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岡本委員 そうしますと、その基礎をつくるために——実際にいま私の言っているのは尼崎、西宮、芦屋、この四十三号線のあそこ、ぼくはあの近所におるのですけれ
ども、相当そういった人たちに被害が出ているわけですが、基礎研究のためにあの辺のところを使って、そして
一つの基礎研究をやってみたらどうか、私はそういうように思うのですよ。
騒音振動によって起こった病気、これについてははっきりしていないとおっしゃいますけれ
ども、これははっきりさせていかなければならぬのと違いますか。この音頭をとってやっていくのが、やはり
環境庁ではないですか。これがはっきりしないからといって、いつまでもほうっておきますと、こういう問題は解決しませんよ。これはひとつ
環境庁で一ぺん検討してもらいたいということを私は要求しておきます。
建設省がいま来ましたから、
道路局長さんに伺います。
全国の交通
公害についていま
質問しているわけですが、そのうちの事例をきょうあげているわけですけれ
ども、この間当
委員会で私要求いたしまして、警察庁から兵庫県警に指示をしてもらって、いろいろと
調査を——減速したり、あるいはまた四車線のやつを二車線しか通さない
道路規制ですか、こういうものもいろいろやったけれ
ども、あまり
効果があがっていない。その
一つの
原因を私が実際に
調査いたしますと、こういうことがあるのですね。重量車の通行のためにアスファルトがずいぶん波形になっている。これが
騒音、振動の大きな影響になっておる。しかもことしの七月ごろ、この修繕のために、あそこに国道事務所がありますが、芦屋市の呉川町付近で
実施したが、途中で
機械がこわれてそのままほうってある。こういうような事例もあるのですね。
これは私、高橋さんが
局長をやっておるときに、一応まずこの
道路を補修しましょうということで、五センチほどアスファルトを敷いてもらったことがあるのです。それでぐあいが悪ければ、もう五センチやりましょうという話もあったわけですけれ
ども、こういうふうなことで、これをほうっておかれると付近の人がどうにもならないわけです。いかに警察で
規制したって直らない。というのは、こういう
道路が悪いからなんですね。これについてどういうお考えを持っておるか、ひとつお聞きしたい。