○浜田
委員 場所の確定といいましても、海の底でしょう。大体この辺に捨てただろうということしかないのですよ。だからそれはおたくの防衛庁が、音波やあるいはアクアラングでも入れるなり何かして
調査しなければ
方法はありませんですよ。あの狭い瀬戸内海でしょう。だから、大体ここらだといったらそこを
調査してみるしか
方法はないでしょう。こうだというのなら
調査されぬでもいいのだから、これを取り除きなさい、こう言えばいいのです。たくさんの漁民は、長い間漁労に支障を来たしておる。あるいはそこの上にひっかかって、古鉄屋へ売った。それを、しんちゅうと鉄と区別しようと思ったら、ホスゲンが出てころっと死んだ。そういう事実があるからみんなが訴えておるのだから、それを聞いておるのですとか、それが
調査ですとか、こう言ったのでは進まないですよ。これもさらに私二日ばかり前に地方総監部へ行って話してみたのです。私も軍人だったが、あんなに頭が古いとは思わないのだがね。県の水産
課長、出先の農林水産
課長、二人でわざわざ地方総監部にこうしてくださいといっておるのに、県から何も要請がございませんとか、そういうことを言っておるのです。たとえ
課長であっても広島県として行ったら、それは知事の発言であり、要請なんだから、それにまだそういうことを言ったりしておるのだ、私はこれは
法律上必要はないと思うのだ、知事が要請しなければ発動できない問題じゃないと思う、だけれ
ども、一歩下がってみても、もう今月の一日の日には二度も行っております。それを県から要請がないというような受け取り方をしておるところにズレがあるのだ、たとえ
課長さんであろうが広島県として行っておるのだから、広島県知事の要請なんですよ。それを広島県からまだああだこうだ言ったりしておるのだと、
——さらに一問一答しておると時間がかかるから意見を言いますが、先日長官といろいろ話しておると、何か地元の人がその
調査をしてもらわぬでもいいというような意見があるので、こう言っておられるが、これはとんでもない間違いだ。これも私は一昨々日
関係の漁協を呼んでみた。それは地方総監部から一団の人が来られて、
調査は底びきしてこうやるのだ、こう言われたという、それをやれば漁民はおこりますよ、
漁場を荒らしてしまうのだから当然のことですよ。そこにひっかかって出てきたらたいへんなことになるから、その前の作業ですよ、取り除いたりするその前段だから、そういう底びきで上げたりするなら、すでにいままで何回もやっておるのですから間違いないですよ、さらにそれによって人も死んでおるのだから。それよりか実際にどのくらいどういうところにあるかという
調査をしようと、こう言われるのでしょうが、
一つや二つなら目の前でも上げろといわれれば上げるというのだから、漁民は、毒ガスを。そうでなくして、実際瀬戸内海にどのくらい
投棄されておるか、その
調査をしようということになっておるのだから、だから当然県からもそういう要請があり、さらに漁民も、底びきで
調査するなどということは、かつては大分湾でもそういうことをやって問題が起きたことがあるといわれるから、そういうことがあるから、
調査もそこへいかなければいけない、こういうことになるのですが、その前段の作業ですから、さっとそこの
——この前も三十二名の漁協の幹部が来られて
調査をしてください、こういうことになっておるのですから、準備ができたらすぐやればいいのに、口では準備はしております、こう言われるけれ
どもやりはせぬ。その
調査の結果ですよ。これを
処理するのはどうするかというのは、これまた陸上と一緒ですよ。いろいろ問題がたくさんあると思います。その前段の作業ですから、これは当然私はいま言ったように了解もついていることですから、やるべきだと思うのですよ。これはいつやられますか。