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1972-02-28 第68回国会 参議院 本会議 第5号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和四十七年二月二十八日(月曜日)    午前十時四分開議     ━━━━━━━━━━━━━議事日程 第五号   昭和四十七年二月二十八日    午前十時開議  第一 国務大臣発言に関する件(昭和四十七   年度一般会計予算修正について)     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  一、新議員の紹介  一、請暇の件  一、裁判官弾劾裁判所裁判員予備員及び裁判官   訴追委員辞任の件  一、裁判官弾劾裁判所裁判員予備員及び裁判官   訴追委員選挙  一、国家公務員等任命に関する件  一、日程第一  一、昭和四十六年度の米生産調整奨励補助金等   についての所得税及び法人税臨時特例に関   する法律案衆議院提出)      ——————————
  2. 河野謙三

    議長河野謙三君) これより会議を開きます。  この際、新たに議席に着かれました議員を御紹介いたします。  議席第十七番、地方選出議員、茨城県選出中村登美君。    〔中村登美起立拍手
  3. 河野謙三

    議長河野謙三君) 議長は、本院規則第三十条により、中村登美君を農林水産委員に指名いたします。      ——————————
  4. 河野謙三

    議長河野謙三君) この際、おはかりいたします。  山田勇君から海外旅行のため来たる三月一日から十日間請暇申し出がございました。  これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 河野謙三

    議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。よって、許可することに決しました。      ——————————
  6. 河野謙三

    議長河野謙三君) この際、おはかりいたします。  杉山善太郎君から裁判官弾劾裁判所裁判員予備員を、和田静夫君から裁判官訴追委員を、それぞれ辞任いたしたいとの申し出がございました。  いずれも許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 河野謙三

    議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。よって、いずれも許可することに決しました。      ——————————
  8. 河野謙三

    議長河野謙三君) つきましては、この際、  裁判官弾劾裁判所裁判員予備員裁判官訴追委員各一名の選挙を行ないます。
  9. 瀬谷英行

    瀬谷英行君 各種委員選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
  10. 藤田正明

    藤田正明君 ただいまの瀬谷君の動議賛成をいたします。
  11. 河野謙三

    議長河野謙三君) 瀬谷君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  12. 河野謙三

    議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  よって、議長は、裁判官弾劾裁判所裁判員予備員横川正市君を、  裁判官訴追委員安永英雄君を指名いたします。      ——————————
  13. 河野謙三

    議長河野謙三君) この際、国家公務員等任命に関する件につきおはかりいたします。  内閣から、社会保険審査会委員中村隆則君を任命することについて、本院の同意を求めてまいりました。  内閣申し出のとおり、これに同意することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  14. 河野謙三

    議長河野謙三君) 過半数と認めます。よって、これに同意することに決しました。      ——————————
  15. 河野謙三

    議長河野謙三君) 日程第一 国務大臣発言に関する件(昭和四十七年度一般会計予算修正について)  大蔵大臣から発言を求められております。発言を許します。水田大蔵大臣。    〔国務大臣水田三喜男登壇拍手
  16. 水田三喜男

    国務大臣水田三喜男君) 政府は、さきに、昭和四十七年度予算を国会に提出し、御審議をお願いいたしているところでありますが、このたび、一般会計予算につき修正を行なうことといたしました。  ここにその概要を御説明いたします。  第一は、歳出予算中防衛庁の航空機購入費二十六億三千万円、装備品等整備諸費一億六千百万円、計二十七億九千百万円を減額したことであります。  なお、これらに関連する国庫債務負担行為につきましては、二月二十五日の衆議院議長のごあっせんの内容に沿って取り扱ってまいる所存であります。  第二は、歳入予算中国有財産売り払い収入を二十七億九千百万円減額したことであります。  この結果、昭和四十七年度一般会計予算の規模は、歳入歳出とも十一兆四千六百七十六億円となります。  本件につきましては、去る二月二十六日、衆議院においてすでに御承諾を得ましたが、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手
  17. 河野謙三

    議長河野謙三君) これにて休憩いたします。    午前十時九分休憩      ——————————    午後零時三十二分開議
  18. 河野謙三

    議長河野謙三君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、日程に追加して、  昭和四十六年度の米生産調整奨励補助金等についての所得税及び法人税臨時特例に関する法律案衆議院提出)を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 河野謙三

    議長河野謙三君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長の報告を求めます。大蔵委員長前田佳都男君。    〔前田佳都男君登壇拍手
  20. 前田佳都男

    前田佳都男君 ただいま議題となりました法律案は、衆議院大蔵委員長提出によるものでありまして、昭和四十六年度に交付される米の生産調整奨励補助金等について、所得税法及び法人税法上の軽減措置を講じようとするものであります。  すなわち、個人が交付を受ける補助金等については、一時所得収入金額とみなすことにより、特別控除が適用され、また、農業生産法人交付を受ける補助金等については、交付を受けたあと二年以内に固定資産の取得または改良に充てた場合に、圧縮記帳特例を認めるものであります。  本法施行に伴う昭和四十六年度の減税額は、約五億円と見込まれております。  委員会における質疑の詳細は会議録に譲りたいと思います。  質疑を終了し、討論なく、採決の結果、本案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  右御報告申し上げます。(拍手
  21. 河野謙三

    議長河野謙三君) これより採決をいたします。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  22. 河野謙三

    議長河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、本案全会一致をもって可決せられました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十五分散会