目に、「1職業病による休業者には休業期間中の
賃金(諸手当を含め)一〇〇%を保証することを協定する。2労災を申請した者に対しては申請した時点から休業及び
賃金一〇〇%保障することを協定する。3労災認定者には
賃金一〇〇%保証することを協定する。」
三つ目に、「
賃金は人事院勧告に従い一九七四年九月から実施することを協定する。」
四つ目には、「週休二日制(週四十時間制)を花明、木の花学園に関し実施することを協定する。」
このことは実はそこの施設で約束したことなんですが、先ほどから申しましたように、????要員が一対一になり、腰痛の代替職員を配置をしてもらえるということになり、これは職業病の場合はお金が出ますから、この対策は四〇%ぐらいの保障だと思いますけれ
ども、実際上。そういうことをしていただけるように、いわゆる
措置権者及び国が具体的に
措置をしてほしい。そして、特に週休二日制については、先ほど粕谷
委員に対してお答えがありましたように、前向きに
努力をしたい。こういうことがありましたけれ
ども、このようなところにおける週休二日制というのは皆で一二の三で週休二日制とりませんね。おわかりですか。日曜日に大体休むことないんだから、で休むんですから。そのようなことについて週休二日制というのは連続にするのか、一日はさむのか。これを、そのところと、労働過重とわかるように、週の労働時間四週にわたるものですね、四週について休暇が何ぼかという規定の上ですから、そういうような意味で、週休二日制について試行してもらって、その結果、効果があれば全国に広げたらいいと思う、まずですね、そういう意味で先ほど言ったように六千万か七千万円ぐらいの赤字についてはその経営者が心配しないように、とりあえずたな上げにして、これからそういうことの具体的に起こらぬような
措置をとって、職員に対してはいま申しましたような具体的な協約が実施ができるようにしてもらいたい。それは先ほど個別の施設について
政府としてはとやかく言う筋合いじゃありません。こういうような言い方にとれましたので、とやかく言ってほしいのです、このときは。とやかく言ってもらってけっこうです。そのかわりこの七千万か六千万か知らぬけれ
ども、それぐらいのことは心配せずにちゃんとしてやろうと、こういうことになりますね。先ほどからの
お話によれば人間を大切にする
政府になったというんですから、そういうようにお答えを願いたいんですが、はい、片山
委員言うとおりですと、こうなりませんか。