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矢追秀彦君 ちょっと時間が過ぎておりますので、
大臣にお伺いして、また、この問題については、あらためて本
委員会としても質疑をされるといいますので、それにまた譲りたいと思いますが、
大臣は、この問題については、警察当局がやっておるので関知しないという姿勢をおとりになると思うのですけれ
ども、いまの私ずっと質疑をしておりまして二つの問題点、
一つは
相当強硬に、これは日本の警察は自信をもって進められると思いますので、とことんいくのか、それともいろんな政治的な判断で、
一つのおどかしといいますか、選挙対策といいますか、どちらにしても、私は問題だと思うのですけれ
ども、しかもほかの、いま犯罪ということばをお使いになりましたけれ
ども、それは法律に違反したら犯罪ということばになってきますけれ
ども、しかも、
学校の
先生がかなり多数の、組合に入っておられる
先生方のやられたことが犯罪ということになりますと、一番問題は、子供
たちに対する影響、それから特に父兄に対する影響ということもありますし、また、社会に対して大きな影響がありますので、私は、もっともっとこれは慎重にやっていただきたかったと思うのです。最近の一連の田中内閣の選挙前における政治姿勢、非常に私
たちは危惧をする面も出てきておりますのであえて伺うわけでありますが、やはり
一つは、政治的な意図があったのではないか。私は、まあこれはおそらくかなり強硬にやられる気がするのですけれ
ども、それに対して
相当のいろいろの影響が出ると思います。私は、特に子供と子供を持つ親、
学校の
先生に対する信頼感もこれは失われる。というのは、犯罪者ということになるのですからね、もしかりにそうなれば。それなら、
自分の習いに行っている
学校の
先生が犯罪者であるというレッテルがもうみんな張られてくると、こういうふうになったら、非常に大きな社会問題になると思う。これについて
大臣としては、この問題は今後警察当局だけにまかせ切りでそれでいかれるのか、これに対して何らかの
文部省としてこの問題については手を打とうとされておるのか、その辺を含めてお伺いして、終わりたいと思います。