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説明員(
渡部信君) お答え申し上げます。
たとえば、具体的な
内容、賃金についてはどういう差異があるかというようなことでございますが、いまここで、一例でございますが、民間の
生命保険会社の
外務員についての給与がどのようになっているかということを申し上げますというと、いわゆる職員補という
制度がございまして、その職員補というものは
契約をして三カ月未満のものでございますが、これは一例でございますが、百万円以下の
契約高をとった者に一カ月平均の支給されるお金というものは一万三千七百二十円。それから百万円をこえて
契約高をとるというと、その人は見習職員というものに進級いたします。見習職員に進級いたしましてから三カ月間に、
先ほどの職員補の時代の百万円にプラス八十万円、合計で百八十万円、百万円超百八十万円以下の
保険の
契約をとった者についての手当というものは一万四千二十円。それから今度は、この見習職員がさらに三カ月間に百八十万円をこえるような
保険契約をとるというと、その人は新人職員という段階に昇級いたします。そうすると、その職員のあれがどうなるかというようなことでございますが、その場合に、その新人職員に進級した者が新人職員の期間として六カ月在職の間に三百九十万円の
契約高をとるというと、その手当が――これはちょっと
数字がおかしいから、後ほどお答え申し上げたいと思います。これは計数がちょっと違っておると思います。とにかく、これは上がります。それから今度はさらにその新人職員が三百九十万円以上の
契約高をとるというようなことになるというと、さらに二級職員というようなものに新級いたします。二級職員として六カ月以内に六百万円の
契約高をとるというと、その者は一万九千三百四十円というようなことになります。さらに、その者が六百万円以上の
契約高をとるというと、一級職員というようなふうになり、一級職員で六カ月以内に七百八十万円の
契約高をとるというと、その手当が二万八千二百六十円と、このような
状況に推移してまいりますけれども、これが郵便局に奉職しておるところの職員の給与と
比較した場合には
先生御
指摘のように低いというような面が多分にあるんじゃなかろうか、そういうことはやはりいなめない事実ではなかろうかと私は考えておる次第でございます。