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米田委員 わかりました。
大臣に要望いたしますが、全体として政府は、五%人員削減の方向をたどっておるのは
承知いたしておりますけれども、この種のサービスを主体とする、しかも交通安全その他緊急の問題の
一つの盲点だと私は思いますけれども、この種の
検査官なり、そういう
管理をされる
体制というものは、これは一般の
事務要員等々と違って、十分
確保してもらわなければならぬ問題じゃないかと思います。私が特に言っておるのはその点なんであります。したがって、そういう点については十分ひとつ万全な措置をやって、現場のあなたのほうの
出先の担当の
検査官あるいは
担当官にそういう点で心配をかけないような、せっかく
機械を入れるわけでありますから、そういう
体制をぜひつくっていただきたいと思います。
それからもう一点だけ、この
整備工場の
関係でありますけれども、今度、優良認定工場のうちから
陸運局長が
指定をして
車検の検査
事務をやらせる、こういうことに変わるわけであります。そこで私は、これは従来も特定のものについてはやっておられたというふうに聞いておりますけれども、この
関係では多少心配があるわけでありますが、私は正確な数字はわかりませんけれども、いままでもややこういう民間の
整備工場が
車検の仕事をやっておって、何か不正や違法があったんじゃないかというようなことを聞いておるわけでありますけれども、まあ詳しいことは
あとで聞きましょう。これは
大臣の権限で
陸運局長が
指定をすることになってくるわけでありますね。したがって、この
関係につきましては、十分な基準と
対策なり、そういうものがすかっと示されてやられるのじゃないかと思いますけれども、これについて
大臣の見解はどのようなものがございましょうか。
もう
一つは、やはりこういう方向で民間に委託をされることは私は大事だと思いますし、方向としてはそういう方向でなければ、これまたこの
車検の仕事に間に合わない、こういう
趨勢になってきていると思いますから、方向としてはけっこうだと思いますが、十分な日の届く
運輸省の監督の
体制をつくってやっていただきませんと、これがまたたいへんな盲点になってしまう。そういうことが懸念されますので、
大臣のお考えを聞いているわけでありますから、ひとつ御答弁をいただきたいと思います。