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木島委員 わが党は、前
国会において、
公立義務教育諸
学校の
学級編制及び
教職員定数の
標準に関する
法律の一部を
改正する
法律案を出しておりました。これは、前
国会において御
質問等もいただいて、その
趣旨は今回の
政府提案の中に相当入れられたことは
文部省の努力も評価するのでありますけれども、しかしながら、たとえば前に一
学級四十五人を四十三人にするという答弁もあったように記憶しますけれども、それらも勘案し、かつわれわれの
提案しておりますところの
法律に比較するならば、ずいぶんとまだ十分ではないと思うのであります。したがって、このようなことではたして十分なる
教育効果をあげ得るかどうかという点についてはたいへん疑問に思うものであります。したがって、われわれがより高きものを出しておりますわが党の立場からするならば、一定の評価をしながらも、その
関係上、この
政府提案には
賛成はできませんし、同時に、いま
松永さんからこの
政府提案に対する
修正案がありましたけれども、それもまたその
関係から
賛成できない。実はこの
修正は、うちの党の湯山さんの
質問に端を発して
修正されたことなのでありますから、本来ならば、当然わが党も
提案の中に入らなければならないし、
賛成しなければならぬけれども、先ほど申しましたとおり、わが党が先により高き
法律案を出しております
関係からこれに
賛成しかねるということを申し添えまして、簡単な
討論といたします。