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鈴木力君 もうこれでやめますけれども、一番重要なことは、特にこのウタリの
関係の団体の
代表の
人たちの意見を聞きましても、いろんな問題は、とにかく現状のままではもうどうにもならないような問題がたくさんあるわけです。特に今度の北海道道庁を通じての
政府に対する
予算要望なんかにつきましても、その何分の一かしか採用になっていないわけですね。そういう点では非常にこのウタリの
人たちもがっかりしている。それで陳情に来ますけれども、さっき言いましたように各省にまたがってどうにもならないだから、どうしても
政府に窓口を一本化してくれという要望が非常に強いわけでありまして、だから私は、いまの
長官の御
答弁と私の質問申し上げた間で、ここだけは一致していると、こう思うんですが、それは窓口を一本にする必要がある、そこは
長官もお認めいただいたと、こう思います。ただ
長官は、一本にするが、北海道開発庁のほうがよろしいというお
考えである。まあ私は
総理府がいいんじゃないかということを申し上げましたけれども、こんなやりとりはそうたいした値打ちのあることではありませんで、要は早く
政府として意思統一をなさって、そして一本化した制度的なものをきちっとつくることだと、こう思います。必ずしも私は、必ず
総理府ということをいまあえて申し上げるつもりはありませんが、
政府全体として、開発庁なら開発庁ということになれば、自治大臣が御
答弁なさったようなこの問題を解決するということも
政府としてはおやりにならなければいけないわけであります。そういう
意味で、
長官がさっきおっしゃいましたように、相談をして早急にこの窓口をどこにするかもきめたいという御
答弁を、私は必ずできるだろうという期待を持ちまして伺いましたけれども、これはもうこの話が
国会で議論されてから、去年もそういう話、早急に早急にということでことしになっておるわけでありますから、小坂
長官のときにひとつこれは早急に、
ほんとうに具体的に実現をしてもらうようにぜひひとつ
お願いしたいと、こう思います。いかがですか。