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参考人(
近藤直人君) ただいま各
協力先に当たっておりますので、はっきりきまったところもございますし、大部分はまだ未定でございます。今後参りまして折衝しなければならないと思っております。
特別措置法によりまして御承知と思いますが、寄付金つき郵便切手、これは郵政省の御
協力でございますが、これにつきましても、ただいま私
ども、額は三億を目標にしておりますが、まだはっきり金額は確定しておりません。
措置法が成立いたしましたらさっそく参りたいと思っております。したがって、下交渉はしておりますけれ
ども、まだその点は確定しておりません。
それから、たばこでございますが、たばこの広告は、これは
日本専売公社のほうと話し合いはいたしておりますが、大体これにつきましては、ほぼ一億程度
協力しようという話し合いは先般いたしております。これとてもまだ正確なものでございませんけれ
ども、一応まあ大体そういう話し合いでございます。
それから、電話番号簿の広告、これは
日本電信電話公社のほうでございますが、これにつきましては目下交渉中でございますが、私
ども額は二億を希望しておりますが、なかなか困難なようでございます。これにつきましてもさらに交渉する予定でございます。
それから、国鉄広告でございますが、これは
日本国有鉄道との話し合いでございます。これにつきましても私
ども正確な数字はきまっておりませんが、大体五千万程度私
どもは希望いたしております。
大体私
どもの希望から申しますと、この
特別措置法によりましては約六億五千という目標を立てておりますが、いずれも相手があることでございますので、今後せっかく
努力いたしたいと思っております。
それから、あと公営
競技でございますが、これは
日本自転車振興会、あるいはまた
日本小型自動車振興会、あるいは
日本船舶振興会のほうから、いわゆる競輪とか、競艇とか、あるいはオートレースによる補助金でございますが、これにつきまして、先般の
東京オリンピックのときには多額な御
協力をいただきましたので、これにつきましても御
協力をお願いしておりますが、すでに自転車振興会のほうからは本
年度の
予算に御
協力をいただくことにきまっております。金額は比較的小額でございますが、したがいまして、公営
競技全体といたしまして、今後は一応私
どもは四億という数字を希望しておりますが、今後情勢の推移によりまして、この公営
競技から多額な御
協力を仰ぎたいという考えを持っております。その他会社、
団体、個人からは三億五千、競馬のほうからは二億五千、それから宝くじから二億、それから記念メダル——と申しますのは、これは
東京オリンピックの場合に、記念メダルを発行いたしまして寄付金をいただきました。それと同様に考えまして、
札幌オリンピックの場合にも、記念メダルを造幣局につくっていただきまして発売して寄付金を仰ぎたいと思っております。これから大体五千万円という見当をつけております。そのほかプロスポーツと申しますのは、相撲とか、あるいはプロレスとか、プロボクシング、あるいは野球、ゴルフなんかもこれに加えましたんでございますが、そういった方面から大体五千万円ぐらい御
協力いただきたい。その他今後いろいろ
計画いたしまして五千万円で、全体といたしまして、ただいま目標は二十億ということで
努力いたしております。