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政府委員(
曾山克巳君) 先ほど申し上げましたのは
東海交通災害コントロールセンターという
団体でございます。この
団体は、この
法律にございますように、
交通事故の
発生に際して、応急的な救助を行なう
団体であるわけでありまして、普通の病院等とは違うわけでございます。と申しますのは、どこかで
交通事故が起こった、その場合に、無線を備えました救急車でそこにかけつける。その救急車の中には応急的な治療を行なうような
施設もございますし、また医者等もそれに乗せてまいる。そこで応急的な手当てをいたしましたあと、しかるべく的確な病院に運ぶというようなことをする
施設を持った
団体でございます。ただいま、例としましては、これが一件でございますけれ
ども、さような
考えでもって各地にこういう応急の措置をする
団体ができつつございますので、そういうところから言ってまいりましたら、私
どもは、現在の時点におきまして、
交通事故が非常に社会的な問題になっておりますおりから、これは適当であろうと思ってきめた次第でございます。なお、その基準等につきましては、ただ
計画だけでは困りますので、そういう車を現実につくるという、あるいは
施設をするような、病院を持つというようなことの、はっきりしたものだけに限定していきたいと
考えておるわけでございます。