○芳賀委員 この問題は、いずれ適当な機会に取り上げることにしたいと思います。
最後に、農林
大臣に
お尋ねしたい点は、御承知のとおり、農協合併促進法の五年間の
期限が三月末で完了するわけでありますが、これに対して現在のところ、農林省として、この合併促進法をさらに延長する意思があるのかないのか、あるいはないとすれば、どういう理由でないのか、必要と考えた場合には、
政府提案がいまの段階でできない事情にあれば、むしろ議員立法として
委員会提案等で出してもらいたいという考えを持っているか、何かお考えはあると思いますので、この点が第一点。
もう
一つは、農林漁業金融公庫法の附則の二十三条、四条と思いますが、乳業
資金に対して国庫から
資金融通ができる道を、これは五年前に農林
委員会において、われわれが議員提案という形で公庫法の一部を改正したわけですが、これも三月で
期限が切れるわけです。特に四月から乳価の不足払い制度等も開始されるわけでありますし、また酪農
近代化の相当積極的な構想が打ち出される機会でありますからして、これらの
資金を継続的に公庫から出す必要があるとすれば、やはり
期限延長をする必要も生じてくると思うわけですが、これに対する
政府の最終的な方針をこの機会に聞かせてもらいたい。
最後にもう一点は、農林年金法の改正でありますが、これはもうすでに、衆議院の予算
委員会において大蔵
大臣からも、法律の改正案を必ず出しますということが確約されておるにもかかわらず、今日までまだ
政府から改正案が提案を見ていないということは、まことにこれは遺憾にたえない点ですが、せっかく国会で約束をしておりながら、どうして年金法の改正案を出せないのか、これが出ないと、
近代化法は提出の時期が早かった
関係もあって、先着順で今日までやってきておるが、これをもし二つあげた場合には、審議する法案ということになれば、社会党が提出した農林年金法の改正案の審議に直ちに入るという順序になるわけです。全部社会党提案にまかせてそのまま通してくれるといろのであれば、これはいと簡単であるが、
政府のいままでの態度を見ると、それほど熱のこもったやり方はできないと思うわけです。ですから、この点は一体いつお出しになるつもりでおるのか、あるいはいつまでも今後も引き延ばすつもりでおるのか、その点を農林
大臣から明らかにしてもらいたいわけです。
答弁いかんによっては、今後当
委員会の法案の審議等についても、これは
委員長はじめ
理事全体が重大な決意で対処しなければならないと思うわけですからして、正直に答えてもらいたいわけです。