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1968-03-26 第58回国会 参議院 議院運営委員会 第9号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和四十三年三月二十六日(火曜日)    午前十一時三分開会     ―――――――――――――    委員の異動  三月二十六日     辞任         補欠選任      奥村 悦造君     西村 尚治君      園田 清充君     高橋雄之助君     ―――――――――――――   出席者は左のとおり。     委員長         徳永 正利君     理 事                 木村 睦男君                 沢田 一精君                 藤田 正明君                 近藤 信一君                 多田 省吾君     委 員                 鹿島 俊雄君                 高橋雄之助君                 土屋 義彦君                 中津井 真君                 西村 尚治君                 宮崎 正雄君                 山内 一郎君                 松永 忠二君                 森  勝治君         ―――――        議     長  重宗 雄三君        副  議  長  河野 謙三君         ―――――    政府委員        法務政務次官   進藤 一馬君        労働政務次官   井村 重雄君    事務局側        事 務 総 長  宮坂 完孝君        事 務 次 長  岸田  実君        議 事 部 長  海保 勇三君        委 員 部 長  佐藤 吉弘君        記 録 部 長  若江 幾造君        警 務 部 長  西村 健一君        庶 務 部 長  上野山正輝君        管 理 部 長  二見 次夫君        渉 外 部 長  西宮 信安君    法制局側        法 制 局 長  今枝 常男君    説明員        法務省保護局総        務課長      海治 立憲君     ―――――――――――――   本日の会議に付した案件特別委員会名称変更に関する件 ○職員に対する賄雑費支給に関する件 ○中央更生保護審査会委員任命同意に関する件 ○公共企業体等労働委員会委員任命同意に関す  る件     ―――――――――――――
  2. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 議院運営委員会を開会いたします。  議長から発言を求められております。重宗議長
  3. 重宗雄三

    議長(重宗雄三君) 昨日、委員長及び理事の各位には申し上げたところでありますが、今次の私の山陰地方の旅行に際し、一部に誤解を与え御心配をかけたことは、はなはだ遺憾であります。今後は、議長の職責にかんがみまして、その言動につき十分慎重を期したいと存じます。     ―――――――――――――
  4. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 次に、おはかりいたします。  昨年十二月二十七日設置されました「沖繩問題等に関する特別委員会」につきまして、理事会において協議いたしました結果、この際、目的を「沖繩及び北方問題並びにその他の固有領土に関する対策樹立に資するため」とし、名称を「沖繩及び北方問題等に関する特別委員会」と改めることに意見が一致いたしました。  右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  6. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 次に、職員に対する賄雑費支給に関する件を議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  7. 宮坂完孝

    事務総長宮坂完孝君) 国会職員に対しましては、国会職員給与等に関する規程第十三条の規定によりまして、議長議院運営委員会にはかって賄雑費支給することができることに相なっております。  これは例年、年度末に一回これを支給いたしておりまして、本年度におきましても予算額三百九十万四千円の範囲内におきまして、従前の例にならいまして支給いたしたいと存ずるわけであります。  なお、国会図書館並びに裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会事務局職員に対しましても賄雑費支給いたしたいと存じますので、あわせて御承認をお願い申し上げます。
  8. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 本件につきましては、ただいま説明のとおり、これを承認することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  10. 徳永正利

  11. 進藤一馬

    政府委員進藤一馬君) 中央更生保護審査会委員任命につきまして、両院の同意を求めたいと思います。  中央更生保護審査会委員神田多恵子君は本年三月十七日をもって任期満了となりましたが、その後任として大平エツ君を同審査会委員任命いたしたいので、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  同君経歴につきましては、お手元経歴書で御承知願いたいと存じますが、中央更生保護審査会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御同意下さいますよう、お願いいたします。
  12. 徳永正利

  13. 井村重雄

    政府委員井村重雄君) 公共企業体等労働委員会委員任命につき同意を求めるの件につき、御説明申し上げます。  公共企業体等労働委員会公益委員兼子一峯村光郎飼手真吾金子美雄及び隅谷三喜男の五君は、昭和四十二年十二月十三日任期満了となりましたが、今般、兼子一峯村光郎金子美雄及び隅谷三喜男の四君を再任し、飼手真吾君の後任として新たに中西實君を任命いたしたく、公共企業体等労働関係法第二十条第二項の規定に基づき、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  同君らの経歴につきましては、お手元経歴書等で御承知を願いたいと存じますが、同君らは、その経歴から見まして、いずれも広い学識と豊富な経験を有し、同委員会公益委員として最も適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御同意下さるよう、お願いいたします。
  14. 松永忠二

    松永忠二君 いまの提案されている人々について、審議会とか委員会委員を兼任しておる度合いがあったら、ちょっとお話しください。
  15. 井村重雄

    政府委員井村重雄君) 公益委員東京大学教授隅谷三喜男氏は、各種の審議会兼職は五つとなっておりますが、原子爆弾被爆者医療審議会委員については三月末日をもって辞任する予定でございますので、かなりこれが減ってくると存じております。
  16. 松永忠二

    松永忠二君 その他は兼職はないんですか。隅谷氏についてはわかったけれども、他の委員について、大平さんとか兼子さん、そういう方については、どうなんですか。
  17. 井村重雄

    政府委員井村重雄君) いまのところ、申し上げるほど兼職はないと理解しております。
  18. 松永忠二

    松永忠二君 これは、やかましく話が出ていて、しかも四つ以上の兼職をしている者は数を減らさなければいかぬということも、臨時行政調査会等で線が出て、この問題はやはりほかの問題に関連してやかましくいわれているので、資料を明確にしておかなければいかぬと思うのです。
  19. 井村重雄

    政府委員井村重雄君) 四つ以上の兼職はしておらないと認識しておりますが、いずれ詳細は資料を提出いたしたいと存じます。
  20. 徳永正利

    委員長徳永正利君) ちょっと速記をとめて。   〔速記中止
  21. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 速記を始めて。
  22. 井村重雄

    政府委員井村重雄君) 峯村光郎君は一つでございます。それから中西貴君は一つでございます。それから隅谷三喜男君はいま申し上げたとおりでございます。兼子一君は四つでございます。  以上でございます。
  23. 松永忠二

    松永忠二君 ほかのものはどうですか。-片方中央更生保護審査会委員は。
  24. 進藤一馬

    政府委員進藤一馬君) 法務省保護局総務課長が来ておりますので……。
  25. 松永忠二

    松永忠二君 行政官がこういうものを兼ねることについては、あまり好ましいことではないということだけでなく、いろいろの行政組織法八条関係審議会等委員を兼ねているのが幾つあるのですか、そういう調査は……。
  26. 海治立憲

    説明員海治立憲君) この大平エツさんにつきましては、履歴書の末尾に現職といたしまして掲げておりますが、東京家庭裁判所調停委員と、それから保護司をやっております。それから更生保護会両全会理事という職についておりまして、それ以外には職はないわけでございます。  東京家庭裁判所調停委員は、家事審判法に基づきまして家事事件調停に当たるわけでございますが、任期は一年ごとに任命されるものでございまして、その勤務日数はそんなに多くないというふうに聞いております。  それから保護司は、法務大臣の委嘱にかかる任期二年の仕事でございますが、保護観察に付せられました対象者につきまして指導監督補導援護仕事をいたしますけれども、各保護司が担当しておる事件数は、全国平均で申しましておおむね二件でございまして、その職務内容も繁忙ということには当たらないと思います。  更正保護会両全会理事をいたしておりますが、この更生保護会は民間の財団法人でございまして、法務省の委託を受けて、刑務所から出所をした直後の者など宿のない者の、宿泊などをさせる設備でございまして、その保護会理事と申しましても、年に一、二回程度、定期の会合を持つやに聞いておりますので、中央更生保護審査会委員に就職いたしますについては、支障はないものというふうに考えております。  以上でございます。
  27. 松永忠二

    松永忠二君 審議会兼職とか、あるいはそういう問題についてやかましく議論をされて、その兼職の多い者については適当ではないだろうということがいわれているし、事実閣議了解等でもそういう点がはっきりしているわけですから、やはり承認を求める場合には、そのくらいの資料整備をして出すべきだと思うのですよ。何にもそんなことを報告もなしに、承認等についての関係資料もなしに――こまかいことを言えば、出席なんかについても役人なんか代理出席をしているものもあるわけですからね、こういう点、やはり資料をきちっと整備するとともに、そういう点に触れて報告をして承認を求める、こういうふうな措置を今後とっていただきたいと思います。
  28. 徳永正利

    委員長徳永正利君) ただいま松永君から御発言のように、この中に現職のなにも書いてあるようでございますけれども、なお、書類の整備につきまして政府側は、十分、より以上御検討の上、御提出を願いたいと思います。  他に御発言もなければ、ただいま説明人事案件につき、いずれも同意を与えることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 徳永正利

    委員長徳永正利君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  これにて散会いたします。    午前十一時十六分散会