○
金瀬委員 この問題は、これから先なお大きな問題になってくると思いますので、
あとでまた質問することにしまして、時間がなくなりましたので、きわめて簡単に質問申し上げますので、簡単でございますから、そういう
考えがあるとかないとかいうことだけお答え願えればよろしゅうございます。読み上げますので
関係者の方で答弁を簡単にお願いしたいと思います。
港湾局は、
港湾関係の埋立地に
燃料、LNG、
LPガス、原油、そういうものを貯蔵する埋め立て
計画をしたことがあるかどうか。またこれから先、そうしたものを貯蔵するためいろいろなことを推進するために
考えたことがあるかどうか、そのことについてお願いします。それから京葉第二シーバースの建設がいま始まろうとしています。始まるについて漁民に対する十分な補償、それから今後の海洋汚染に対する防止
対策、そうしたものを十分にやっていただきたい。特にこの問題については明原丸
関係の事件がまだ解決しておりませんので、そのことについて
石油連盟と
港湾局との間で第二シーバースを許可する場合には十分な打ち合せをしてほしい。この点についてはお願いしておきます。
それから
海上保安庁でございますが、いま東京亙斯はLNGを東京湾の袖ヶ浦から東京まで、海の中をパイプで
輸送しようという
計画がございます。そのパイプ
計画について安全性については十分確認しているかどうか、あるいは検討したかどうか、そのことについてのお答えを願いたいと思います。
それからこれは
港湾局
関係ですか、スエズ運河のしゅんせつなり
工事というのは、この前の中東戦争の直前に日本の業者が行なってこれをやったわけです。今度も日本の埋め立て業者が行ってこの仕事を担当して技術面あるいは経済面いろいろな面で協力するようになると思いますが、そうしたことについて日本の
港湾局のほうではどういう指導をして、どういうふうなことで
石油危機についてどういう役割を果たそうとしているか、そのことについて
考えがあったら聞かしていただきたい。
それから、これは自動車
関係の人にちょっと質問いたしますが、私のほうの千葉県にあるある大きな工場で、
油危機ということが叫ばれてから、
従業員が二千台の車で通っていたのを全部やめさせまして、
バス十五台を購入して
バスで通わせるということをやって、油の節約とそれから交通事故
対策、公害と三つをかねてそういうふうにして、労働組合とも話し合って解決したところがあるのですよ。全国の各大工場で
従業員の使っている通勤用の油というのはたいへんなものだと思うのですよ。そういう模範例がありますので、おたくのほうで何かそういうことができれば私はやったほうがいいと思います。
それからもう
一つはスポーツカー、これは油をたくさん食うし、こういうのは自家用車をやめる前にやめさせたほうがいいと思うのですよ。それは
運輸省の指導で、そういうことができればやめさせたほうがいいと
考えております。これは庶民の声としてそういう声がたいへん出ています。
それからもう
一つは、これは漁民からの声ですが、漁民の油がないときにレジャー用のモーターボートがどんどん走っている。これはよろしくない。遊ぶ人が油をつかっているのに、魚をとって生産する人が油を使えないというのはおかしいじゃないか、こういう声が相当ある。これはスポーツカーと同じ理屈ですが、そういうものに対してある
程度の制約を加える気持があるかどうか。これは
運輸省の
考え方をまず聞きたいと思います。