○島本
委員 公害紛争処理法案を審議するにあたって、いろいろな基地、これを除外することのよしあしについての具体的な問題が、こういうふうにして起きている。こういうようなことについていままでいろいろ
質問しているわけなんです。そういうような点を十分考えておいていただきたい、こういうように思うのです。私も聞いていて、答弁必ずしも的を得て的確じゃない、こういうように思います。
それで、もう時間は知っていますから、決しておくれないように言います。それで、いままで青葉公園の問題で大きい問題になっているこの問題は、皆さんおわかりのとおりですが、
関連質問にからんでいろいろ発言があったのも、
措置がおざなりであるからだめだ。前に答弁したとおりならばしたとおりやりなさい。総理府長官もせっかくおられるのですから、これはもう予算面等においても十分対処して、今後の
措置の完ぺきを期しなさい、こういういわば激励的な
意味も含まれた
質問ですから、そういうような
意味で、答弁としてはわれわれ納得し、せっかくここで引き下がらん、こういうふうにするところなんですけれ
ども、やはりこれは答弁はおざなりであっちゃいけないわけです。これだけははっきりしておきたい。前に、長官も御存じのように、二月の時点で、はっきり
対策を約束されたにもかかわらず、そのまま放置されておった。その結果がこういうような、老婆殺しの犯人をさがしておる間に、その死体遺棄の場所が、こともあろうに防空ごうで、出入禁止されておった都市公園の青葉公園の防空ごうの中であった。こういうような不祥事は、とりもなおさず青少年の非行上の問題にも
関係してくるから、これは十分
厚生省でも対処しなければならないのだ。かつては、この問題で閣議にかけた厚生大臣園田直さんもおったはずです。こういうような問題で、各省いずれの省にわたるのかわからなければ、これはやはり閣議にでもかけて、この
措置をしなければならない、こう思います。
大臣は来ておられないで、政務次官である粟山秀さんがせっかくおられます。これは次官
会議等もあることであって、その中で、あなたが非行青少年の問題を涙を流して訴えたら、皆ほろっといたしますから、この
問題等については、絶対次官
会議にかけて、政府を督励し、善処させますと、約束してください。このくらい、あなたでないとできないことです。せっかく政務次官として来た以上、これは
最高のチャンスです。そういうような決意をして、おざなりな答弁に終わらしてもらいたくない。
それから、総理府長官、これは前から言ってはなはだ失礼ですけれ
ども、この問題はせっかくここで再提起されました問題で、浜田
委員も口をすっぱくして要請している問題ですから、予算
措置、並びにその善後
措置、これだけは適確にするように、ひとつこれを閣議でもはかって、どうもまた所管の問題が問題になりそうですから、これは適切に善処しておいてもらいたい、こういうように思うわけなんです。
それと、防衛
施設庁。防衛
施設庁のほうでは、前に言ったように、特損法並びに周辺整備法、これによって、他の法よりもはるかに手厚い処置ができるのだと、いままで豪語しておったのですから、それをもう実証さるべきだ、周辺にそういうようなのがある。それも防衛
施設庁の用地ですよ。調べてごらんなさい。一部かかっていますよ。そういうような個所である真町とか蘭越です。そこにもそういうような個所があるのですから、それは十分調べて、善処しておいてもらいたい。
それと同時に、冬季オリンピックが、
あと千日足らずで、札幌で世界の関心を集めながら行なわれる。そうして、その通路、道路、国道が、今度、空港までの間の国道の、都市
計画の変更がいま策定中である。それはどうしても基地内を通る。中を通るのではないが、触れる。しかし、基地は自衛隊の基地ですよ。使っておらないのだけれ
ども、どうもそれも強引に反対して、通さないような傾向があるわけです。これは現に市の要請でもあり、また、北海道の要請でもあり、これはオリンピックというこの問題を控えて、千歳の空港へ行くための、これは都市
計画ですから、これは大いに手厚い
措置をしてやらないといけないのじゃないか、こういうふうに思うわけです。そういうような点な
ども、国家的な行事ですから、自衛隊もあまりがんばらないで、その点は適当に協力してやらないといけない、こういうふうに思うわけなんです。私はそれで防衛
施設庁のほうは終わりにしたいと思うのですが、この返事によっては、また何時間かかるかわかりませんが、しかし、これに対するはっきりした答弁をそれぞれ伺って、防衛
施設庁のほうは終わりにしたい、こういうふうに思うわけなんです。