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鶴園哲夫君 これは二千七百名というのを四十一年から四十六年、五年かかって
定員に入れたんですけれ
ども、実際はこれは私は三十六年に入るべき
人たちだ、こう思っているわけです。しかしながら、三十六年に入らないで、そして四十一年から四十六年にかけて入った、そういう
意味ではほぼ十年という長い間かかったことになるわけでありますが、それが終わってみて、いま
長官も
お話のように、四十六年の三月で三百七十何名という
機械作業員が残っている。これは私は当然だと思うんです。そういうものが存在するということは当然だと思うんです。それは五年の間に
自然減耗もありましょうけれ
ども、新しい
機械も導入されてくるわけです。また、
機械化も進むわけでしょうから、これからどうかわかりませんですが、この当時というのは
機械化も進めておりましたし、さらに新しい
機械もまた導入されているわけですから、当然三百七十何名というのは、あるということは、これはもう当然だと思います。四十一年に確認した
数字というものと四十六年になって見たところは、それだけの
数字は私は当然だと思うんで、いまおっしゃいますように、二千七百名でこれが最後ですということで進められた
経緯があるという
お話ですけれ
ども、しかし、実際には私がいま言ったような形になっていると思うんです。そうすれば、
長官のおっしゃるように、すみやかにこれはやはり
欠員補充方式で
定員に入れていかなきゃならない。二千七百名を入れるのに
欠員補充方式で五年かかった。三百七十名というのはすでにもう二年半たっているんです。こういうことでは、これはいつになるのかという、だれしも
考え方を持つわけです。ですから、いまおっしゃるように、これはすみやかに、
欠員補充方式なら
欠員補充方式で入れていくべきだと私は思うんです。ですが、すみやかにということでは、二年半これがそのままになっている
経緯からいいましても、これはなかなか納得できにくい。ですから、ある程度の年限を切って、四十八年、
四十九年、二年とか、あるいは三年とかいう区切りをつけて、そしてやるんだというやはり
考え方をはっきりお
出しになる必要があるんじゃないかと思う。
また、この点については、これは二千七百名入るときに、
欠員補充方式で入れるときに
行政管理庁等の
協力も大いにあったわけですけれ
ども、この三百七十名につきましても、これは
行政管理庁の一そうの
協力も得なきやならぬというふうに思うわけですけれ
ども、いずれにしましても、これはすみやかにということではこの
段階では納得できにくい。やはり四十八、
四十九、五十、三年なら三年で入れるんだというやはり
考え方を私ははっきりお
出しになる必要があると思う。それでなければ、すみやかにということで二年半ほうっておかれたわけですから、何年たつかわからないということでは、これは困るんじゃないかと思う。実際働いている人もそうだと思うし、また周囲で見ている者も、どうもこんな話は納得できない、これはもう当然だと思うんですけれ
ども、そういう
意味で、繰り返しになりますが、三年なら三年で入れるんだという
考え方を明示される必要があると私は思っております。この二千七百名を五年で入れたんですから、一年間に五百名ぐらいずつの
繰り入れ、
欠員補充方式でできたんですから、ですから三百七十名程度だったら、簡単にいえば一年でできそうな気がするのですが、
欠員の状況というのはなかなか
林野庁たいへん苦しいようであります。苦しいようでありますけれ
ども、二年半ほうっておいたんですから、これはいつまでも、ただ、
努力しますとか、すみやかにということでは私は納得できない。きちっと目標を示して、明示して、
考え方を明らかにしてもらいたい。
林野庁長官並びに
行政管理局長の見解を聞きたいと思います。