○
田代富士男君 いま御了承を願いたいとおっしゃる。私がもしも
委員長の立場であるならば、いま
委員長が申されたようなことをおそらく私も答えると思います。しかし今回はちょっと事情が違うわけなんです。要するに火曜日と木曜日以外はやらないということ、正式
委員会の
議事録に載っているわけじゃありませんけれども、内々それできまってきているわけなんです。これを十九日の日に強硬に
委員会を開いていらっしゃらなかったならば、おそらくきょうはもう、いまの時点で
鉄建公団の
法案は上がっているかもしれません。これは私がきめるわけにはいきませんが、朝から
委員会はスムーズに、こういう
人事案件でもめる必要なくて上がっているかもわからない。十九日のそのようなことがあったために、こういうことがなされた、私はその点を遺憾に思います。
もう一つあることは、この十九日に
職権で開かれた、それで
国対へ上げられて、
国対の話し合いの
段階で一応二十三日から正常化するというふうにきめられましたということは、
考えてみるならば
国対の
段階できまったことは、二十三日から二十六日までの間に
定例日以外に一日
審議の日程をとる、それから二十三日の日に国鉄
法案の
趣旨説明を何としてでもお願いするという、これは強い申し入れと要望があった。そういう二点あると聞いております。だから、こういう強硬な
職権の
委員会を開いて
国対に上げて、そして、そういう一日日程を追加すると、そういうようなやり方でなくて、もっと
理事の間でこの問題を練っていくならば、こういうようなことにならなくて済んだと思うんです。その証拠がきょうの二十三日の
委員会の、朝の
委員会です。二十三日から正常化になった。しかし確かにそれは参議院全体とすれば他の
委員会も正常化されたんでしょう。しかし、その原因を起こしたのは
運輸委員会です。
運輸委員会で、もう正常化されたのだから、十九日
職権で開いた
委員会もこれは何にも
関係ない、さあすぐに開きましょう、こういうわけには私はいかぬと思う、筋道から言っても、筋論からいきましても。やはり
冒頭におきまして、十九日の
職権で開いた、いろいろ理由がありましょうけれども、
委員長の立場としてその理由なりを説明して入るならば、これは話聞けないわけでもありません、その
姿勢があるならば。しかし
冒頭において、今度
理事を交代いたします、これは党内事情、それはもちろん党内事情ということは、われわれが内政干渉するわけにはまいりません。しかし、もしか党内事情であったとしても、そこは
与党の
理事として、ほかの
委員会と違って当
運輸委員会は、十九日
職権開会をやって再開する
委員会であるから慎重な上に慎重、そういういろいろなわだかまりを残すような、問題になるようなものは一日待ったならば、あすあるいは次の二十五日でも
委員会が開かれます。そのときに
委員長、交代できないのか。そういうところの配慮すらもされなくて、私どもはもう正常化されたのだから
理事交代してやろうじゃないか。それじゃ、こういうときでございますから、何でもないときであるならば、平常であるならばそれもよかろう。しかし、これだけ約束されていたにもかかわらず、
職権で
委員会をやられた
あとで今度は
理事が交代、何かあるんじゃなかろうか、こういう目で見たならば全部つながってくるわけなんです。平常でしたならばそういうことは
考えませんけれども、何で交代しなくちゃならぬか。そうなりますと、少なくとも、前回の国鉄運賃
法案のときにいろいろごたごたがありました。これは江藤
委員いらっしゃるところで申しわけないけれども、あのときにも途中で江藤
委員が
理事に交代されてからごたごたした。またこれはごたごたの始まりじゃなかろうかと、私はそう思いますよ。だから、何でこういうときに前のイメージを再び思い起こすか、夢よもう一度の反対のことです。何でこういうところに慎重な態度がとられないのか。私はその点、
与党の
理事の
皆さんたちも、
野党はどうでもなるのだと、またもめたならば
国対に上げれば一歩前進、もめたならば会長
会議に上げて二歩前進、こういうふうな姿でやられたから私は遺憾だと思います。そのことは、さっき申されましたとおり、
理事会できめられたことが
——私の不徳のいたすところでございますと
委員長申されましたから繰り返すわけじゃないけれども、逐次報告してもらうことが、これがあたりまえのことです。それがされていない。そういう
姿勢を私は遺憾に思いますけれども、まず私は、
与党の
理事の代表の方でもけっこうですけれども、きょうの
冒頭におけるところの
人事案件の問題に対してどうでしょうか、どういうお
考えでしょうか。