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1974-02-28 第72回国会 衆議院 社会労働委員会 第9号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和四十九年二月二十八日(木曜日)     午前十一時三十一分開議  出席委員    委員長 野原 正勝君    理事 大野  明君 理事 斉藤滋与史君    理事 葉梨 信行君 理事 山下 徳夫君    理事 枝村 要作君 理事 川俣健二郎君    理事 石母田 達君       伊東 正義君    大橋 武夫君       加藤 紘一君    瓦   力君       小林 正巳君    住  栄作君       田川 誠一君    田中  覚君       高橋 千寿君    中村 拓道君       羽生田 進君    橋本龍太郎君       粟山 ひで君    田口 一男君       寺前  巖君    田中美智子君       大橋 敏雄君    坂口  力君       小宮 武喜君  出席国務大臣         厚 生 大 臣 齋藤 邦吉君  出席政府委員         厚生大臣官房審         議官      三浦 英夫君         厚生省援護局長 八木 哲夫君  委員外出席者         社会労働委員会         調査室長    濱中雄太郎君     ————————————— 委員の異動 二月二十七日  辞任         補欠選任   伊東 正義君     高見 三郎君   粕谷  茂君     有田 喜一君   瓦   力君     大西 正男君   小林 正巳君     前田 正男君   住  栄作君     根本龍太郎君   高橋 千寿君     山崎  拓君   寺前  巖君     不破 哲三君 同日  辞任         補欠選任   大西 正男君     瓦   力君 同月二十八日  辞任         補欠選任   有田 喜一君     粕谷  茂君   高見 三郎君     伊東 正義君   根本龍太郎君     住  栄作君   前田 正男君     小林 正巳君   山崎  拓君     高橋 千寿君   不破 哲三君     寺前  巖君 同日  辞任         補欠選任   寺前  巖君     不破 哲三君     ————————————— 二月二十七日  雇用保険法の施行に伴う関係法律整備等に関  する法律案内閣提出第六四号) 同月二十六日  療術の制度化に関する請願外三件(宇野宗佑君  紹介)(第二二九五号)  同(粟山ひで紹介)(第二二九六号)  同外二件(稲村利幸紹介)(第二三〇九号)  同外一件(植木庚子郎君紹介)(第二三一〇  号)  同外三十三件(福田篤泰紹介)(第二三一一  号)  同(上村千一郎紹介)(第二三三九号)  同(木村武雄紹介)(第二三四〇号)  同外十件(藤本孝雄紹介)(第二三四一号)  同外四件(大石千八紹介)(第二三六三号)  同(植木庚子郎君紹介)(第二三九六号)  同外七件(大西正男紹介)(第二三九七号)  同外九件(木村武千代紹介)(第二四二八  号)  同外三件(根本龍太郎紹介)(第二四二九  号)  同外一件(中馬辰猪紹介)(第二四五二号)  同外八件(福田篤泰紹介)(第二四五三号)  同外一件(森井忠良紹介)(第二四八四号)  医療保険制度改善に関する請願外三件(枝村  要作紹介)(第二三〇八号)  同外四件(枝村要作紹介)(第二三三八号)  同外十三件(安倍晋太郎紹介)(第二三六一  号)  同外五件(枝村要作紹介)(第二三六二号)  同外四件(枝村要作紹介)(第二三九四号)  同外七件(西村直己紹介)(第二三九五号)  歯科技工士の免許に関する請願植木庚子郎君  紹介)(第二三一二号)  同(小林正巳紹介)(第二三一三号)  同(高橋千寿紹介)(第二四二六号)  医薬分業に関する請願久野忠治紹介)(第  二三一四号)  父子家庭援護に関する請願新井彬之君紹  介)(第二三二二号)  同(渡部一郎紹介)(第二三二三号)  同(神田大作紹介)(第二三九三号)  同(木下元二君外四名紹介)(第二四二七号)  看護婦確保等に関する請願福岡義登君紹  介)(第二三三七号)  身体障害者生活保障等に関する請願山田太  郎君紹介)(第二三四二号)  同(中路雅弘紹介)(第二四五四号)  同(荒木宏紹介)(第二四七五号)  同(板川正吾紹介)(第二四七六号)  同(岩垂寿喜男紹介)(第二四七七号)  同(金丸徳重紹介)(第二四七八号)  同(木島喜兵衞紹介)(第二四七九号)  同(細谷治嘉紹介)(第二四八〇号)  同(堀昌雄紹介)(第二四八一号)  同(松本忠助紹介)(第二四八二号)  同(三谷秀治紹介)(第二四八三号)  社会福祉施設労働者労働条件改善等に関する  請願山田太郎紹介)(第二三四三号)  同(瀬野栄次郎紹介)(第二四三一号)  同(瀬野栄次郎紹介)(第二四八五号)  簡易水道国庫補助制度改善に関する請願(吉  田法晴紹介)(第二三七四号)  社会福祉予算削減反対に関する請願木部佳  昭君紹介)(第二四二二号)  同(小山省二紹介)(第二四二三号)  同外十件(登坂重次郎紹介)(第二四二四  号)  戦時災害援護法制定に関する請願外一件(登坂  重次郎紹介)(第二四二五号)  クリーニング業法の一部改正に関する請願(登  坂重次郎紹介)(第二四三〇号)  優生保護法の一部を改正する法律案反対に関す  る請願田中美智子君外一名紹介)(第二四五  五号) は本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  寄生虫病予防法の一部を改正する法律案起草の  件  戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正す  る法律案内閣提出第三一号)      ————◇—————
  2. 野原正勝

    野原委員長 これより会議を開きます。  この際、寄生虫病予防法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  本件について山下徳夫君より発言を求められておりますので、これを許します。山下徳夫君。
  3. 山下徳夫

    山下(徳)委員 本件につきましては、自由民主党、日本社会党日本共産党革新共同、公明党、民社党、五党委員の協議に基づく草案がございます。各委員のお手元に配付してありますが、五党を代表して、私からその趣旨を御説明申し上げます。  御承知のように、日本住血吸虫病は、農耕その他地域住民日常生活に重大な障害を与えるものでありますが、山梨、佐賀、福岡、広島の各県においては、いまだ広く蔓延しております。この疾病の根絶をはかりますためには、病原虫中間宿主であるミヤイリガイを絶滅する必要があります。  このため、昭和三十二年度より十カ年の基本計画を立て、ミヤイリガイ生息地帯における溝渠コンクリート化が行なわれ、また、昭和四十年の法改正では新たに昭和四十年度以降七カ年の基本計画を立て、さらに昭和四十七年の法改正では昭和四十七年度以降二カ年の基本計画を立て、溝渠コンクリート化が行なわれております。  このような施策等の結果、新しい患者の発生が著しく減少する等、相当の効果をおさめてはおりますが、日本住血吸虫病予防の徹底をはかるため、本案は、さらに昭和四十九年度以降五カ年にわたる内容基本計画を定めようとするものであります。  以上が本草案趣旨であります。  この際、私は、五党を代表いたしまして動議提出いたしたいと存じます。  お手元に配付いたしております草案成案とし、これを本委員会提出法律案と決定されんことを望みます。委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
  4. 野原正勝

    野原委員長 ただいまの山下徳夫君、川俣健二郎君、石母田達君、大橋敏雄君及び小宮武喜君の動議について、御発言はございませんか。——御発言もございませんので、本動議について採決いたします。  山下徳夫君外四名提出動議のごとく、お手元に配付いたしました草案成案とし、これを委員会提出法律案とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立
  5. 野原正勝

    野原委員長 起立総員。よって、さよう決しました。  なお、本法律案提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 野原正勝

    野原委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。      ————◇—————
  7. 野原正勝

  8. 齋藤邦吉

    齋藤国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。  戦傷病者戦没者遺族等に対しましては、年金支給をはじめ各般にわたる援護措置が講ぜられてきたところでありますが、今回これらの支給金額の引き上げ、支給範囲の拡大などを行なうことにより援護措置の一そうの改善をはかることとし、関係法律改正しようとするものであります。  以下この法律案内容の概要について御説明申し上げます。  第一は、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部改正であります。  改正の第一点は、障害年金遺族年金及び遺族給与金等の額を恩給法に準じて増額することといたしております。  改正の第二点は、準軍属支給する弔慰金及び遺族一時金の額を軍人軍属支給する弔慰金及び遺族一時金の額と同額に引き上げることといたしております。  改正の第三点は、旧防空法規定により防空業務従事中にかかった傷病により障害者となった者またはこれにより死亡した者の遺族に、障害年金遺族給与金等を新たに支給することといたしております。  第二は、未帰還者留守家族等援護法の一部改正でありまして、留守家族手当月額を、遺族年金の増額に準じて引き上げることとするほか、葬祭料の額を引き上げることといたしております。  第三は、戦傷病者特別援護法の一部改正でありまして、旧防空法規定により防空業務従事中傷病にかかり、現に第五款症以上の障害がある者及び旧軍人または準軍人公務傷病にかかり、現に第三日症または第四日症の障害がある者に対して戦傷病者手帳の交付を行なうこととするほか、長期入院患者支給する療養手当月額及び葬祭費の額を増額すること等の所要の改正を行なうことといたしております。  第四は、戦没者等の妻に対する特別給付金支給法戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者父母等に対する特別給付金支給法の一部改正であります。  改正の第一点は、満州事変以後、日華事変前に公務上の傷病にかかり、これにより死亡した軍人の妻及び父母等に対して新たに特別給付金支給することといたしております。  改正の第二点は、昭和四十八年の関係法律改正により、遺族年金障害年金等を受けることとなった戦没者の妻及び父母等並びに戦傷病者等の妻に新たに特別給付金支給することといたしております。  以上がこの法律案提出する理由でありますが、何とぞ慎重に御審議の上、すみやかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
  9. 野原正勝

    野原委員長 この際、暫時休憩いたします。    午前十一時三十八分休憩      ————◇—————   〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕