○廣瀬国務
大臣 私は、
田邊委員がうそをおっしゃる方でないということはよく知っておりまして、おっしゃるとおりの事実があったと思いますが、だということになりますれば、ほんとうに申しわけないことだと思います。しかも局を御視察になりまして、その結果につきましてのいろいろ御
意見、御見解等については、あるいは必ずしも先生方とわれわれとは
意見が一致しないかもしれませんけれども、入口におきましてそういう非礼があったということは、私はほんとうに遺憾千万だと思うのでございまして、これはしょせん私の
指導がまだ徹底していないということを非常に恥ずかしく思うわけでございますが、私といたしましては、国
会議員の先生方が、その方がいずれの政党に所属するにせよ、そういうことに区別なく、
気持ちよく、しかも円滑に十分に御
調査、御視察を遂げられるように雰囲気をつくる、御協力を申し上げるということが、私は現業の
局長はじめ
関係者のとるべき態度だというように強く信じておるわけでございまして、従来そのような
指導はしてまいったつもりでございますけれども、それが御
指摘によりまして、まだ徹底していないということを非常に恥ずかしく思うわけでございまして、皆さま方が現業局においでになるのは、結局郵政
事業をよくしたい、国家のために、また
国民のために
事業の
改善をはかりたいというお
立場から御
調査になるわけでございますから、表も裏もありのままの姿をごらんに入れて、あるいはおほめのことばをいただくこともございましょうし、あるいはいろいろ御批判の御
意見も承ることがございましょうし、そういうことを私どもにお伝えいただきまして、私どもの施策、施政の参考に資するというのが先生方のねらい、国
会議員の
方々の現業局の視察でございますから、この点はほんとうに、
最初の入り口においてそういう態度があったということは重々申しわけないと思います。
ただ、先ほど申し上げましたように、あまり大人数で参りまして現業局の運営に非常に支障を来たすというようなことはよろしくないことでございますけれども、先生方が御視察になるについては
調査のお助けと申しますか、手足となって先生方の御
調査を助けるというような方の随行、そういう
方々はある程度必要だということは私ども理解ができるわけでございまして、今後先生方に不快の念を与えることのないように、そして円滑に御
調査のできますように、こういうことを昨年の暮れも申し、また今度繰り返し申し上げるということは、私ほんとうに恥ずかしいと思いますけれども、いかに行政がむずかしいかということをしみじみ
考えるわけでございます。やはり今後もほんとうにゆるむことなく、あくまでも徹底した
指導をしていかなければならないということを、きのうからきょうにかけて、私しみじみと感じておるわけでございます。いまの、入り口の場所において失態があったということはほんとうに申しわけないとおわび申し上げる次第でございます。