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島本委員 大体、できるだけの
措置だけはさせなければなりませんし、もう対米輸出車はやれるのですから、国内はなおさらこれはやらなければならないはずでございますから、その点は
次官と私も同感です。願わくは、これは運輸省と
通産省の間で、その間の考え方がずれているようでありますので、この際十分意思の統一をはかって、そして今度は、国内でこそ一・五%の
濃度以下のものが必要なんであるから、これは、その点等を十分考えて、製作
技術とあわせて、今度は、現在中古車でこの
装置のないもの等についても、十分お話し合いの上で、ひとつこれが
解決のために、
通産省も一はだ脱いで
努力してやってほしい、こういうふうに思うわけです。運輸省のほうでも、いま伺った点におきまして、私も十分理解したというようなことは言えません。輸出の場合にはそういうふうにしてやって、国内には、一番必要なのに、その点においては三%ものものをしてある。輸出は一・五%に落としておる。これではどうも少し逆だと私は思う。今後も、こういうような点を
通産省当局と十分打ち合わせの上で
——美濃部都知事が、やはりその点があるから、困ると言っているのではありませんでしょうか。そういうような点からしても、やはり国のほうでその問題は
解決できることですから、これは進んでやってやるべきです。そのままにほったらかしておく、これは都民のためにもやはりよろしくないと思う。だから、十分この点は考えて、今後とも対処しておいてもらいたい、こういうふうに思います。
運輸省のほうでは、今度は、道路の問題で、この
解決の要点をだいぶ考えられておるようでありますけれ
ども、立体交差や高速道路、こういうようなものは、できればできるほど、住民のほうでは
被害を受けるのです。道路だけではやはりこの
解決はなりませんです。この点等は、
建設省当局とも十分話し合いの上で対処しなければいけません。それと、高速道路や沿道の区域、こういうようなものは道路法でどういうふうになっておるのか、私
どもはよくわからないのでありまするけれ
ども、住民に対して交通
公害をばらまいて、そのまま早く通ればいい、まきっぱなしでいい、こういうような考えがあるようでありますけれ
ども、高速道路をつくっても、自動車の排気ガスをいまのような
状態にしておいて、ばらまいて走る以上、これはどうにもなったものではありません。その点等について、私は
——きょうは
大臣がいないから困るのですよ。こういうような問題に対しては、やはり十分
責任ある
大臣が話し合って対処しなければならない。道路と、それから自動車の機械と、こういうようなものを十分考えなければならないはずなんです。
私は、きょうこれで
次官からもだいぶいい
答弁は聞き出せたのでありまするけれ
ども、まだもう一歩、やりますという確信と自信がほしいのです。それまでは出ないで、将来のこれからの参考にしておく
程度ですから、私は不満です。これはせっかくですから、両
次官、ここで、これだけははっきりやりますと言明してもらいます。