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1966-07-11 第52回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    国会召集日昭和四十一年七月十一日)(月曜 日)(午前零時現在)における本委員は、次の通 りである。    委員長 塚原 俊郎君    理事 佐々木秀世君 理事 坪川 信三君    理事 伊能繁次郎君 理事 草野一郎平君    理事 金丸  信君 理事 滝井 義高君    理事 中嶋 英夫君 理事 安宅 常彦君    理事 鈴木  一君       宇野 宗佑君    海部 俊樹君       鯨岡 兵輔君   小宮山重四郎君       小山 省二君    田中 六助君       田村 良平君    竹内 黎一君       塚田  徹君    西岡 武夫君      茜ヶ久保重光君    島口重次郎君       泊谷 裕夫君    西村 関一君       藤田 高敏君 ————————————————————— 昭和四十一年七月十一日(月曜日)    午後四時十一分開議  出席委員    委員長 塚原 俊郎君    理事 佐々木秀世君 理事 坪川 信三君    理事 草野一郎平君 理事 金丸  信君    理事 滝井 義高君 理事 中嶋 英夫君    理事 安宅 常彦君 理事 鈴木  一君       海部 俊樹君    小山 省二君       竹内 黎一君    西岡 武夫君       藤田 高敏委員外出席者        議     長 山口喜久一郎君         副  議  長 園田  直君         議     員 林  百郎君         事 務 総 長 久保田義麿君     ————————————— 本日の会議に付した案件  議員控室の件  議席の件  会期の件  小委員会設置の件  小委員及び小委員長選任等に関する件  議事進行係の件  開会式に関する件  国務大臣演説に関する件  国務大臣演説に対する質疑の件  本日の本会議議事等に関する件      ————◇—————
  2. 塚原俊郎

    塚原委員長 これより会議を開きます。  第五十二回臨時国会は本日召集されました。  お手元に配付いたしてあります協議事項について順次御協議を願うことといたします。  まず、議員控室の件についてでありますが、議員控室は、従前どおりとするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  4. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、議席の件についてでありますが、議席は、従前どおりとするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  6. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、会期の件についてでありますが、今臨時会会期につきましては、先ほどの理事会におきまして、本日から七月三十日までの二十日間とすべきものと一応決定し、その旨議長までお伝えした次第でありますが、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長が各常任委員長意見を徴されました。その会議におきまして座長をつとめました私から、便宜その会議の結果を御報告申し上げますと、常任委員長会議におきましても、理事会の決定と同じく、会期は本日から七月三十日までの二十日間とすべきものと決定し、その旨議長に答申いたした次第であります。  なお、議長において参議院議長協議いたしました。  それでは本件について御協議願います。
  7. 中嶋英夫

    中嶋(英)委員 会期二十日間については私ども賛成でありますが、しかし、今度の臨時国会開会については反対なわけであります。もし、これが各党間の話し合いできめるべき筋合いのものであるならばわれわれは反対でありますが、憲法の示すところ、召集権政府にあるわけでありますから、召集にわれわれが現在応じた以上は、この国会審議に参加するということは自明の理でありますが、ただ、ここで明らかにしておきたいことは、先般閉会いたしました第五十一通常国会において、案件が、法案が残った、だから今度の臨時会を急遽開くのだということになりますと、一種の会期延長通常国会は一度しかできませんが、それが二度できることと同じ結果になる。これはもう従来の国会運営先例にもないことでありますし、安保のあとでそういう例が一回あったと思います。これは総理大臣が辞職をして、首班を指名しなければならぬという、国政に空白をつくってはいかぬというときの例でありまして、これは例にならぬ。それならば、こういうことは異例中の異例であり、しかも先例にもできない。したがって、先例としてこれを認めない、こういうことを議院運営委員会で確認をしておく必要があると思いますので、この点について、政府並びに与党の御意見を伺って意見の一致を見たい、こう考えます。たまたま政府がおられませんので、この点は委員長のほうから政府に通達をした上で、しかるべき御返事を次回にいただきたいと思いますが、とりあえず与党のほうの御意向を伺っておきたい。
  8. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 いま中嶋君から、通常国会が終わった、そのあと始末のような、会期延長と疑惑を持たれるような臨明国会には賛成できないというお話でしたが、私たちも同じような考えを持っておりますし、通常国会は一回しか会期延長ができないことは御承知のとおりであります。それで、法案が流れたから、引き続いて臨時国会の名において流れた法案を処理するというごときは、これはいい慣例ではありません。私たちは、そういう点につきましては中嶋さんと同様の考えを持っております。ただ今回は、御承知のようなアジア開発銀行というような国際的な影響のある法案がありますので、これを処理するということで、政府としても、また与党としても、そういう考え方で国会をお願いしたのでございますから、中嶋さんのような考えでいくならば、これは決して好ましい姿ではございませんので、今後国会運営上こういうことを再三慣例にするようなことはしないつもりでありますから、御了承願いたいと思います。
  9. 中嶋英夫

    中嶋(英)委員 御同調の御意向でありますから、異論はないと思いますが、ただ、この際議長にお願いしておきたいことは、こういう見解を与野党で一致して持っておるわけでありますので、鈴木さんの御意向は前々伺っておりますから、ひとつ議長のほうからも政府のほうに対して、今回の国会召集のしかたは好ましい形でないということを明白にした上で、後日政府から、委員長を通じて私どものほうに、政府の反省なり見解なりを聞きたいと思いますが、その点、議長さんも私ども見解と同様であるかどうかを伺っておきたいと思います。
  10. 山口喜久一郎

    山口議長 私も全く諸君の御意見と同様でありまして、かかる事態は前例としないように努力したいと思っておりますので、この点、政府のほうへも私から十分伝えたいと思っております。
  11. 林百郎

    林議員 共産党は会期承認について反対態度でありますので、若干その点について私たちの党の立場を表明しておきたいと思います。記録にとどめておいていただきたいと思います。  それは、第一は、いわゆるアジ銀法案ですけれども、これは実質的には廃案と同じような状態になった。会期の末にようやく参議院継続審議になったが、実質的には廃案と同じような状態になったものです。これはむしろ、政府としては、国際的に信用を負わなければならぬ法案がこういう状態になったということについて、政治的な責任国民の前に明らかにすることこそが必要であると思うのです。ところが、そういうみずからの政治的立場を明らかにすることはさておいて、通常国会が終わるや、直ちに臨時国会召集する。これは国会法に禁じられておる——先ども議論になっておりますけれども会期を実質的には二回延長したと同じことであって、このようなことはとうてい許されないことだ、これは実質的には国会法を無視したと同じことになると思いますので、われわれはこれを承認するわけにはいかない。同時に、いわゆるアジ銀三法については、私たちの党としては一貫して反対してきた法案でありますので、これが通過に協力する責任はありません。そういう意味で、このたびの会期承認の点については、わが党としては反対態度を表明しておきます。
  12. 塚原俊郎

    塚原委員長 それでは、ただいま御協議願いましたとおり、本委員会といたしましても、会期は、本日から七月三十日までの二十日間と決定すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。     —————————————
  14. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、小委員会設置の件についてでありますが、今国会も、本委員会に、国会法改正等に関する小委員会図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会及び庶務小委員会の四小委員会を設置することとし、各小委員の員数及び各会派割り当ては前国会どおりとし、小委員及び小委員長選任は、委員長において指名することに御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  また、今国会中、小委員、小委員長及び理事の辞任並びに補欠選任につきましても、委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  17. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、議事進行係の件についてでありますが、議事進行係は、従前どおり自由民主党にお願いすることとし、同党の海部俊樹君にお願いいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  19. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、開会式に関する件についてでありますが、開会式の日取りにつきましては、明十二日午前十一時から行なうこととし、事務当局から官中の御都合を伺いましたところ、お差しつかえないとのことでございました。  式次第につきましては、従前の例によることとし、また、式辞につきましては、その案文をお手元に配付いたしてありますが、この際、事務総長の朗読を求めます。
  20. 久保田義麿

    久保田事務総長 朗読いたします。    第五十二回(臨時国会開会式辞案   天皇陛下の御臨席をいただき、第五十二回国会開会式をあげるにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。   現下内外の情勢にかんがみ、われわれは、この際、当面する諸問題に対処して、すみやかに適切な施策を講じ、もっていっそう国運の発展を図らなければなりません。   ここに開会式を行なうにあたり、われわれに負荷された使命達成のために最善をつくし、もつて国民の委託にこたえようとするものであります。
  21. 塚原俊郎

    塚原委員長 それでは、開会式は、明十二日午前十一時から行なうこととし、式次第及び式辞はお手元に配付の案文のとおり一応決定し、参議院協議の上、最終的に決定いたしますが、これにつきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  22. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  23. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、国務大臣演説に関する件についてでありますが、国務大臣演説は、明十二日午後二時から本会議開会し、内閣総理大臣演説を行なうこととするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  24. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  25. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、国務大臣演説に対する質疑についてでありますが、国務大臣演説に対する質疑は、来たる十三日及び十四日の二日間行なうこととし、両日をもって国務大臣演説に対する質疑を終了することとするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  26. 塚原俊郎

    塚原委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  27. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、本日の本会議議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
  28. 久保田義麿

    久保田事務総長 最初に、議席の指定をいたしまして、次に、会期の件をおはかりいたします。これは起立でお願いいたします。  以上でございます。
  29. 塚原俊郎

    塚原委員長 それでは、本会議は、午後四時三十分予鈴、午後四時四十分から開会することといたします。     —————————————
  30. 塚原俊郎

    塚原委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十二日火曜日午後二時から開会することといたします。  また、次回の委員会は、同日開会式終了理事会理事会散会委員会開会いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後四時二十三分散会