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後藤委員 それで
暴力事件といい、さらに不当労働
行為の問題につきましては、かなり何十項目というくらい具体的事実をもって組合のほうとしても
調査資料がはっきりしておるわけなんです。さらに、私この前
大阪へ参りましたときにも、あなたのほうから管理課長でございますか、現場のほうに
調査に行かれた。その人に対しても組合からの
資料を提供してあって、組合の
調査資料につきまして、その真意というのはやはりあなた方としても
調査をしておられるというふうに
考えておりますので、いま言われました
調査が完結し次第、ひとつ
委員長、
資料として
要求いたしたいと思います。
さらに、私、検察庁
関係のほうへちょっとお願いをいたしたいと思うわけでございますけれ
ども、特に労働問題として職場における問題は非常にむずかしい
関係があろうと思います。ただ表面に出た現象だけをつかんでどうこう言われると非常に間違った問題を起こす、間違った処理のしかたになると思います。たとえば、先月の二十七日に行なわれた社労
委員会、このときの
質問のようなかっこうでやられますと、何か犯人を捜査中のような印象を与えまして、大事にしかもまじめに、また間違いのない処理をしなければいけない不当労働
行為の問題なり
暴力問題につきましても、結果的にはいいことにはならない、これらの点につきましては、特に私は慎重にやっていただかなければいけないと思いますし、私、現在いろいろ
調査いたしました結果を
考えてみましても、
全逓信
労働組合としましては、
暴力をふるっておるような組合ではないと思います。これは
調査をしていただければ、その事実というのは全部判明をすると思いますので、今後これらの問題の処理につきましても十分
考えて、しかも、慎重にやっていただきますようにぜひお願いをいたしたいと思う次第でございます。
それから、最後にもう
一つお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。これは六月三日のことでございます。先ほど
西風委員のほうから
大阪の
郵政局長なり
人事部長等のいろいろの
お話がございました。六月三日の午前十時五十分ごろ、西原
郵政局長、さらに板倉
人事部長、これらの人が、どういう
関係かはわかりませんけれ
ども、大体午前十一時ころからゴルフに行かれたわけなんです。これはもちろん
勤務時間中でございます。しかも、その乗っていった自動車は公用車、さらにその公用車のうしろには建設会社の自動車を借りて、それも一台うしろについていっておる。これが組合のほうの
調査の結果、明らかになっておるわけでございますが、少なくとも
全逓におきましては、先ほど「新しい管理者」のところでも話が出ましたように、りっぱな管理者養成のためにやっておられる一番最高の管理者が、
勤務時間中にゴルフに行って、さらに業者の自動車を使ってどこかへ行く、こういうふうなことをやっておられることに対しまして、一体どういうふうにお
考えになっておるのでございましょうか。それくらいなことはもうあたりまえのことだ、それくらいなことはやってもいいんだ、こういうふうにお
考えなのか、それが事実とするなら事実としてこれは処分すべきである、こういうふうな
考え方なのか、あいまいな返答ではなしに、明確にひとつ
勤務体制のことでございますので、回答をお願いいたしたいと思います。