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鈴木壽君 この
交付税の
単位費用の特例に関する
法律案の中でのこまかい問題ですが、交通安全対策費として算定したこの問題についてちょっと
お尋ねをしておきたいと思うのですが、まず最初に、現行の交通
安全施設等整備
計画の
改定をするわけなんでありますが、そこでちょっとお聞きしたいのですが、その
改定の、きのういただきました
計画表によりますと、
改定分が載っておるのでありますが、二枚刷りのプリントの一枚目のやつなんですが、これを見ますと、ちょっとふしぎに思うのがあるのですが、これは
計画そのものについてあなた方にお聞きすることはちょっとどうかと思うのですが、したがって、
皆さんのほうでこの点についての十分な御
説明がない場合には、
あとで何かの機会で、担当の建設省なりのほうに聞いてみなければならぬと思いますが、一応そういう
意味でお聞きしたいのですが、
改定の三カ年
計画の「全体」の欄ですね、(B)というところのこれを見ますと、現行の三カ年
計画のそれよりも、
改定したこの
計画では、金額が少なくなっているところがあるわけですね、防護柵とか、そのところの欄、下のほうの「道路管理者」のところにある防護柵、これは現行
計画では百十五億円になっているものが、今度は八十七億日、道路標識九億円が八・九億円、その他七十九億円というのが七五・一億円。こういうふうになっておりますから、ここの欄だけで、計のほうで見ますと、三十二億円ばかり少なくなっておるわけですね。これは一体どういうのによるのか。さらに、その上の欄の歩道、横断歩道橋、その他、その他のところも、六十六億が三十六億になっておりますから、三十億少なくなっている。
改定でございますから、どういうふうになってもどうというわけじゃないというふうな見方もあると思いますが、ただ、この
改定は現行の交通
安全施設の緊急整備
計画の三カ年
計画、いまあってそれをやっているのに、あれはたしか総額六百億、ここにも六百三億とありますが、これをやる過程で新しく通学路に係る交通
安全施設等の整備及び踏切道の構造改良等に関する緊急
措置法というものができて、その法律に基づくいろいろな
市町村の
計画あるいは都道府県の
計画、国全体としての
計画——整備
計画を四十二年、四十三年にわたる
計画を立てる、こういう
計画のうちから、とりあえず、現行の交通
安全施設緊急整備
計画というものに取り入れてくる、こういう形で
計画を修正するものだというふうに思っておったのですが、そうなりますと、プラスにはなってもマイナスになる要素というものはあまりないのではないだろうか、こう単純な
考え方かもしれませんが思われるのですが、そこら辺、これはどういうのか、ちょっとおわかりでしたら御
説明願いたいと思います。