○土橋
委員 先ほど申し上げたように、一時間前後の質問を半分郵政
関係について質問したいというのでありましたが、
関係当局が来ておりませんので、これは
大臣にぜひお願いしたいと思うのですが、これは私の住んでおる地域の三多摩地方だけの問題じゃございませんので、特に東京、埼玉、千葉あるいは神奈川県、さらには愛知県とか岐阜県、さらにあなたの住んでおられる大阪府あるいは京都府あるいは兵庫県、さらには福岡県などでございましょうが、最近の
郵便局設置に関しまして、それぞれ新しい都市が発展をいたしておりまして、どうしても
郵便局をつくらなければならないという事態が差し迫った問題であるわけです。市町村の合併によりまして、従来ここの
郵便局でよかったものが、どうもよくないというので、たとえば国道筋とかあるいはバイパスとか、そういう
ところへ新しくどんどん
郵便局を移転をしておるわけです。これはそれなりに私は一定の成果があると思っておるわけです。
私は武田君がおられたらよく聞きたいのですが、最近の特に大都市の衛星都市の発展に伴いまして、この
郵便局舎の新しいのをつくるのに畑のまん中にみんなつくっておるわけです。それは人口比率から、向こうの団地、こちらの古い町、あるいは向こうの旧村というようなことを
考えましてつくっておるわけです。つまり場所で申し上げますと、日野の
郵便局あるいは国分寺の
郵便局、小金井はややそれに似ているわけです。町田の
郵便局、あるいは古いのでは三鷹の
郵便局なんかその最たるものなんですね。町のまん中にないわけですよ。つまり歩いていっても非常に遠い
ところにある。こういう
郵便局の設置のしかたについて、私はよくわかるわけですよ。たとえば日野市の例をとるならば、日野市の町のまん中にある
郵便局はいま廃局にしておるわけですね。遊ばしておくわけです。そうしてもとの忠生村ともと日野市の中間の畑の近くに
郵便局ができておるわけです。あるいは町田市の場合も同様なんです。町からずっとはずれて山崎団地という
ところの近くに、つまり境川中心につくってあるわけです。ですから、
郵便局を聞いたって町の人はどこにあるか知らないような
ところに
郵便局があるわけだ。現在の郵便の全体のそういうことから見ると、それでもいい点があるわけですね。
でありますから私は郵政
大臣にぜひお願いしたいのですが、新しく人口の激増した大阪とかあるい名古屋、東京周辺、特に関東の東京中心の地域には、これからどうしても
郵便局をどんどんつくらなければいかぬわけですよ。こういうことについて、少し大きくいえば百年の計をはかって、そうして単なる行政区域だけにとらわれないで、郵便の逓送
関係その他の配達全体を見て、そうして畑の中であっても、それが
ほんとうに将来その町全体の発展のために必要だという
ところに建てなければならないし、あるいは実はそこに建てたことはまずくって、もとあった
郵便局を
利用して新しく今度は団地ができたから建てることが適当だというような場合がどんどん出てきておるわけですよ。これはあなたおわかりだと思うのですよ。そういう建設上の費用の問題、それから
郵便局設置に関する
——単なる従来の市町村にとらわれなくて建てるような問題が出てくる。
こういう点について少し質問したいと思っておりましけれども、来ておらないということですが、私の地域における狛江市という
ところにやはり
郵便局を設置することになっているわけですよ。たしかことしつくるはずなんですが、いまそれはどうなっておるのか。あるいはこの間から
郵政当局に訴えておりますが、東大和市と武蔵村山市、これ大体双方の人口合わせますと十万くらいだと思います。十万ちょっとこえておりますか、ここに
郵便局がないわけです。つまり西多摩郡瑞穂
郵便局から持ってきたりあるいは立川
郵便局に持っていったり、こういう状態になっておるわけですね。この二つの市は抱き合わせた市のようになっておる。そういう点をひとつ聞きたいわけです。
それから稲城市、いまこれを見ると、多摩
郵便局ができたようですが、稲城市はぽつんと多摩川の府中の向こう側にある
一つの市なんですね。この稲城市と多摩市は大きな丘陵地帯で分かれておる。こういうふうに狛江とか、あるいは東大和市と武蔵村山市、それから稲城、こういう
ところの市にやはり
郵便局をつくる必要があるし、また秋川市、五日市線の
ところです。人口大体四万くらいになったと思います。こういう点もひとつとくと話し合ってみたいと思っておりましたけれども、
大臣は御
承知と思いますが、そういう点について十分研究してもらうようにお願いしたい。これはあとでまたゆっくりこの
委員会でやりますけれども……。