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1972-05-26 第68回国会 衆議院 本会議 第34号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
四十七年五月二十六日(金曜日)
—————————————
昭和
四十七年五月二十六日 午前十時 本
会議
—————————————
○本日の
会議
に付した
案件
会期延長
の件 午後二時三十三分
開議
船田中
1
○
議長
(
船田
中君) これより
会議
を開きます。 ————◇—————
会期延長
の件
船田中
2
○
議長
(
船田
中君)
会期延長
の件につきおはかりいたします。 本
国会
の
会期
を六月十六日まで二十一日間
延長
いたしたいと存じ、これを発議いたします。(発言する者あり) 本件につき
討論
の通告があります。順次これを許します。
斉藤正男
君。 〔
斉藤正男
君
登壇
〕
斉藤正男
3
○
斉藤正男
君
佐藤内閣
は、
昭和
三十九年十一月九日、第四十七
臨時国会召集
以来、前後二十二回にわたって
国会
を召集いたしました。そのうち、
常会
またはそれに準じた
国会
七回のうち、六回まで
会期
を
延長
し、その
延長日数
は実に百七十七日になろうとしております。これを
醜態
といわずして何というのでありましょうか。
国会
と相撲を比較して恐縮ですが、
大相撲夏場所
では、三勝五敗の
横綱北
の富士は早々と休場し、引退すらうわさされているのであります。七回の
常会
中六回も
延長
せざるを得なかった
佐藤内閣
、まさに一勝六敗というべきであります。しかも、きょう五月二十六日は、第六十八
国会
の
最終日
、
国民
一人残らず、あすにでも
佐藤内閣
総
辞職
を待望していたやさき、
最後
のど
たんば
でまたまた二十一日間という大幅な
会期
の
延長
とは、何たることでありましょう。
国民
のすべては
救いよう
のない
政治不信
にかり立てられ、
国権
の
最高機関
の
権威
また地に落ちたというべきであります。(
拍手
) 私は、
日本社会党
を代表し、今
国会
の
会期延長
に対し、断固
反対
の
討論
を行なうものであります。(
拍手
)
反対
の第一は、
国民
のすべては、これ以上
佐藤内閣
にとどまってもらいたくない、一日も早く総
辞職
し、みずからの
政治責任
を明らかにすることを
要求
しているのであります。 最近の
世論調査
は、
佐藤内閣
の
支持率
は戦後
歴代内閣
の最低であり、
佐藤内閣
の
退陣要求
は、
野党各党
はもとより、
与党自民党
の中にさえほうはいとしてわき起こっているではありませんか。
国会会期
の
延長
は、それだけ
佐藤内閣
の
延命
に連なるものであります。
佐藤内閣
は、全
国民怨嗟
のまっただ中で、なおその老醜をさらそうとするのであります。それは
国民
のために
最大
の不幸であります。もはや
政権担当
の資格も能力もないことが明らかになった今日、
政治
の
停滞
と
政治
への
不信
をこれ以上助長する
会期
の
延長
は、
国会
を冒涜し、
国民
を愚弄する以外の何ものでもありません。
佐藤内閣
が
国民
から圧倒的に支持される
ただ一つ
の道は、いますぐやめ、信を
国民
に問うことであり、
会期
の
延長
ではないのであります。(
拍手
)
反対
の第二は、今
国会審議
の
停滞
は、その全
責任
が
政府
・
与党
にあったことであります。 長年にわたる
佐藤自民党政府
の悪政は、まさに今
国会
でその頂点に達しました。いまや、全く収拾しがたい
事態
となってしまったのであります。それは、
佐藤内閣
の一枚看板であった
高度経済成長政策
が、森羅万象すべてを
公害
にさらし、生きとし生けるものの生存すら危うくし、
国民
の命と暮らしが最悪の
事態
に追い込まれたことが象徴しています。
予算審議
にあたり、四次防の先取り、台湾の帰属をめぐる
政府見解
の動揺、
沖繩
への
自衛隊資材
の
強行輸送
、
沖繩軍用地復元補償
をめぐる
日米密約
、日中問題に対するその無定見、さらに
日米事前協議
の
空洞化
などなど、
政府
・
与党
の不
手ぎわ
が、そのつど、
審議
の中断、陳謝、弁解の繰り返しであり、三カ月もかかった
予算審議
、そして前例のない
予算
の
大幅修正
、
暫定予算
の編成と、古今未
曽有
の
醜態
をさらしたのは
政府自体
ではありませんか。
ペテン
とごまかし、無定見きわまりない
政府
・
与党
の
議会軽視
、
国民欺瞞
のやり方が招いた当然の結果であります。 その上、
国鉄運賃値上げ法案
、
健康保険改悪法案
をはじめ、平和と
民主主義
を否定し、
国民
の
生活
と
福祉
を
犠牲
にする反動的諸
法案
を無神経に押し通そうとする暴挙を断じて許すわけにはまいりません。(
拍手
) 口先だけの
福祉優先
、
福祉
なくして
成長
なしなどということばのそらぞらしさは、
国民
が一番よく知っています。依然として軍備を拡張し、大
企業
、
金持ち本位
の
インフレ政策
を掲げ、
国民
は、
公共料金
をはじめとする物価高に悩み、
公害
に苦しみ、
企業
の格差は広がり、
佐藤内閣
に対する
怨嗟
の声はちまたに充満しているではありませんか。それでもなお、
会期
を
延長
し、
政治
の実態を
国民
の目からおおい隠そうとするのでありましょうか。傷はますます深く大きくなり、断末魔の苦しみだけが倍増することになるではありませんか。
反対
の第三は、
議会制民主主義
の危機であります。
政府
・
自民党
の
諸君
は、悪いととは何でもかんでも
佐藤
さんに押しつけ、
満身創痍
の
佐藤
さんに追い打ちをかけ
よう
というのでありましょうか。
会期
を大幅に
延長
し、
国民犠牲
の
反動法案
を押し通そうとする意図は、
議会
を
政府
・
与党
の私物化していると断ぜざるを得ません。
国民
の知りたいことはひた隠しに隠し、
国民
に
犠牲
を押しつける
法案
は議席の多数で押し切ろうとするがごときは、まさに本末転倒であり、
議会
を形骸化し、多数を頼んだ
党利党略
であります。この
よう
な見せかけの
審議
は、
国民
の
議会不信
を一そう助長し、
議会
の機能をみずから放棄し、
民主主義ルール
の破壊に連なることを憂うるものであります。
政府
。
与党
の戦術的、
党略的会期
の
延長
は、
国会
みずからがその墓穴を掘ることであり、その全
責任
は
与党自民党
にあります。(
拍手
)
自由民主党
の
皆さん
、死児にむち打つのをやめ
よう
ではありませんか。
気息
えんえんたる
佐藤内閣
は、いまや、リンゲルを打とうが、カンフルを打とうが、命旦夕に迫っているのであります。(
拍手
)
会期延長
を直ちにやめ、
佐藤政権
の終えんを静かに見守ろうではありませんか。それが人の道であり、天の道であります。 以上、私は、きわめて簡単でありましたけれども、
反対
の三点を強調し、ここに
会期延長
絶対
反対
を唱えて、
討論
を終わるものであります。(
拍手
)
船田中
4
○
議長
(
船田
中君)
小渕恵三
君。 〔
小渕恵三
君
登壇
〕
小渕恵三
5
○
小渕恵三
君 ただいま
議長
から発議されました二十一日間の
会期延長案
に対し、私は、
自由民主党
を代表して、
賛成
の
討論
を行なわんとするものであります。(
拍手
) 顧みますに、昨年十二月二十九日より始まりました第六十八
国会
は、
会期
の
最終日
を迎えた今日、
提出法案
百四十一件のうち、両院を通過、
成立
したもの三十三件、その他
議案
を加えても、
提出議案
百九十六件中、
成立案件
四十五件にすぎないのであり、いまなお
衆議院
で
審議
中のもの六十九件の多きを数えるのであります。
国民
の負託を受けて
政権
を担当するわが党としては、十分なる
審議
を尽くした上で、わが
政府
・
与党
が提出せる全
案件
の
成立
を期すべきことは当然であり、
会期
の
延長
に
賛成
することもまた当然であります。(
拍手
) 今回の
会期
の
延長
に関しては、すでに
議院運営委員会
においても
決定
いたしており、
国会法
第十二条の現地に従って手続を踏んだものであり、形式上何の
違法性
も存在しないことをまず主張したいのであります。 さて、今第六十八
国会
の
審議
の
状況
が必ずしもスムーズでなかったことは、今日までの
成立案件
のきわめて少ないことでも明らかであります。その
原因
に、
開会冒頭
の
政府
の一部不
手ぎわ
から生じた空白の存在もあえて否定するものではありませんが、同時に、今
国会
では、各
議案
とともに、なかんずく
重要法案
といわれ、過去二回の同
法改正
が
国会
大混乱の
原因
をつくったいわゆる
健保法案
や、いわゆる
国鉄法案
が、
連合審査
や
公聴会開催
、
参考人意見聴取等
、あらゆるくふうを加えて
審査
され、きわめて慎重の上にも慎重の
審議
が重ねられたゆえに、所要した時間もまた決して少なくなかったことも、これまた事実であります。 今
国会
が、か
よう
に、過去の
国会
に見られたごとく、遅滞する
審議
−
物理的抵抗
−
強行採決
−乱闘という従来の
パターン
を、
与野党協力
のもとに排除し、徹底的な
論議
を尽くし、ときに
修正
も辞せずという、いわゆる
議会制民主政治
本来の姿に回帰したということは、実は当然のことではあるのでありますが、しかし、この際真に特記すべきことであり、おそらく
国民各位
もそれ相当の評価を下すものと確信するものであります。(
拍手
) か
よう
に、各
法案
ともきわめて時間をかけての
慎重審議
に努力してきたのでありますが、ちなみに、
国民福祉生活
に欠くことのできぬ
重要案件
の
一つ
である
健保法改正案
の
可決成立
は昨日であります。
当該委員会
においてきめこまかい
論議
が尽くされ、その間、
与党
と
野党
との間にたび重なる折衝により
修正
の話し合いが行なわれ、結果、
修正案
が提出され、また本
会議
において
各党
の代表が堂々と
討論
の上、
記名採決
が行なわれたのであります。世に
因縁法案
ともいわれたこの
議案
においても、戦後の
議会史
にしるさるべき新しい
パターン
の導入によって
可決成立
し、
参議院
に送付されたのであります。 かくして、この例に見られたごとく、本院を通過した
議案
が、
参議院
で同じく
審査
されることを期待することは、あながち
与党
の
議員
のみならずと思われるが、いかがでありましょうか。(
拍手
) ともあれ、
参議院
で現在
審議
中の
案件
四十五件のうち、四十四件はすでに本院を
可決成立
したものであります。すなわち、本院の
意思
は
可決
なのであります。しかるがゆえに、もし今回かりに本院が、法で定められた範囲内での
会期
の
延長
に
反対
し、その
決定
を怠れば、
参議院
で
審査
中の
案件
が未
成立
に終わるのは避けられぬことになるのであります。 一方において
議案
に対して
可決
であるとの
意思
を示した本院が、片や
会期延長
をせざるという
決定
を下し、
可決案件
の
成立
を期待しないということになるならば、本院にとって真に
自己矛着
の行為といわざるを得ないのであります。(
拍手
)したがって、本
院議長
の発議は、まさに当然のことと申すべきであり、
可決
という崇高な本院の
意思
を否定するための
会期延長反対
の
理由
をいずこにも見出し得ないのであります。
与野党
は、
採決
に上至る間、
議案
に対する
賛否両論
の存在することは論をまたないのでありますが、いやしくも
衆議院
が
決定
を下した以上、これに従うことは当然であり、否定するものはよもや何党、何びともいないと思うからであります。
最後
に一言付言いたします。 今
国会
が
民主制
の
ルール
に徹したことは、さきに述べたとおりであります。しかるに、ただいま一部
野党
はにわかに
議場
を退席されました。昨今、知る
権利
、知らせる
義務
が話題になり、
国民
の知る
権利
の
要求
の声の大きいことにかんがみ、
木本会議
において
賛否
の議論もなく退席されたのでは、まさに
国民
に知らせる
義務違反
とも申されましょう。(
拍手
)強く遺憾の意を表明いたすものであります。 以上、
会期延長
に対するわが党の
賛成討論
を終わります。(
拍手
)
船田中
6
○
議長
(
船田
中君)
和田春生
君。 〔
和田春生
君
登壇
〕
和田春生
7
○
和田春生
君 本来ならば第六十八
国会
の
最終日
であるべき本日、
会期延長
が提案されましたことは、その経緯にかんがみて、深く遺憾とするところでございます。 私は、民主的な
議会政治
の
あり方
の基本に立ちまして、今回の
会期延長提案
に強く抗議し、民社党を代表して
反対
の
討論
をなさんとするものでございます。(
拍手
) 私が
反対
をする第一のかつ
最大
の
理由
は、今回の
会期延長
が
国会
の
責任
によるものではなく、これすべて
行政府
の
失態
に基因し、
国会運営
がスムーズに運ばなかったところに
理由
があるからであります。(
拍手
) 本年度の
予算委員会
は、御承知のとおり、雪の降るころから桜の花の咲くまで延々六十
日本院
において費やしました。しかし、この経過を通じまして、
野党側
が
審議
を拒否するという
よう
な物理的な力を用いたことは一度もございません。四次防の先取り問題に端を発しまして、
自衛隊
の
立川基地
への
やみ討ち進駐
あるいは
沖繩
への
物資輸送
、また中国問題に対する
閣内意思
の不統一、そして
沖繩返還交渉
にからむ
秘密電報
の
暴露等
、これことごとく
行政機関
たる
佐藤内閣
の
失態
によるものであります。 この
行政機関
の
失態
の事実をおおい隠し、
国会
がそのしりぬぐいをするために
会期
を
延長
するということは、
国権
の
最高機関
たる
国会
みずからが
国会
の
権威
を傷つけ、憲政の常道を踏みはずすものといわなければなりません。(
拍手
)私は、この
よう
な
国会
の
運営
の
あり方
を断じて承認するわけにはまいらないのでございます。 先ほど
与党議員
より
会期延長
に対する
賛成討論
がございましたけれども、かりに
重要法案
の多くについて
審議
を十分に尽くすだけの余裕がなかったといたしましても、それはわれわれ
国会
の
責任
ではなくて、先ほど来申し述べましたとおり、まさに
行政府
の
責任
に属するものであります。 したがいまして、
佐藤内閣
は、その
政治的責任
を感じ、
国会
において
法案
が積み残しされるとするならば、いさぎよく総
辞職
をすべきであるといわざるを得ません。にもかかわらず、すでに
気息
えんえんとし、
末期症状
と世間からいわれている
佐藤内閣
を、
国会会期
を
延長
することによってこれ以上
延命
を策する必要が一体どこにあるのでございましょう。新しく出直して
国会
に信を問い、国政の
審議
を進めるべきことが正しい道であると考える次第でございます。 なお、私は、この際、特に
政府与党
たる
自民党
の
皆さん
に申し上げたいのでございます。 今度の
国会会期延長
は、結局、
行政府
の都合により
国会
が
会期
を
延長
し、そのしりぬぐいをするというあべこべの状態になっておるわけでございます。
わが国
が
議院内閣制
のたてまえをとっておるがゆえに、
国会
内多数たる
与党
の
総裁
が
内閣総理大臣
になる。これは憲法のたてまえから、
一つ
の筋道としてわれわれも承知しておるところでございますが、そのことのゆえに、
国権
の
最高機関
であり、国の唯一の
立法機関
であるところの本
院議長
が、
自民党
の党籍を持つがゆえに、
与党総裁
たる
内閣総理大臣
にあたかも隷属するかのごとき様相を呈し、
与党
の
議員諸君
は、
国権
の
最高機関
たる本院の
常任委員長
になるよりも、
大臣
になることを欲して、
議会
が
行政府
の下風に立つ
よう
な
状況
を呈していることは、
与党
たる
諸君
の
責任
であると私は断ずるのであります。(
拍手
)どうか
与党
の
皆さん
、
議院内閣制
をとるといえども、
国権
の
最高機関
たる本院の名誉を守るため、すべからく
議員たる
の職責に立って、
民主的議会政治
の折り目、筋目を正すために、常々と正しく対処されんことを切に期待をしてやまない次第でございます。 なお、
最後
に私は申し添えたいと思いますが、先ほど
会期延長
に
賛成
をいたしました
小渕恵三
君は、昨年夏、本
院議院運営委員会
より
列国議会制度調査
のため一カ月
間派遣
をされ、
行動
をともにした
同僚議員
でございます。党を異にし、
立場
を異にいたしますから、
政策
の面において異なるとはいえ、
議会政治
の民主的な
制度
を守る、この決意においては多くの共鳴、
共通点
を持ってきた
議員
でございます。その
小渕
君と私が、ここに
立場
を異にし、
討論
をしなければならないということは、まことに不幸なことであるといわざるを得ません。 どうか、
自民党
の
諸君
、多数の力をかって
国会
の
権威
をみずから失墜する
よう
な愚劣な
行動
をすみやかにやめて、
わが国
の
議会制民主主義
を正しく守る
よう
重ねて強く要請をしつつ、
会期延長
にあくまで
反対
をして、私の
討論
を終わるものであります。(
拍手
)
船田中
8
○
議長
(
船田
中君) これにて
討論
は終局いたしました。
採決
いたします。 この
採決
は
記名投票
をもって行ないます。
会期
を六月十六日まで二十一日間
延長
するに
賛成
の
諸君
は
白票
、
反対
の
諸君
は
青票
を持参せられんことを望みます。
——閉鎖
。 〔
議場閉鎖
〕
船田中
9
○
議長
(
船田
中君)
氏名点呼
を命じます。 〔
参事氏名
を
点呼
〕 〔各員
投票
〕
船田中
10
○
議長
(
船田
中君)
投票漏れ
はありませんか。
——投票漏れ
なしと認めます。
投票箱閉鎖
。
開匣
。
——開鎖
。 〔
議場開鎖
〕
船田中
11
○
議長
(
船田
中君)
投票
を計算いたさせます。 〔
参事投票
を計算〕
船田中
12
○
議長
(
船田
中君)
投票
の結果を
事務総長
より報告いたさせます。 〔
事務総長報告
〕
投票総数
三百三十一 可とする者(
白票
) 二百二十六 〔
拍手
〕 否とする者(
青票
) 百五 〔
拍手
〕
船田中
13
○
議長
(
船田
中君) 右の結果、
会期
は二十一日間
延長
するに決しました。(
拍手
)
—————————————
〔参照〕 本
国会
の
会期
を六月十六日まで二十一日間
延長
するを
委員長報告
のとおり可とする
議員
の
氏名
安倍晋太郎
君 足立 篤郎君
阿部
文男君 相川 勝六君 愛知 揆一君 青木 正久君 赤城
宗徳
君
赤澤
正道君 秋田 大助君
天野
公義君
天野
光晴君
荒木萬壽夫
君 有田
喜一
君 有馬 元治君
井出一太郎
君 伊東 正義君
伊藤宗一郎
君
伊能繁次郎
君 石井 一君 石田 博英君 稻葉 修君 稻村佐近
四郎
君 宇田
國榮
君 宇野
宗佑
君
上村千一郎
君
植木庚
子郎君 内海 英男君 浦野 幸男君 江崎 真澄君 江藤 隆美君 小川 半次君
小此木彦三郎
君
小沢
一郎
君 小澤
太郎
君
小沢
辰男君
小渕
恵三
君 大石 武一君 大竹
太郎
君 大坪 保雄君 大西
正男
君
大野
明君
大野
市郎君 大橋
武夫
君 大平 正芳君 大村
襄治
君 奥田 敬和君 奥野
誠亮
君
加藤常太郎
君
加藤
六月君
加藤
陽三君
賀屋
興宣
君 鍛冶 良作君 海部 俊樹君 梶山 静六君
金丸
信君 金子 一平君 亀岡 高夫君 亀山 孝一君 鴨田 宗一君
唐沢俊二郎
君 仮谷 忠男君 神田 博君 菅
太郎
君
菅野和太郎
君 木野 晴夫君 木部 佳昭君 木村 武雄君 菊池
義郎
君 岸 信介君 北澤 直吉君 久野 忠治君 鯨岡 兵輔君 倉成 正君
小坂徳三郎
君 小島 徹三君 小平 久雄君 小峯 柳多君 小山 省二君
河野
洋平君
國場
幸昌
君
左藤
恵君 佐伯
宗義
君
佐々木秀世
君
佐々木義武
君
佐藤
榮作君
佐藤
孝行君
佐藤
文生君
佐藤
守良君
斉藤
滋与史君 齋藤
邦吉
君 坂田
道太
君 坂村
吉正
君 坂元 親男君 坂本三十次君 櫻内 義雄君
笹山茂太郎
君
始関
伊平君
塩川正十郎
君 塩谷 一夫君 島村
一郎
君 正
示啓次郎
君 白浜 仁吉君 砂田 重民君
瀬戸山三男
君 關谷 勝利君 園田 直君 田川 誠一君 田澤 吉郎君
田中伊
三次君
田中
榮一君
田中
角榮
君
田中
龍夫君
田中
正巳君
田中
六助君 田村 良平君 高鳥 修君
高橋清一郎
君 竹内 黎一君 竹下 登君 谷川
和穗
君 塚原 俊郎君 辻 寛一君 坪川 信三君
渡海元三郎
君
登坂重次郎
君
徳安
實藏
君 床次 徳二君
中川
一郎
君
中川
俊思君
中島源太郎
君
中島
茂喜君
中曽根康弘
君 中野
四郎
君
中村
梅吉君
中村
弘海君
中村
拓道
君
中村
寅太
君
中山
利生君
中山
正暉君 永山 忠則君
灘尾
弘吉君 南條 徳男君 二階堂 進君 西岡
武夫
君
西村
英一君
西村
直己 西銘 順治君
根本龍太郎
君 野田 卯一君 野中 英二君 野原 正勝君 野呂 恭一君 羽田 孜君
羽田野忠文
君 葉梨 信行君
橋本登美三郎
君
橋本龍太郎
君
長谷川四郎
君 長谷川 峻君 八田 貞義君 浜田 幸一君 早川 崇君 林
義郎
君 原 健
三郎
君 原田 憲君 廣瀬 正雄君
福田
繁芳
君
福田
赳夫君
福田
一君 福永 健司君 藤井 勝志君 藤尾 正行君 藤田 義光君 藤波 孝生君 藤本 孝雄君 藤山 愛
一郎
君 古川
丈吉
君 別川
悠紀夫君
保利 茂君 細田 吉藏君 本名 武君
前尾繁三郎
君 増岡 博之君
増田甲子
七君
松浦周太郎
君 松澤 雄藏君
松田竹千代
君 松永 光君 松野 幸泰君 松本
十郎
君
松山千惠子
君 三木
武夫
君
三ツ林弥太郎
君 三原 朝雄君 箕輪 登君 水野 清君 湊 徹郎君 宮澤
喜一
君 武藤 嘉文君 向山 一人君 村上 勇君
村田敬次郎
君 村山 達雄君 毛利 松平君 粟山 ひで君 森 喜朗君 森下
元晴
君
森田重次郎
君 森山 欽司君
山口シヅエ
君
山口
敏夫君
山崎平八郎
君
山下
元利君
山下
徳夫君 山田
久就君
山中
貞則
君 山村新治郎君 山本 幸雄君 豊 永光君
吉田
重延君
吉田
実君 早
稻田柳右エ門
君 綿貫 民輔君 渡部 恒三君
渡辺
肇君
渡辺美智雄
君 否とする
議員
の
氏名
安宅 常彦君
阿部
昭吾君
阿部
助哉君
阿部
未喜男君 赤松 勇君 井岡 大治君 井上 普方君 石川 次夫君 石橋
政嗣君
上原
康助
君 卜部 政巳君 江田
三郎
君 大原 亨君 岡田 利春君
加藤
清二君
勝澤
芳雄君
勝間田清一
君
角屋堅次郎
君
金丸
徳重君
川俣健二郎
君 川村
継義
君
木島喜兵衞
君 木原 実君 北山
愛郎
君 黒田 寿男君
小林
信一君
小林
進君
河野
密君 佐々木更三君
佐藤
観樹君 佐野 憲治君
斉藤
正男
君
阪上安太郎
君 島本 虎三君 下平 正一君
田中
武夫
君
田中
恒利
君 田邊 誠君 高田 富之君 武部 文君 楯 兼次郎君 千葉 七郎君 辻原 弘市君 土井たか子君 堂森 芳夫君 中澤 茂一君 中谷 鉄也君 楢崎弥之助君 成田 知巳君 西宮 弘君 芳賀 貢君 長谷部七郎君 日野 吉夫君 平林 剛君 古川
喜一
君 細谷 治嘉君 堀 昌雄君 松沢 俊昭君 松平 忠久君 松本 七郎君 三木 喜夫君 三宅 正一君 八百板 正君 八木 昇君 安井 吉典君 柳田 秀一君
山口
鶴男君 山中 吾郎君 山本 政弘君 山本弥之助君 横路 孝弘君 横山 利秋君 米田 東吾君 合沢 栄君 麻生 良方君 伊藤卯
四郎
君 池田 禎治君 今澄 勇君 内海 清君 春日 一幸君 川端 文夫君 河村 勝君 栗山 礼行君 小平 忠君 佐々木良作君 鈴木 一君 竹本 孫一君 塚本
三郎
君 門司 亮君
吉田
賢一君
吉田
之久君 和田 春生君
渡辺
武三君 浦井 洋君 田代 文久君 谷口善
太郎
君 寺前 巖君 林 百郎君 東中 光雄君 不破 哲三君 松本 善明君 山原健二郎君 米原 昶君 安里積千代君 瀬長亀次郎君 ————◇—————
船田中
14
○
議長
(
船田
中君) 本日は、これにて散会いたします。 午後三時十三分散会 ————◇—————