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大野委員長 これより
会議を開きます。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
今回はからずも当
運輸委員会の
委員長に
選任せられ、まことに光栄に存じておる次第でございます。当
委員会の所管に属する
事項は、御承知のとおり陸、海、空とまことに間口が広く、
国民経済の動脈であり、
産業開発の根幹とも申すべきでございますが、また、あらゆる面で
国民生活に密接せる
重要案件を包含いたしております。当
委員会が立法の府として、その部門に属する議案の提出、審査を本務といたしておりますことはもとよりでありますが、同時にまた、
国政調査権という重要な任務を付与されておることに留意をいたしたいと存じます。
最近、
運輸関係で、
国民の批判を受けるがごとき憂らべき事件が相次いで起きましたことは、まことに遺憾であります。
行政の責任は
行政府が負うのが当然でありますが、この際当
委員会としましても、この
国政調査権を行使いたしまして、
国民の負託にこたえるべきであると考えておる次第でございます。
委員会の運営につきましては、
委員各位の格別の御
協力によりまして、円満かつ適正に十二分の審議を行ない、この重責を全ういたしたい所存でございます。
皆さまの御
協力と御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
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