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森勝治君
人事局長はどうも先回りして答弁されていますね。私は具体的に
局長の名前あげないのですよ。あなたがいま言われたのは、あなたがそこまで言われたんですから私も具体的に局名あげますが、浅草
郵便局のことですね、あなたが言ったのはどうも。二台あって一台はあいてた、うそおっしゃい、一台はかけっぱなしでだれもいやしない。一台はかけてあったけれ
どもそこに人がいた。私が貸してくれと言った、そうしたら
かぎがかかってて、それじゃ公衆
電話使おうと言ったら、
先生あけてあげますよと言ったんですよ。何を言っているのですか、あなた一体。でたらめを言いなさんな、ぬけぬけと。そういうことを私はこの目で見てきたのだから。うそを言うからどんどん問題が起こるのですよ。あまりうそを言いなさんな。われわれが国会で
質問するほどの問題なんですからもっと慎重に対処しなさい。でたらめもほどほどにしなさい。私は一人で行ったんじゃないのです。必要ならばいつでも証人出すよ。あなた方のその姿、現状を認識している人がいるのだから。いいですか。そういうぬけぬけとうそを言うのだから。両方かかっていたんですよ。はずしてあげましょうとその係が言ったのです、
一つのほうにすわっている人が。だめですよ、出先の局の
報告をあなた方はうのみにして、われわれが労働者側に立つ発言をすると、あなた方はわれわれが偏見を持ってするとおっしゃるかしらぬが、あなた方こそ偏見を持ってわれわれを見ているのですよ。だからそういう答えになるのですよ。浅草の
局長に言いなさい。
局長がそれで、われわれ戻って来て、
局長何と言ったか。
先生勤務時間中に
かぎかけるなんてばかなことはありやしませんよあははと笑ったんですよ。いいですか
人事局長。私ひどい局だねと言ったんですよ。せせら笑ったんですよ。ところがいま何と言ったんですか、あなたは
一つは
かぎかかっていたといっているじゃありませんか、あなたの言うように二つあった
一つは、かりに一歩譲って
かぎがかかっていないといったって
一つはかかっていた、だれもいやしなかったじゃありませんか。具体的な事例が
一つ一つあるじゃありませんか、なぜそういうことがやまないんです。かりにあなた方の言う、あなた方が見て
電話の乱使用する
職員がいるとして、
郵政の予算の中で何%影響あるんですか。それよりも
郵政省というところは自分の従業員にも
電話使わせない、
かぎをかけているというその世間から受ける指弾と嘲笑をあなた方はどう受けとめているのですか。恥ずかしいと思いませんか。逓信部内を十年も十五年も前に去った私でさえも、昔の
職場の悪口を言われると恥ずかしい思いをして
職場を本能的にかばおうと思う。なぜあなた方は全部やめないのですか、そういうことで通信費がかさんだけれ
ども、もうそういう方はいないだろうから、この辺で全部
かぎをかけるのはやめて、二、三カ月様子見ましょうと、なぜ言うことができないのですか、なぜそういう答弁できないのですか。
大臣、そうでしょう。そういう問題が過去あったけれ
ども、だからやむなくやったと、ただ、経済的な問題でやったとするならば、いま言ったように効果が上ったのだから、それならとりあえずはずしてみましょう。あなた方はその一人が千円使ったか二千円使ったか知らぬが、そのことよりもおれの
局長はおれたちを信用してくれないんだという、この従業員の
精神的な打撃というものをあなた方のものさしではかってあげたことありますか、ないでしょう。あなた方は宴会を全部やめなさい。
職員が一回二回
電話を使ったぐらいでそういうことを言って今後もやるならば、一切
大臣も金を使いなさんな。自分たちがやって
部下のそういうささいなことを目くじら立てていじめるならあなた方も一切やめなさい。そういうことは恥ずかしいと思わぬですか。そんなことやるのはどこの省にいますか、どこの省に
電話を乱用する
職員がいますか、
部下の悪口ばかり言って。無理を言って、
部下の悪口言っている。自分の
部下をかわいいと思いませんか。失敬でありますが、愛情がないのですか。
部下を信頼する心に欠けるのではないですか。あなた方はなぜ今回問題はあるだろうが、もうこの辺で一年たったから効果が生まれてきた
模様だから一応はずして様子を見ましょうと、なぜそういうふうに
職場の信頼を取り戻すような、信頼を勝ち取るような、心と心をあたため合うような方策をとれないのですか、
大臣。