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1970-02-24 第63回国会 参議院 文教委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
四十五年二月二十四日(火曜日) 午前十時十五分開会
—————————————
委員
の
異動
一月二十日
辞任
補欠選任
青柳
秀夫
君
西田
信一
君 二月十三日
辞任
補欠選任
川村
清一
君
杉原
一雄
君
小林
武君
田中寿美子
君 二月十四日
辞任
補欠選任
斎藤
昇君
小林
武治
君
平泉
渉君
土屋
義彦
君
柏原
ヤス
君
宮崎
正雄
君
多田
省吾
君 二月十八日
辞任
補欠選任
西田
信一
君
大谷
贇雄君
委員長
の
異動
一月二十八日
委員長久保勘
一君は
公職選挙法
第 九十条により
退職者
となった。 二月十四日議院において
楠正俊
君を
委員長
に選 任した。
—————————————
出席者
は左のとおり。
委員長
楠
正俊
君 理 事
田村
賢作
君
永野
鎮雄
君
杉原
一雄
君
安永
英雄
君 委 員 大松 博文君
中村喜四郎
君 吉江 勝保君 秋山 長造君 鈴木 力君
田中寿美子
君 内田
善利
君
多田
省吾
君
萩原幽香子
君
政府委員
文部政務次官
西岡
武夫
君
文部大臣官房長
安嶋 彌君
事務局側
常任委員会専門
員 渡辺 猛君
—————————————
本日の会議に付した案件 ○
理事補欠選任
の件 ○
派遣委員
の
報告
—————————————
楠正俊
1
○
委員長
(
楠正俊
君) ただいまから
文教委員会
を開会いたします。 この機会に一言ごあいさつ申し上げます。 私、このたびはからずも
文教委員長
に
選任
されました。微力ではございますが、誠意をもちまして
委員会
の運営に当たりたいと存じますので、
皆さま方
の
特段
の御
指導
と御
協力
をお願い申し上げます。(
拍手
)
—————————————
楠正俊
2
○
委員長
(
楠正俊
君)
委員
の
異動
について
報告
いたします。 一月二十日、
青柳秀夫
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
西田信一
君が、今月十三日、
川村清一
君及び
小林武
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
杉原一雄
君及び
田中寿美子
君が、十四日、
斎藤昇
君、
平泉渉
君及び
柏原ヤス
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
及び
久保勘
一君の
議員退職
による
欠員
の
補欠
として
小林武治
君、
土屋義彦
君、
多田省吾
君及び
宮崎正雄
君が、十八日、
西田信一
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
大谷贇雄君
がそれぞれ
委員
に
選任
されました。
—————————————
楠正俊
3
○
委員長
(
楠正俊
君)
理事
の
補欠選任
についておはかりいたします。 私の
委員長選任
と
小林武
君の
委員辞任
に伴い、
理事
に二名
欠員
を生じております。
理事
の
選任
につきましては、先例により
委員長
にその指名を御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
楠正俊
4
○
委員長
(
楠正俊
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
永野鎮雄
君及び
杉原一雄
君を指名いたします。
—————————————
楠正俊
5
○
委員長
(
楠正俊
君)
西岡政務次官
から発言を求められておりますので、この際、これを許可いたします。
西岡武夫
6
○
政府委員
(
西岡武夫
君) このたび
文部政務次官
に就任いたしました。
皆さま方
の御
指導
、御鞭撻をよろしくお願いいたします。(
拍手
)
—————————————
楠正俊
7
○
委員長
(
楠正俊
君)
派遣委員
の
報告
に関する件を議題といたします。 先般、
委員会
が行ないました
教育
、文化及び学術に関する調査のための
委員派遣
について
報告
を聴取いたします。 まず第二班の
報告
を願います。
田村
君。
田村賢作
8
○
田村賢作
君 去る二月三日から六日間にわたりまして、
中村委員
、
川村委員
、
萩原委員
と私、
田村理事
は
茨城
、
福島
及び
栃木
の三県におもむき、各県の
教育行財政
の現状並びに
文化財
の
保存
、
保護
の
実情
を調査してまいりました。 以下、その
内容
を簡単に御
報告
申し上げます。 私
ども
は各県の
教育委員会
との
懇談
及び
現地視察
におきまして、詳細な
説明
並びに
要望
を承ってまいりましたが、以下、主要な点について申し上げます。 なお、
要望
の詳細は
資料
として
報告
のあとに添付することを
委員長
にお願いいたしたいと思います。 第一に、公立文教
施設
問題について申し上げます。 まず、
茨城
県では、
鹿島臨海工業地帯
の急速な
開発
に伴って
当該地区
の
過密現象
が顕著にあらわれております。これに対応して、
小学校
三十五校、
中学校
十八校、
高等学校
十四校、幼稚園五十校を数年のうちに
建設
しなければならない
状況
に追い込まれています。しかしながら、
工業地帯周辺
の土地は、坪当たり十万円以上も高騰しているため、
学校用地
の取得が非常に困難であるとのことでした。その上、一挙に多くの
学校施設
を
建設
しなければならない事情も加わって、
当該市町村財政能力
をもってしては、何とも手の打ちようがないので、
特段
なる国の
援助
を
要望
しておりました。
福島
県では、全
学校
の二〇%に及ぶ
僻地学校
をかかえている上に、
過疎現象
が進行しており、五
年間
の間に一〇%から二五%の
人口減少率
を示している
町村
は二十三
町村
にものぼっております。 このような
実情
から、県は、
学校統合
を進めておりますが、国の
助成措置
にもかかわらず、
当該町村
の
財政力
はきわめて弱いため、
統合
は円滑に進んでいないということでありました。したがって、
統合
諸
施設
に対する
国庫補助率
を三分の二以上に引き上げ、かつ起債の
充足率
を改善するよう
要望
がありました。また、
僻地学校
の
施設設備
に対しても同様の
要望
がありました。 さらに、去る一月末のいわゆる台湾坊主によって、
福島
県は十人の死者を出したほど、大きな
被害
を出しております。そのうち、
文教関係
では、
小学校
七十一校、
中学校
三十八校など、
合計
百二十九の
施設
、
金額
にして約二千八百万円の
被害
を受けているとのことでした。これに対する早急な国の
助成措置
を
要望
いたしておりました。
栃木
県では、
義務教育
の
施設整備
が他府県と比較して著しく劣弱でありました。すなわち、まず、
校舎
及び
屋内運動場
の
構造比率
を見ますと、木造が七八%、
鉄筋鉄骨
が二二%で、
鉄筋鉄骨
の
全国平均
四一%と比較しますと、その
保有率
は
全国平均
の半分しかないと言えます。さらに
屋内運動場
の
保有率
を見ましても、
小学校
の
全国平均
七一%と比較して、
栃木
県のそれは三二%と半分以下を示しております。
中学校
にしましても
全国平均
より低い
保有率
を示しております。以上、
栃木
県の
義務教育施設
の
整備状況
を一口に位置づければ、
全国
の四十五都道府県のうち、つまり悪いほうから二番目という順位にあります。
本県
でも、これは由々しい問題であると認識し、この汚名を返上すべく、
小学校
の屋体、
危険校舎
、
統合事業等
につきましては、四十四年度の二倍から四倍の
事業量
を四十五年度に
計画
いたしております。しかし、これらの
事業
の執行については、文部省の
助成
のワクと
関連
があるので、
全国水準
に早急に到達させるよう、
特段
の
配慮
を
要望
いたしておりました。 なお、会津若松市から、
国有財産
となっている
学校敷地
の
払い下げ
について、次のような
要望
がありました。当市では七校の小・
中学校
の
敷地
の
平均
二〇%、約一万八千平方メートルが旧
兵舎跡地等
の
国有地
で、現在、
年間
五十万円の
使用料
を支払っているとのことであります。目下、国から
当該国有地
を買い取るよう要請があるが、市としては約一億六百万円も支払うことは
財政
上困難であるから、
無償払い下げ
を希望している。もし有償の場合は、
評価価格
を引き下げるとか、
支払い掛盾
を長くするとかという
措置
を講ぜられたい旨の強い
要望
がありました。 第二に、
学校給食
について申し上げます。 私
ども
は、
学校給食
に関しましては、
福島
県
会津高田
町の
学校給食センター
と、
全国
に先がけて
コールドチェーン
を
導入
した
栃木
県
学校給食会
を
視察
してまいりました。
会津高田
町
学校給食センター
は一千四百五十万円をもって完成し、四十二年度から
事業
を開始しているのであります。
学校給食
の
取り扱い規模
は
児童
、
生徒
三千四百人分であり、
分校
を含め十八の小
中学校
へ配送いたしております。 当
センター
の
構成員
は、
調理人
十名、
栄養
士一名、
運転手
二名、
事務員
二名、計十五名でした。 一食当たりの
単価
は、
小学校
五十円、
中学校
五十八円ですが、当
センター
では、材料について
農業協同組合
と
年間特約
を行なっているため、
物価変動
の大きな影響も受けず、安い値段で、最高の
栄養
を与えているとのことでした。したがって、従来の
弁当時代
と比較して、昼食の
栄養価
は革命的に改善されたとの
説明
でございました。 しかしながら、当
センター
の悩みは
積雪期
における
輸送確保
の問題であります。この地域は、
冬季
中、ほとんど雪におおわれ、絶えず
除雪
しなければ、交通は途絶し、
給食
を配送することができないのであります。幸い、当
センター設立
の際、
関係当局
と、
除雪
は責任をもって行なうという約束が取りつけられ、現在、
除雪作業
は円滑に行なわれているとのことでした。ただし、一部
除雪車
もはいれない悪い
道路
もあるそうであります。 私
ども
は、当
センター
から約四キロ離れた
尾岐小学校
へ向かう途中、乗用車が通れないほどの
吹雪
にあい、ジープに乗り継ぎましたが、激しい
吹雪
のため、
一寸先
が見えず、何回か立ち往生しました。
本校
の
視察
を終えて、帰るころ、
給食
が届けられましたが、これを見て、
積雪地帯
の
給食輸送
の
困難性
を、身をもって体験したのであります。
尾岐小学校
からさらに八キロ離れた
松坂分校
まで
給食
を輸送していると聞き、私
ども
は、
当該職員
をはじめ、
関係者
のなみなみならぬ
教育
に対する情熱、子供に対する愛情の深さを強く感じた次第であります。 私
ども
は、
積雪地帯
というハンディキャップを背負っている
教育関係者
の犠牲的な献身を、政治の場に反映して、
悪条件緩和
のために強力な
措置
を講ずべきことを痛感いたしました。
栃木
県
学校給食会
では、
コールドチェーン
に必要な
冷凍庫
を見てまいりました。四十三坪、百五十四トンを収容できる
冷凍庫
の中には、マイナス二十五度を保ち、六十四トンを収容できる
SA級冷凍室
など、五つの分室がありました。また二トン
積み
の
冷凍車
一両と、二トン
積み
の
保冷車
四両を用意してあります。さらに、
学校
や
共同調理場
にも、百七の
冷凍庫
が配置されております。これは
給食
総人員の約四五%に相当しております。 次に、
コールドチェーン
を
学校給食
に
導入
したことによる
効果
について調査しましたところ、四十四年度における
冷凍食品
についての
給食会
の
価格
と、市販の
価格
を比較した場合、
平均
一九%、
金額
にして約二千五百六十七万円もコストダウンできたとのことでした。その他、
一般物資
についても
年間
二千五百万円のコストダウンに成功し、
合計
、
年間
約五千万円の
経済効果
をあげておりました。
冷凍食品
の
取り扱い高
は、四十二年度の五千二百万円から、四十三年度の一億一千万円、四十四年度の一億三千万円と飛躍的に伸びております。 以上のように、当
給食会
は、
コールドチェーン導入
のモデル第一号として、鮮度の保持と安定的な低コストによって、
学校給食
の
内容
の
充実向上
、及び
父兄負担
の軽減に大きく貢献していることが判明いたしました。今後、
政府
は、
全国
の
学校給食
へ
コールドチェーン
を
導入
するよう期待するものであります。 なお、
本県
では、
コールドチェーン
の
導入
に際して、
地元業者
としんぼう強く話し合いを重ね、
地元業者
の深い理解を得た上、
実施
に踏み切ったということを申し添えます。 第三として、
工業高等専門学校
について申し上げます。 私
たち
は、
茨城
工業高等専門学校
と
小山工業高等専門学校
を
視察
いたしました。
茨城高専
は三十九年度に発足し、
機械工学科
、
電気工学科
及び四十四年度から
新設
された
工業化学科
の三
学科
を持っております。また、
小山高専
は、四十年度に発足し、現在、
茨城高専
と同じ三
学科
を有しております。両
高専
からは、第一に、
公立高校
の
教員
を
高専
の
専任講師
に採用する際、二千円から四千円の
給与切り下げ
があることから、
人材確保
の点から、
教官
の
待遇改善
をはかるということ。第二に、
設備基準
の
充足率
は、
茨城高専
で七〇%、
小山高専
で三七・八%であるので、
設備基準充足
のための
予算措置
を早急に講ずること。第三に
教官
の
定員増
をすみやかにはかること。以上三点の実現を強く
要望
されました。その他、
小山高専
からは、
電子計算機
の設置、
学校図書館
の
新設
、及び学生のための
構内合宿施設
の
新設
を
要望
しておりました。 以上、両
高専
を通じまして、狭隘な
教室
、
一般教科
の
教官研究室
のないこと、高くない
設備基準
さえも充足されていない事実、
待遇等
についての問題を知り、
政府
は、
高専
を期待しながら、発足させても、十分に育てていないという感じを抱いた次第であります。これらの問題の早急な
改善措置
を
政府
に期待するのであります。 第四に、その他の
教育施設
について簡単に申し上げます。 まず、
茨城
県の
百里基地周辺
にあります
小川町立橘小学校
では
防音工事
の
実情
を
視察
しましたが、
防音工事
の対象を
屋内運動場
及び講堂まで拡大し、さらに冷暖房の
装置
に対しても
国庫助成
を
要望
しておりました。次に、
栃木県立小山高等学校
では、近代化した農芸の
開発
という
立場
から、
農業課程
の
分離独立
を、県としても考慮しているので、これに対する国の
援助
を
要望
いたしておりました。 その他、
僻地
一級
指定
を受けている
東尾岐小学校
、
国立磐梯青年
の家、
栃木県立野沢養護学校
及び
定時制
を併設している
県立宇都宮商業高等学校
の
実情
を検察いたしました。また、
公民館
では、
福島
県の
会津坂下町立若宮公民館
と
栃木
県の西那須野町
中央公民館
を、さらに
日光
市では、
日光スケートセンター
を
視察
いたしました。 特に
日光
市から、
男体山麓
に
日本
一大きい、
総合トレーニングセンター
の
建設
を
計画
しているので、国からの積極的な
援助
を
要望
しておりました。
わが国
の
青少年
の
体力
は、近時、体位の著しい
向上
にもかかわらず劣っているといわれますが、それは、西独のような
青少年向け
の
体育施設
があまりにも
わが国
に少ないからであります。このような
立場
から、夏は涼しく、しかも
冬季
には家にこもりがちな
青少年
の
体力増強
のため、
東京
に近い
日光
に、大きな
トレーニングセンター
を設立しようとする
日光
市の姿勢は頼もしいものがあります。このようなりっぱな
計画
に対して、国は
特段
なる
配慮
を希望するのであります。 第五に、
文化財
について申し上げます。
文化財
といたしましては、
鶴ケ城
、
輪王寺
、
二荒山神社
及び
東照宮等
を
視察
してまいりました。
鶴ケ城跡
は
昭和
九年、国の
史跡指定
を受けた
文化財
であります。私
ども
は、十センチ以上も降り積った雪を踏みながら
鶴ケ城跡
をめぐり、
昭和
四十年九月に復元された天守閣の中で、多数の国及び
県指定
の
重要文化財
を
視察
いたしました。
輪王寺
では
重要文化財
の三仏堂、
東照宮
では国宝の
陽明門
及び
唐門
、また、鳴龍で有名な
重要文化財
の薬師堂、さらに
重要文化財
の
二荒山神社
及び
化燈籠等
を
視察
いたしました。 ついで
日光
二社一
寺文化財保存事務所
におきまして
関係者
と
懇談
を持ちましたが、二社一寺の
文化財建造物
の
保存修理工事費
に対する
国庫補助率
が、四十四年度の場合四〇%にすぎず、これを四十五年度からせめて四五%から五〇%まで増額されたいとの
陳情
を受けました。ちなみに、
昭和
二十五年度から四十二年度までの二社一寺の
建造物
の
保存修理
に要した
工事費
は約七億九千万円で、これに対する国の
補助率
は
平均
四五%でありました。また、
防災施設設備
につきましても、
昭和
二十五年以来のものについても老朽したものがあるので、その更新について、国のほうで
助成
してほしい旨の
要望
がありました。
茨城
県では、
徳川光圀
の隠栖の地であり、また、大
日本史
の編さんを行なった太田市の
西山荘
を
視察
いたしました。 なお、
茨城
県側から、大正十一年に
史跡
及び名勝の
指定
を受けた偕楽園の
好文亭
の復元について
陳情
を受けました。すなわち、去る四十四年九月の落雷によって、
好文亭
の五分の四以上が半焼または全焼し、四十四年度では県費にて一部復元したが、四十五、四十六年の両年度で
奥御殿
を復元したいため、総
工事費
の四三%に相当する約三千五百万円の
国庫助成
を
要望
いたしておりました。 最後に、
筑波研究学園都市
について申し上げます。 私
ども
は、
筑波山麓
にあります約二千七百ヘクタールに及ぶ
研究学園都市建設予定地
を、
最初ヘリコプター
によって上空から
視察
いたしました。
学園都市
の
北部
にある大穂町の
ゴルフ場
に着陸した後、マイクロバスで南へ下り、
防災センター
の
大型耐震実験装置
及び五百ヘクタールの
国立大学予定地
の前を通り、
中心
にあります
花室地区
の
道路
の
建設状況
を
視察
してまいりました。 申すまでもなく
筑波地区
に
研究学園都市
を
建設
することがきまりましたのは
昭和
三十八年でありました。自来、
住宅公団
によって
用地買収
が進められ、今日では、すでに
買収計画面積
の九四%以上も
買収
を終えているのであります。これにつきましては、
地元
並びに
関係者
の血の出るような
協力
、
努力
のありましたことを特に
報告
いたしておきます。 右のような
状況
にもかかわらず、今日まで
政府関係
の三十六
機関
の
移転計画
はほとんど進んでいない
実情
であります。わずかに
科学技術関係
の
防災センター
及び
無機材質研究所
の二
機関
が
建設途上
でありました。
学園都市
を
建設
することが決定されて以来、すでに七年を迎えようとしているのであります。今日まで大幅に
建設
がおくれている原因として、私
たち
は次の三点を指摘したいと思います。 第一は、
基幹道路
をはじめとして、
生活環境
の
整備
がほとんど進展していないこと、第二は、
学園都市建設
に伴う膨大な
関連公益事業
に対し、
茨城
県や
関係市町村
の
財政力
をもってしては負担不可能であること、第三は、国の
推進機構体制
が不備であることであります。すなわち、現在、
研究学園都市建設
の主体として、十四
省庁
の事務次官からなる
研究学園都市建設推進本部
があり、その職務は「新
都市建設
に関する連絡・調整及び
推進
にあたる」こととなっており、
推進本部
の庶務は
内閣総理大臣官房審議室
において
首都圏整備委員会事務局
の
協力
を得て処理することとなっております。その他、
政府
から委託された
住宅公団
がこれに
協力
することとなっております。このような各
省庁
の連合体のような
推進体制
では、
予算
の獲得、
実施
等強力な
推進母体
となり得ないのであります。 以上の三点を克服し、すみやかなる
学園都市建設
のためには、まず、一元化した
推進機関
を設置する必要を感じた次第であります。さらに、
地元
の
負担割合
を軽減するため、たとえば今国会に提案されました新
東京国際空港周辺整備
のための国の
財政
上の
特別措置
に関する
法律案
のような
特別措置法
を成立させる必要を感じた次第であります。
日本
の未来を考えるとき、オリンピックや万博にもまさるとも劣らないこの
頭脳センター
といわれる
研究学園都市
の
建設
に対し、一そうの
熱意
をもってこれらの
措置
をすみやかに
実施
するよう強く
政府
に
要望
するものであります。 以上で終わります。
楠正俊
9
○
委員長
(
楠正俊
君) 次に第一班の御
報告
を願います。
安永
君。
安永英雄
10
○
安永英雄
君 第一班は
楠委員長
と私の両名が、去る一月三十一日から六日間にわたり、
香川
、
岡山
の両県における
教育
及び
文化財
の
保護
の
実情
について調査してまいりましたので、その結果を簡単に御
報告
いたします。
香川
県におきましては、
県立養護学校
、
坂出市立東部小学校
、
国立詫間電波高等学校
、
香川大学附属高松中学校
、
五色台青少年センター等
を
視察
いたしました。 また、
岡山
県においては、
歴史公園
として
計画
中の
吉備路風土記
の丘、
津島遺跡
、
高松農業高等学校
と
青少年教育センター
であり
文化財
でもある
閑谷学校等
を
視察
いたしました。 なお、
岡山
県では
県北部
の
僻地学校
を
視察
する
予定
でいたところ、二、三日前の降雪により交通困難となりやむなく中止し、日程を変更いたしました。 まず、
香川
県から申し上げます。 県においては、
金子知事
はじめ多数の
県当局者
と
懇談
いたしました。
県教育委員会
からの
要望事項
としては、
教育職員
の
待遇改善
と新
教育課程実施
に伴う
施設
、
設備
の
整備充実
の二点でありました。
本県
の場合、県民の
教育
に対する
熱意
と
努力
により高い
教育水準
を維持し続けてきたが、今後もさらに
教育
を通じ
社会
が要請する
人材
の育成につとめたい。ついては、この
人づくり
を担当する
教育職員
は、
教育
の当面する課題について、広くかつ深い知識、高い識見、強固な信念が要請される。そのためには優秀な
人材
の確信をはかること、また、
勤労意欲
を高める意味においても
教職員
の
待遇改善
について一そうの
努力
をしてほしいということでありました。 なお、新
教育課程
の
完全実施
には
施設
、
設備
の
整備充実
が緊急の問題であり、さきの
高校急増期
にも
本県
は
学校
を増さないでやったため
運動場
を拡張することができない状態であります。ついては、国の
補助
を
教育課程
の
完全実施
ができるよう十分なものとしてほしいとの意向が述べられました。 次に、
本県
においては、特に、
僻地教育
、
特殊教育
、
社会体育
の現況について詳細に調べてまいりました。
僻地教育
については、
教授用資料
の
充実
、
高校進学者
のための
宿泊施設
の
整備
、
教員宿舎
の
建築補助単価
の引き上げを
要望
されました。 また、
特殊教育
については、
障害
に応じた適切な
就学指導確立
のために
障害判別委員会
を設置することと
言語障害
・
情緒障害児等
に対する
特殊学級
を設置すること。
社会体育
については、国の
助成
による
社会体育
施設
の
充実
と国の立法上の
措置
と、
助成
による
社会体育専任主事
の
配置等
を
要望
されました。 次に、
県立養護学校
について申し上げます。
本校
は隣接に
県立ひかり整肢学園
、
県立身体障害者更生相談所
、
更生指導所
、
県立保育専門学院
、
香川
県
特殊教育センター事務所等
が設けられている県の
障害者
に対する
施設
の
中心
となっている
学校
であります。
昭和
三十六年に
精薄
、三十七年に
肢体不自由児
、四十年に二重
障害課程
が設置され、現在の
児童生徒数
は、
精薄
百五十一人、
肢体不自由児
百五十七人、二重
障害
三十二人となっており、
職員数
は、
教員
五十一人、
寮母
十三人、その他九人となっております。もちろん
教職員
の不足は、他校と同様で、特に
寮母
は二十名程度必要であるとのことでした。なお、ここでは、
寮母
の
希望者
が多く、
定員
の
増加
があれば直ちに、充足できるとの話でありました。
学校
の特色としては、 一、
全国
で唯一の二重
障害児
を収容しております。
肢体不自由児
の
父兄
には、区分した
教育
をとの声がありますが、
児童生徒
にはお互いによい刺激となって、むしろ
教育効果
はあがっている。また最近は重度の
重複障害児
が
増加
の傾向にあるということであります。 二番目には、
校舎
は
鉄筋
二階建で、
障害者
に適した
建築設計
が施され、廊下、階段、便所、浴室にこまかい
配慮
が見られています。 三番目には、
社会
的に自立するため
職業教育
と
体育教育
を重視していること。
職業教育
には四〇%の時間をとっており、
中学校
の
卒業者
では約七%が就職できる
状況
にあります。
高等部
には印刷・被服・
商業
があり、
商業
では、本年簿記一級
合格者
が二名出ております。 四番目には、
就学
前及び
アフターケア教育
を行なっていて、
幼児教室
を月四回
実施
していますが、相当遠くからも集まって来ているようであります。
青年教室
を月二回、数学、国語、
体育
、
身上相談
を
実施
しているが、非常に喜ばれ、卒業生は楽しみに集まってくるとのことであります。 五番目に、
肢体不自由児
には、高松
商業
高校の
商業
科、高松工芸高校のデザイン科の
特殊学級
があって、それぞれに三名ずつが在籍中で、
本校
にて卒業し、その
学校
から卒業証書が授与されることになっております。 なお現在、
学校
の懸案事項としては、
社会
的自立のために、職業訓練
施設
の拡大と、独立して働くことのできない
生徒
のための庇護授産
施設
の設置であります。現在、入学
希望者
をほぼ受け入れているが、
障害児
の
増加
傾向にあるため、学級並びに
教室
の
増加
、
就学
前の
教育
として三歳児からの
教育
のため、幼稚部の創設を望んでおりました。
本県
において進んでいる
教育
の一つに、
特殊学級
がありますが、その
特殊学級
として
坂出市立東部小学校
を見てまいりました。ここは、
昭和
二十七年に開設され、元県
教育
委員長
、大西精神衛生研究所長の故大西博士の
援助
のもとに、現在
本校
の教頭をやっておられる
特殊教育
に非常に熱心な山本教諭が担任となり、一学級が設置されました。その後、
昭和
二十九年には、大西博士の私財約三百万円が投ぜられ、
敷地
三百坪、建坪六十五坪の大西
校舎
が
建設
され、
特殊学級
設置条件としての
教室
設備
が充たされ、現在、松組、竹組の二クラス二十一名の
児童
が熱心な先生と、月に数回の大西精神衛生研究所の専門的な
指導
により
教育
の
効果
をあげているとのことでありました。
児童
を
特殊学級
に入級させることについての
保護
者の理解についての質問に対しましては、この地方は
特殊学級
についての認識と理解があり、抵抗がないとのことでありまして、喜ばしいことであると思いました。 なお、特殊
学校
に入れるべきかどうかの判定については、
昭和
四十五年度から
県教育委員会
に判別
委員会
が設置されるとのことでありました。 次に、本
委員会
が
高専
昇格を決議いたしました詫間電波
高等学校
に参りました。
本校
は、県の西
北部
に位置する詫間町にあって、旧海軍航空隊跡に設置され、瀬戸内海に面し、後背は小高い丘陵に接した周囲の美しい景観な場所であります。校地面積も十万平方メートル以上もあるすこぶる自然環境に恵まれた在籍
生徒
数四百三十三名の
学校
であります。
生徒
の約八〇%が寄宿舎で、残り半数ずつが自宅及び下宿生活をしており、その寄宿舎を拝見いたしましたが、室内の整頓と寄宿舎の清潔さは、さすが船舶乗員養成の
学校
であると感じさせられました。
本校
の卒業生の就職
状況
は三分の一が船舶関係、残りが官公庁、公社、放送、商社及び電機メーカーなどであり、求人の
要望
は多く、
学校
としてその配分に困っているという
説明
でありました。 なお
高専
昇格について、強い
要望
がありました。 次に、
香川
大学付属
中学校
におけるコンピューターによる算数の学習
指導
状況
を見てまいりましたが、集団
教育
でありながら個人別の
教育
が受けられ、各人の能力に応じての
教育効果
をあげていることは認められるものの、また、一般的な反対理由として掲げられているコンピューターが
教育
を非人間化するという懸念についても、今後の大きな研究課題ではないかと考えます。
岡山
県においても、副知事をはじめ
県教育委員会
の方々と
懇談
をし、また、一般的な
状況
の
説明
を聴取しました。その際、五点の
要望事項
がありました。 第一点は、私学
助成
の強化について、長期低利資金融資による
施設設備
の拡充改善の
助成
の強化、
教職員
の
待遇改善
等に要する経常経費の
助成
をすること。 第二点は、公立文教
施設
等
整備
費の増額について、国庫負担
事業量
が大幅に拡大するとともに、
補助
単価
を
実情
に沿うよう引き上げる、国庫負担率を
小学校
校舎
二分の一、
僻地
については
補助
出をすべて三分の二、過疎地域の
学校統合
は三分一 二に引き上げること。 第三点は、
歴史公園
として
吉備路風土記
の丘を
昭和
四十五年度から
建設
したいから国庫
補助
事業
として認めてほしいということであります。 第四点は、
社会
教育施設
整備
費
補助
金の増額について、
公民館
、博物館、
青少年
施設
等の
社会
教育施設
に対して国庫
補助
事業
を大幅に拡大するとともに、定額
補助
の増額をはかられたい。 第五点は、
特殊教育
施設
の
整備
について、
特殊教育
学校
の
新設
、改築、新増築に関する国庫
補助
のワクを拡大すること等でありました。 次に、実地に
視察
しました県立
高松農業高等学校
について申し上げます。
本校
は、農業、園芸、畜産、農業土木、農芸化学、生活の六
学科
を持つ
生徒
数七百六十六名、うち女子は生活科百十八名、外六名の
学校
であります。ここでは、
全国
的な傾向であるといっても過言ではない農業高校の悩みを校長先生が、問題点として述べられました。 農業自営者コースである農業科、園芸科、畜産科などでは、農業自営を希望する
生徒
が少ないということ、これは農業高校でも入っていようかといういわゆるでも入学者が多く、
学科
本来の性格を薄くするとともに、学習に対する意欲を低くしている結果ともなっているとのことであります。したがって、優秀な
生徒
がいる反面、小・
中学校
の学習
内容
でさえも、理解不十分な
生徒
が相当数いて、学習
指導
、実験
指導
に困難をしているとのことであります。
学校
としては、農業自営への夢と希望を持たせるために苦慮しているが、農業を取り巻く情勢が不安定であるため、
生徒
に対し農業経営に希望を持たせる
努力
をしても、
効果
がきわめて少なく、嫁飢饉の状態等自営者
教育
に
障害
となっており、将来について心配しておりました。ちなみに、卒業生の推路
状況
調査によれば、
昭和
四十三年度の自営コースの農業、園芸、畜産科では、百四十七名中農業自営者は二十九名、農業自 営に準ずる者五十八名、
昭和
四十四年度は百三十七名中十八名、農業自営に準ずる者五十三名という
状況
でありました。これらは、
教育
以外の問題も多分に包含されているものとして緊急に適切な方策を講ずる必要を感じてまいりました。 また、
要望
として、 一、農業教科担当
教員
はもちろん、普通教科担当
教員
、事務職員の
待遇改善
、 二、
施設
、
設備
の近代化と
整備充実
三、農業後継者の研修
機関
としての農業
教育
センター
の設置 等が述べられました。 次に、
岡山
県教育委員会
が
昭和
四十五年度から五カ年
計画
で総
事業
費三億五千万円余を投じて
建設
しようとしている
吉備路風土記
の丘を見てまいりました。この
計画
は、総社市を
中心
に高松町、山手村にまたがる旧山陽道に沿う、東西二、五キロ、南北一キロにわたる地域で、
全国
四番目に位する前方後円墳である造山古墳をはじめとする多数の古墳群、備中国分寺跡、同尼寺あと等の
史跡
などの
文化財
指定
地二十ヘクタールを
中心
に、周辺の山林などを含み、総面積約四十五ヘクタールを区域とするものであります。ここに、江戸時代の代表的民家を移築し、歴史民俗
資料
を陳列する
資料
館を設け、
史跡
周辺の景観の
保存
及び環境
整備
を行ない、
歴史公園
にしようとするものであります。われわれは赤松の林道、竹やぶの小道、農耕道と田園風景の中を縫いながら、一枚石をくりぬいてつくった家形石棺がある巨大なこうもり塚の石堂、伽藍の規模の雄大さを想像できる国分寺尼寺の礎石、現在も使用されている松井の名水井、小松におおわれている古墳等を見て回りました。現在まだ心配するほどの業者の動きはないとのことですが、この四月から定期観光バスも開かれるとのことですから今後、これらの
文化財
の
保護
については、工業
開発
とか、すでに造山古墳まで、迫っている宅地造成などの
開発
規制を行なうなどとともに、地域住民の
協力
のもとに土地の確保をし、
史跡
の自然環境の中での
保存
と、周囲の景観保全のため国としても、このような
事業
については、時期を失することのないように、早急に
援助
する必要を感じました。なおこの件に関しては、副知事、
教育
委員長
から国庫
補助
事業
として決定されるよう強い
要望
がありました。 次に、
津島遺跡
について申し上げます。
津島遺跡
については、当
委員会
においてしばしば取り上げられた事柄でありますが、
岡山
県が県営総合グランド内に武道館を
建設
のため工事に着手したところ、遺跡が発見され問題となり、再三の調査の結果、弥生時代前期の住居、倉庫、水田あとなどが発見されて、文化庁から
史跡
に
指定
されました。そのため県は、武道館を同グラウンドの西北隅に
建設
することになったものであります。同遺跡は私
ども
が参りましたときには、雨水に没し見ることができませんでしたが、
教育委員会
の
説明
によると、ここの地域内に弥生時代前期、中期、後期、古墳時代、奈良、平安時代と各時代の遺跡があるとのことでした。県としては、今後これらの地域の
保存
、
保護
については万全を期するとのことでした。 最近各地において埋蔵
文化財
包蔵地の発堀や
史跡
等の現状変更が
道路
の設置、宅地造成、産業
開発
等によって問題となっております。申すまでもなく、
文化財
はかけがえのない重要なものでありますから、
開発
行為は当然規制されねばならないと同時に、国または地方公共団体による包蔵地域の買い上げ等については早急に十分な
予算措置
を講ずべきであることを、つくづく感じた次第であります。 以上で終わります。
楠正俊
11
○
委員長
(
楠正俊
君) ありがとうございました。 おはかりいたします。 ただいまの派遣
報告
の参考
資料
を本日の会議録の末尾に掲載することに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
楠正俊
12
○
委員長
(
楠正俊
君) 御
異議
ないと認め、さよう取り計らいます。
報告
についての質疑は、後日に譲ることにいたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時五十八分散会