○大橋和孝君
大臣も次官も——いま
局長はああいうふうに
答弁している、私は非常に不満なんです。まあ、
局長の立場からいえば、あれぐらいしか言えないのかしらとは思うけれ
ども、私は、やっぱり
局長がむしろもう少し前向きな姿勢で取り組もうと言ったらぼくはまたこれでよけい明るくなると思うんです。非常に冷酷な顔をして、そして、一つの反省の色もなしにまたそれは悪ければ正すとか、そんなことはだれでも言うことなんだ、それ。それはもうそういうことから言えば、私は人事
局長の値打ちないと思うんです、こんなことでは。こういう人を置いておけば、私はもっと郵政の中は暗くなるんでね、一ぺんかえてごらん、一ぺん。そうしたらもっとよくなると私は思うんです。これは暴言かもしれません。暴言かもしれぬけれ
ども、私は内心そんなふうに思うんですよ、実際の話が。だからして、まあ、人事のことまで議員が介入はもちろんできないことはわかりますから、ほんとにそれぐらい思うほど私はこういう問題に対して怒りを
感じます、ほんとに。それで私は、一方でブラザー運動が行なわれているんですよ、マン・ツー・マンでもってこうやってやると、それが定着することだ、また事務を
能率化することだとお考えになっていることも一つの方法だといまおっしゃいました。けれ
ども、そういうことをするよりはまあオッフェンバールに、こういうふうにしようと言ったほうが私はもっと
能率がよくなりはせぬか。何となれば、いま一つの例でもありましたでしょう、保険の額でも減ってくるんじゃないか、こういう例を見てみると、それはそんなこともあったかもしれぬけれ
どもとか、あるいは表彰したりまたは人をかえたりするときにもいままでは年末闘争をやったやつはやられる、そういうことはあるでしょう。あるけれ
ども、それ以前の問題として、一方ではブラザーをやってマン・ツー・マンでやりながら、一方ではまたそういうことをやりながら、これ全体を考えてみたら、ますます悪循環をしていくような私は
感じがします。ですから、こういう点をこの間も私は最後に皆さんにお願いをしました。やりますと言っておりました。けれ
ども、それが行なわれていないんです、いま聞いてみれば。ですら、私はもうそれなら褒賞は悪かったからやめるわと、だからもう一ぺんこうやってみんなやったらどうじゃというようなことでやったとしたら、——まあ、それは仮定の話ですけれ
どもね。そうしたら、私はすばらしくああそれは変わったと、こういうことになるんじゃないかと思うんですよね。これは
大臣のいつもの発想のようなことで——いや、これはいかないことですから、そんなことを言うているんじゃないですよ、たとえての話なんですけれ
ども、私は、そういうふうにして、いま
局長さんが、よっしゃ、これはもう前向きにやるなんと言ったら、人事
局長がそういうことを言ったら、私はよくなるんじゃないかと思うんですね。だからして、ひとつ私は
局長さんに特に、そういうふうなことをしていただくような発想に発想の転換をしてもらいたいと思うのと同時に、
大臣も、もう次官も、ひとつ、そういうことを強くしっかり受けとめて、王子へ私が行って
ほんとうに意外に思ってまいりましたのですから、このことを訴えながら、やっぱり郵政全体に対しての養成をひとつうまくやっていただくというふうなことに転換をしてもらえないのか、こういうふうに私は思うんですが。