○高橋(重)
委員 私は、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三党を代表いたしまして、ただいまの
法律案に対し、附帯決議を付するの動議を提出いたします。
まず、案文を朗読いたします。
私立学校教職員共済組合法等の一部を
改正する
法律案に対する附帯決議(案)
私立学校教育の重要性と私立学校
教職員共済組合の実情にかんがみ、
政府は、すみやかに左記の事項について
検討し、その実現を図るべきである。
一 私立学校
教職員共済組合法の適用外にある私立学校の
教職員に対し、すみやかに、同法を適用するため必要な
措置を講ずること。
二 私立学校の特殊
事情にかんがみ、高齢
組合員に対し、
長期給付支給の
措置を講ずること。
三 旧長期
組合員期間に係る
給付について、
新法を適用するため必要な
措置を講ずること。既裁定
年金額についても同様とすること。
四 いわゆる
年金スライド原則規定の実施
基準をすみやかに明確化すること。
五 整理資源を確保するため必要な国庫補助の
措置を講ずること。
六 私立学校
教職員の
給与が国・公立学校
教職員のそれより著しく低位にある実情にかんがみ、その
給与の
改善、
給与体系の整備等を図るため適切な指導助言を行なうこと。
七 私立学校
教職員共済組合の業務の健全化を図り、かつ、掛金負担の軽減に資するため、国は、短期
給付事業の費用に対する助成、
長期給付事業に要する費用の補助率の引き上げに努めること。
以上でございます。
その
趣旨につきましては、これまでの審議に尽くされておりますので、案文朗読をもって
趣旨説明にかえさせていただきます。
何とぞ御賛同あらんことをお願いいたします。