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栗山委員 きょうは時間の
関係で社公民各一時間、こういうことで
理事会の御決定をいただいて運んだのでございますけれ
ども、いろいろ
理事会の問題がございまして、きょうは公明党さんが保留をいたしまして新たなときにやる、こういうことで、社公民が、社民、とこういうような一つの形で御質問をさせていただく、こういうことに相なりました。できるだけ定まりました時間内で取り組んでまいりたいと考えておりますが、四十四年度のNHKの決算に対しまして、若干のお尋ねを申し上げたい点がございます。
いま、
阿部委員が問題を提起されまして御質疑がございましたが、伊丹空港を中心といたしまする緊急事態だという
阿部委員の御
説明がございました。私の承知する限りにおきましても、あの選挙区におきます社会党の堀先生、それから私のほうの兵庫県から選出いたしております中沢伊登子女史というような者が、議員の矜持をもってこの動向や問題に対処いたしてまいった、こういう問題でございますが、私は大阪国際空港周辺のいわゆる騒音対策と申しますか、あるいはまた
受信料の問題等々にわたりまして、
阿部委員が御質問されましたけれ
ども、若干私も資料を用意いたしまして、ぜひともこれを明らかに対処すべきである、こういう
方針に基づきまして、きょうはほんとうは
郵政省の
郵政大臣のお越しをいただく、あるいはまた運輸省の所管
大臣にお越しをいただきまして、それから若干自治省に
関係がございます、環境庁にも
関係ございます問題でございますので、いろいろお願いを申し上げたのでございますけれ
ども、きょうはそういう
内容に至らない
関係がございましたので、御質疑を申し上げてお答えをいただけない範囲の問題につきましては、ひとつ保留をさせていただく、こういうことであらためて進めてまいりたい、かように考えておるわけでございます。
私は問題、三点ございます。
一つは、伊丹国際空港の、緊急にこの問題は
政府が対処いたしてまいらなくちゃならぬという、私も同様のとらえ方において、この問題をお尋ねを申し上げたいことが一点でございます。
第二点は、これまた
武部委員が若干お触れになりました十二
チャンネルの問題について、非常にこれは複雑な、かつ困難な、しかも、緊急にこの問題の方向づけをいたしてまいらなくちゃならぬ、こういうような
内容を持っておる問題等がございまして、決算に対します
関連行為としてはいささか触れてお尋ねを申し上げたい、かように考えておるわけであります。
御承知のように、大阪国際空港の周辺地域が、航空機の騒音等の障害を中心といたしまして、若干私のとらえ方では、空港移転の運動が歴史的経過の中にも潜在をいたしておるとは思いますが、騒音の規制の問題あるいは運航規制の問題、防止工事等の要求を出しておりますことは、これは事実なんでございます。特に、伊丹市におきましては、市民運動まで展開をいたしまして、私膨大な資料を持っておるわけでありますが、自治会が中心になりましてこの種の運動を展開いたしておる、それが発展いたしまして、市のほうで特別
委員会をつくりまして、これに対応する市会としての市のほうの方向づけをいたしてまいらなくてはならぬ、こういう特別
委員会も
設置をされましていろいろ
検討をされておる、こういうことでございましょう。当局もたいへん頭を痛めておる問題でございますが、これは伊丹市に限った問題でございません。この種の問題で加盟いたしておりますのは、周辺の大阪市を含みまして十一都市がこれに
関連をいたしましてこの協議会に参加をいたしておる、こういうことでございます。いわゆる今回市会で取り上げて不払い同盟の議決をいたしてまいろうじゃないかという市会の動きをいたしておるというのが、伊丹の今日置かれた状況だ、こういうことに理解をいたしておるわけなんですが、すでにいたしまして長い問題でございますから、NHKはその
内容をよく御存じだと私は承知をいたすのであります。同時にまた、
郵政省及び環境庁、運輸省というような、それぞれ
関係いたしまするところは、この問題について陳情や、要請や、いろいろな運動を執拗に展開をいたしておりまするから御承知だと思うのでありますけれ
ども、今日までの経過の
内容について御存じであるかどうかということを、まず
関係方面の御意見をお伺いをいたしたい。
もとよりNHKも不払い同盟の対象に入っておりますから、NHKのほうからしてもどのように情報をキャッチされておるかということをお伺いをしてみたい、かように考えております。どちらからでもけっこうでございます。