○
小川(省)
委員 そういう
検討をされるのは当然でありましょうが、少なくとも
自治省としては、これは組合員の
平均賃金くらいに対応する
掛け金というふうな形にして
発足をしなければ、法
改正をしても任意継続をする組合員はほとんどないだろうと思いますので、ぜひひとつ
検討をしていただきたいというふうに思っています。厚生省にも当然その点はいままでの反省の上に立って
検討を要請いたしておきます。
最後に一点、要望を申し上げて
質問を終わりたいと思うのですが、短期給付の家族療養費の足切りの問題であります。これは事務的な、いわゆる事務処理上の問題であろうというふうに思っています。組合員多数の強い要望でもありますので、善処をいただきたいということを要望を申し上げたいと思うのです。
最近の
物価高によって、いわゆる
俸給生活者は支出を抑制をしなければなかなか自分の生活が守れないという状態であります。少なくともこういう状態の中で事務処理上の指導として解決をしていっていただきたいのですが、現在の家族療養費は千円の足切りがワンレセプトごとにやられているわけなんですが、たとえば家族が三人あって、三人医者にかかったということになれば三千円持ち出しということになるわけであります。これの具体的な解決の方法とすれば、やはり一
共済組合員証に対して足切り千円というふうに、いわゆる事務処理上の方途をやっていくべきだろうというふうに私は実は思っているわけであります。そういう点で、いわゆる現在の非常に高い
物価の中での組合員の生活費の支出を守っていくということをやっていくのも、
共済組合の
一つの大きな仕事ではないかというふうに実は思っているわけでありまして、これはあくまで事務処理上の問題でありますので、答弁は要りませんが、また具体的なお話し合いをいたしたいと思っています。ぜひ処理
改善事項ということで
植弘さんのほうで受けとめていただいて、近々にまたお話し合いをいたしたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思っています。
それから、大蔵省の伊豫田
課長さんにおいでいただいたのですが、私は
恩給、
年金に対しては税の減免をすべきだと思う。現状ではまだまだ税金が併課してかけられるという状態で、やはり
年金等に対しては完全に免税にしていくべきだということで、時間が来たようなので触れませんが、ぜひそういう点で
検討、御配慮をお願いをいたしたいと思うのです。
以上、幾つかの点にわたってお尋ねをしてきたわけでありますが、いわば
地方公務員共済組合法に関しては三年間、一年間というふうな問題、あるいは
厚生年金に準ずる
改善ということで大きな前進を見たことは事実であります。そういう点については心から
植弘公
務員部長を中心とする
自治省の皆さんに敬意を表したいと思いますが、私が以上申し上げたような諸点でまだまだ
改善をしなければ、ほんとうの
意味での
共済組合員の利益を守るという点に立ち至らない面がございますので、ぜひ十分に御
検討をいただいた上で、しかも、私
ども委員会の中の議員相互の
修正をめぐっての話し合い等の点も残されるわけでありますから、そういう点についてもぜひ
自治省としてもしかるべき前向きの姿勢で対処していただくように要請をいたしまして、私の
質問を終了したいと思います。