○
木村禧八郎君 それは、局長、
事務当局だから事務的な
答弁をするのはいいとしても、不見識ですよ、いまの
答弁は。
自然増収がないとは言えないという、そんな問題じゃないですよ。ないどころの
騒ぎじゃありませんよ、
常識から考えて。そんな
答弁だったら、何もあなたを私はわずらわしたくない。一体何をやっているんですか。何の
検算をやっているんですか。いままで大体そういう
作業をやっていると言われたでしょう。確定的な
見通しじゃありませんけれ
ども、最近の
経済の
成長率、あるいは
鉱工業生産の
増加率、あるいは
個人消費の
増加率から見れば、
自然増収がないどころの
騒ぎではない。そんなどころではないです。問題は、
事務当局はいつも
補正財源を確保するために、だから
過小見積もりをする傾向があることは認めますよ。しかし、
程度の問題でして、ことしほど
過小見積もりに現時点でなっていることは少ないと思うんですよ。八千六百億の
林教授の
過小見積もりの金額は、これについてはまあ再検討の余地があるとしましても、
自然増収があるかないかというようなそんな
程度の
答弁では私は満足できませんね。
かなりあるものと見なきゃならないわけですよ。それじゃ一体何をやっているんですか。あなたたちは大体いま
作業をやっているんじゃないですか。だから、
作業の
過程において、八千六百億はいかがと思いますけれ
ども、
最低三千億ぐらいはいくんじゃないか、中間ぐらいじゃないかという
答弁をするのが
常識ですよ。その
答弁を要求する必要はないけれ
ども、強制する気はないけれ
ども、さっきのような、いかに
事務当局といえ、現実とかけ離れたそんな
答弁をわれわれにするものじゃないですよ。もう少し
誠意のある
答弁をするもんですよ。こっちだっていろいろしろうとなりに
検算しているんですよ。そんなばかにしたような
答弁をするものじゃないですよ。もう少し
誠意のある
答弁をやってください。もう少しいまやっていることを……。