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1967-03-10 第55回国会 衆議院 議院運営委員会 第3号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
四十二年三月十日(金曜日) 午後零時五十八分
開議
出席委員
委員長
坪川
信三君
理事
小平
久雄
君
理事
伊能繁次郎
君
理事
渡海元三郎
君
理事
竹下 登君
理事
田中 六助君
理事
中嶋 英夫君
理事
安宅 常彦君
理事
鈴木 一君
理事
正木 良明君 加藤 六月君 亀岡 高夫君 塚田 徹君 武藤 嘉文君
島口重次郎
君
委員外
の
出席者
議 長
石井光次郎
君 副 議 長 園田 直君 事 務 総 長
久保田義麿
君 ————————————— 本日の
会議
に付した案件
開会式
に関する件
国務大臣
の
演説
に関する件
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
の件
庶務小委員長
の
報告
昭和
四十二年度本
院予定経費要求
の件
図書館運営小委員長
の
報告
昭和
四十二年度
国立国会図書館予定経費要求
の 件
昭和
四十二年度
裁判官訴追委員会予定経費要求
の件
昭和
四十二年度
裁判官弾劾裁判所予定経費要求
の件 次回の本
会議等
の件 ————◇—————
坪川信三
1
○
坪川委員長
これより
会議
を開きます。 まず、
開会式
に関する件についてでありますが、
開会式
の日取りにつきましては、来たる十四日午前十一時から行なうこととし、
事務当局
から宮中の御都合を伺いましたところ、お差しつかえないとのことでございました。
式次第
につきましては、従前の例によることとし、
式辞
につきましては、その
案文
をお
手元
に配付いたしてありますが、この際、
事務総長
の朗読を求めます。
久保田義麿
2
○
久保田事務総長
朗読いたします。 第五十五回(特別)
国会開会式
々
辞案
天皇陛下の御臨席をいただき、第五十五回
国会
の
開会式
をあげるにあたり、
衆議院
及び
参議院
を代表して、
式辞
を申し述べます。 去る一月二十九日
衆議院議員
の総
選挙
が行なわれ、二月十五日をもつて
特別国会
が召集されたのでありますが、この際、われわれは、決意を新たにして、諸般の態勢を整えるとともに、
現下内外
の情勢にかんがみ、ますます諸
外国
との親交を深め、また、経済の充実、貿易の伸長、
社会福祉
の増進、教育、
科学技術
の
振興等
、各般にわたり、適切な施策を強力に推進して、民生の
安定向上
に努め、もつて国連の繁栄を図らなければなりません。 ここに、
国会
は過般の総
選挙
による新
議員
を迎え、われわれに負荷された重大な使命にかんがみ、
日本国憲法
の精神を体し、おのおの最善をつくしてその任務を遂行し、もつて国民の委託にこたえようとするものであります。
坪川信三
3
○
坪川委員長
それでは、
開会式
は来たる十四日午前十一時から行ない、
式次第
及び
式辞
はお
手元
に配付の
案文
のとおり一応決定し、
参議院
と協議の上最終的に決定いたしますが、これにつきましては
委員長
に御一任願いたいと思いますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
4
○
坪川委員長
御
異議
なし
と認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
坪川信三
5
○
坪川委員長
次に、
国務大臣
の
演説
に関する件についてでありますが、
国務大臣
の
演説
は、来たる十四日午後一時から本
会議
を開会し、
内閣総理大臣
、
外務大臣
、
大蔵大臣
及び
経済企画庁長官
の
演説
をそれぞれ行なうこととするに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
6
○
坪川委員長
御
異議
なし
と認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
坪川信三
7
○
坪川委員長
次に、
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
についてでありますが、
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
は、来たる十六日及び十七日の二日間行なうこととし、
質疑者
の数は、
自由民主党
一人、
日本社会党
三人、
民主社会党
一人、
公明党
一人、
日本共産党
一人とし、
発言
時間は、
自由民主党
の
質疑者
及び
日本社会党
の第一
順位者
については四十分
程度
、他の
日本社会党
、
民主社会党
及び
公明党
の
質疑者
については一人おのおの三十分
程度
、
日本共産党
の
質疑者
については十五分
程度
とし、両日をもって
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
を終了するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
8
○
坪川委員長
御
異議
なし
と認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
坪川信三
9
○
坪川委員長
この際、
庶務小委員長
から、
報告
のため
発言
を求められております。これを許します。
小平久雄
君。
小平久雄
10
○
小平
(久)
委員
昭和
四十二年度における
衆議院歳出予算
の
要求
について御
説明
申し上げます。
昭和
四十二年度の
衆議院予定経費要求額
は八十一億五千四百六十二万四千円でありまして、これを前年度
予算額
六十八億八千百十三万八千円に比較いたしますと、十二億七千三百四十八万六千円の
増加
となっております。
要求額
を
事項別
に
概略
御
説明
申し上げますと、 その第一は
国会
の
運営
に必要な
経費
でありまして七十二億九千八百七十三万四千円を計上いたしております。この
経費
は
議員
、
議員秘書
及び
職員
の
給与
に関する
経費
、
旅費
、
議案類印刷費
、
光熱水料
、
通信費等
の
事務費
及び
庁舎等
の
維持管理
に必要な
経費
でありまして、前年度に比し八億七千七百三十一万八千円の
増加
となっております。そのうちおもなものについて申し上げますと、まず、
議員秘書
の
滞在雑費
及び閉会中
雑費
を廃止し、これを給料に繰り入れることとし、それに必要な
経費
を計上いたしております。 次に、
議員
の
海外派遣
に必要な
外国旅費
として、新設の一
ケ班
を含め七千七百九十三万円を計上いたしております。 なお、自動車の更新でございますが、二十四台分として二千百八十万円を計上いたしております。 第二は、
営繕工事
に必要な
経費
といたしまして八億四千八百八十九万円を計上いたしておりますが、このうちおもなものは、
委員会庁舎
新営費五億一千百九十四万四千円、
国会記者事務所
新営費二億三千六百八十七万六千円及び
本館門囲障等改設費二
千五百七万円等でございます。 なお、
委員会庁舎
の
建設
につきまして十億七千八百六十六万四千円、
国会記者事務所
の
建設
につきまして四億三千七百七十七万三千円を
限度額
として
昭和
四十二年度においてそれぞれ契約を結ぶために必要な
国庫債務負担行為
の
要求
をいたしております。 第三は、
国会予備金
に必要な
経費
として前年度同額の七百万円を計上いたしております。 本件は、本日の
庶務小委員会
において、
全会一致
をもって決定されたものでありますから、どうぞよろしくお願いいたします。
坪川信三
11
○
坪川委員長
ただいまの
小平庶務小委員長
の
報告
に対し、何か御
質疑
はありませんか。 〔「
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
12
○
坪川委員長
御
質疑
がないようでございますので、
昭和
四十二年度本
院予定経費要求
につきましては、小
委員長報告
のとおり決定するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
13
○
坪川委員長
御
異議
なし
と認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
坪川信三
14
○
坪川委員長
次に、
図書館運営小委員長
から、
報告
のため
発言
を求められております。これを許します。
渡海元三郎
君。
渡海元三郎
15
○
渡海委員
昭和
四十二年度の
国立国会図書館予定経費要求
につきまして、
図書館運営小委員会
における審議の経過並びに結果について御
報告
申し上げます。 まず、
昭和
四十二年度
予定経費要求
の
総額
は十九億九百四十九万四千円でございまして、これを前年度
予算額
と比較いたしますと一億七千九百三十二万三千円の
増加
となっております。 以下
要求額
のおもなものについてその
概略
を御
説明
申し上げます。 第一は、
国立国会図書館
の
維持管理
に必要な
経費
でありますが、その
総額
は九億二千五百六十二万円でございまして、これを前年度
予算額
と比較いたしますと、三千六百四十六万二千円の
増加
となっております。この
増加
のおもなものは、
職員
の
給与改定
と、諸手当の改善に伴う
経費
でございます。 第二は、
国立国会図書館
の
業務
を
運営
するために必要な
経費
でありますが、その
総額
は二億四千五百八十四万円でございまして、前年度
予算額
と比較いたしますと、一千九百五十三万一千円の
増加
となっております。この
増加
のおもなものは、
立法調査業務
を充実するために必要な
経費
、
資料
の
収集
、
整理
及び利用に必要な
経費
、
目録
その他の
書誌
の作成に要する
経費
及び
科学技術関係資料
の
整備
に要する
経費
であります。 なお、
昭和
四十一年度から着手いたしました
滞貨図書
の
整理
に要する
経費
、
明治期刊行所蔵図書目録
の
刊行
に要する
経費
及び
書誌編さん
の
機械化
の準備に要する
経費
を増額計上しており、また、このほかに
近代政治史料
の
収集整備
に要する
経費
及び
総合目録
の
整備
に要する
経費等
を増額計上いたしております。 第三は、
国立国会図書館
の
庁舎
の第二期
工事
に必要な
経費
でありますが、その
総額
は、第二年度に要する
経費
として七億三千八百三万四千円が計上され、これを前年度
予算額
と比較いたしますと一億二千三百三十三万円の
増加
となっております。 なお、
昭和
四十二年度から行なわれる
増築工事
に要する
経費
十一億四千八十六万三千円を
昭和
四十二年度から二カ年にわたる
国庫債務負担行為
として
要求
いたしております。これによりまして、
国立国会図書館
の
庁舎
の第二期
工事
の三カ年にわたる
経費
の
総額
は、二十三億一千四百九十一万五千円となり、その
工事
は、
昭和
四十三年度中に完成する
予定
となっております。 なお、
要求額
の詳細はお
手元
の
資料
並びに本日の小
委員会
の
会議録
をごらん願うことといたします。 小
委員会
は、この
予定経費
、
要求
を審議いたしました結果、本
委員会
は、
勧告
を付さないで
議長
に送付すべきものと決定いたした次第でございます。 以上御
報告
申し上げます。
坪川信三
16
○
坪川委員長
ただいまの
渡海小委員長
の
報告
に対し、何か御
質疑
はありませんか。 〔「
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
17
○
坪川委員長
それでは、
昭和
四十二年度
国立国会図書館予定経費要求
につきましては、小
委員長報告
のとおり決定し、
国立国会図書館法
第二十八条の
規定
による
勧告
は付さないで
議長
に送付するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
18
○
坪川委員長
御
異議
なし
と認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
坪川信三
19
○
坪川委員長
次に、
昭和
四十二年度
裁判官訴追委員会
及び
裁判官弾劾裁判所
の
予定経費要求
の件について、
事務総長
の
説明
を求めます。
久保田義麿
20
○
久保田事務総長
昭和
四十二年度
裁判官訴追委員会関係歳出予算
につきまして御
説明
申し上げます。
昭和
四十二年度における
裁判官訴追委員会歳出予算
の
要求額
は、千九百二十六万円でありまして、これを前年度
予算額
千七百二十五万六千円に比較いたしますと、二百万四千円の
増加
となっております。 この
経費
は、
裁判官訴追委員会
における
委員長
の
職務雑費
及び
事務局職員
の
給与
に関する
経費
並びに
訴追事案
の審査に要する
旅費
その他の
事務費
でありまして、前年度に比し
増加
となっておりますもののうちおもなものは、
職員俸給等
の
増加
によるものであります。 何とぞよろしく御審議いただきたいと存じます。 次に、
昭和
四十二年度
国会所管裁判官弾劾裁判所関係歳出予算
の御
説明
を申し上げます。
昭和
四十二年度
裁判官弾劾裁判所
の
予定経費要求額
は二千六十三万七千円でありまして、これを前年度
予算額
一千八百三万五千円に比較いたしますと、二百六十万二千円の
増加
となっております。 次に、この
要求額
を
事項別
に御
説明
申し上げます。 まず、
裁判官弾劾裁判所
の
運営
に必要な
経費
として二千三十六万五千円を計上いたしております。これは
裁判長
の
職務雑費
、
委員旅費
及び
事務局職員
の
給与
に関する
経費
、
事務処理費等
でありまして、
増加
のおもなものは
職員
の
給与改定等
によるものであります。 次に、
裁判
に必要な
経費
として二十七万二千円を計上いたしております。これは
裁判官弾劾法
に基づく
裁判官
の
弾劾裁判
に直接必要な
旅費
、
庁費等
であります。 以上、簡単でありますが、
裁判官弾劾裁判所関係
の概要でございます。
坪川信三
21
○
坪川委員長
ただいまの
事務総長
の
説明
に対し、何か御
質疑
はありませんか。 〔「
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
22
○
坪川委員長
それでは、
昭和
四十二年度
裁判官訴追委員会
及び
裁判官弾劾裁判所
の
予定経費要求
につきましては、
事務総長
から
説明
のありましたとおり決定し、
裁判官弾劾法
第四条の二の
規定
による
勧告
は付さないで
議長
に送付するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし
」と呼ぶ者あり〕
坪川信三
23
○
坪川委員長
御
異議
なし
と認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
坪川信三
24
○
坪川委員長
次に、次回の本
会議
の件についてでありますが、次回の本
会議
は、来たる十四日火曜日午後一時から開会し、
国務大臣
の
演説
を行ないます。 —————————————
坪川信三
25
○
坪川委員長
次に、次回の
委員会
の件についてでありますが、次回の
委員会
は、来たる十三日午後二時
理事会
、
理事会散会
後
委員会
を開会いたします。 本日は、これにて
散会
いたします。 午後一時十分
散会
————◇—————