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田中(彰)
委員 どうも私はおかしいと思うんだ。私らに言われるとあなたはお逃げになるが、逃げても
——あなただってそうなんだ。
電源開発だから
ダムに関心を持っているわけだ。そういう
新聞をあなたが知らぬということはない。まだ
鹿島のやったことで二つばかり溺れているのがある。いま調べに行っている。そういうものがあるのにこういう
入札された
——これがりっぱにいって、
国民がものを言わぬならいいですよ。ところが、予算
委員会でも問題になり、
国民の間で問題になり、こうやって山ほど
投書はくる、どこへ行っても、あれは何かやっている、何かあったということはみんな言っている、
会計検査院長だってこの
入札がいいとは言っておらない。随契の話し合いだと言っておられる。
刑事課長だって、これは私は、公にはここでいろいろと争奪戦のあれがあるから言えないけれども、こういうものをやった
体験上これはくさいと言っておられる。これをあなた方が良心に恥じないで、これをあたりまえだなんといって、そこにおる副
総裁のような、この人は国賊です。
国民泣かせの国賊、
税金ど
ろぼうというんだ、これは。あなた方はそういうことを言っておられても、これではやっぱりこの橋の非常に影響があるいろいろなものをあなたのほうでこれにけちつけておる。そうして、これは結局
鹿島にきまった。これから、
佐藤工業は
あとでやるんだ。忘れておるんじゃありません。先にこっちをやってから
佐藤工業をやるのだから。こういうような
疑惑を持っていろいろな
投書もき、いろいろなことをやっているのに、あなた方がまだ
自分たちのやったことがいいのだ、
入札だってもしもう少しこれが進んでくると、電話でもっておまえのところでは幾らで入れたかと聞かれるところもある。
目途額が幾らだということを暗示しているところもある。そういうものが出てくるのです。きょうは金の問題が出てきた。さっき読み上げましたように普通のこれは
投書ではございません。
証人に呼び出してもらいたい、書いた人も私も呼び出してもらいたいと言っているのだ。おそらく、
総理が来てごらんなさい、
通産大臣がここに来てごらんなさい、あなた方のような無
責任な、あなた方のような白々しい、良心を知らない、恥じない
答弁はしません。何と言われたって、この橋に危険があり、この水があればできない、また
ダムもそうなのだ、
鹿島が
ダムをやった
失敗は雨が降ったときに丸太がひっかかっていためてからやった。そういうことのないように
注意をし、そういうことのないようにするということで
ダムがじょうずかへたかということがわかる。今度は、この高い
ダムをやるときに、もしこの
工事がおくれて、そして二千八百九十五立米もあるような水がきたときにはこの
ダムはできない、また期日がおくれる、おくれればまた問題になる、橋が落ちても問題になる、
工事がおくれても問題になる。そういうものを予想しないでされる
答弁、われわれも
国会議員をこれでやめるのではないのだ。そしてこれだけ
国民が
疑惑を持つ。私なんかときどき蒸しぶろへ行くのだが、このごろ恥ずかしくてふろにも行けない。一体あれはどうなのだ、もっとやってくれ、なぜあれはふん縛らないのだ、まるで私を刑事か警察庁と間違えて
国民が私に言う。そういう問題まで起きているのに
——あなた方おわかりになっているのだ。それゆえにおれたちのやったことは正しいのだ、何ともないのだ、おかしいじゃないですか。いまの橋の問題、水の問題、道路の問題は、
技術的に私のほうもちゃんと調べてくるからこの次にもう一回やることにいたしましょう。
そこで私は
総裁にちょとお聞きしておくのですが、あなたはどうして資料を出さないのです、
委員長のほうにも申し上げたはずなのですがね。
委員長、ちょっと聞いておいてもらいたい。
大堀副
総裁と石田
理事の出張の日程及び旅費の額を出してくれと言っているのだ。
目途額の精算の根拠を出してもらいたいと言っているのだ。各社の
技術審査の成績を出してもらいたいと言っているのだ。この資料がきておりません。この前も申し込んだ、君
——ひとつ書いて取りなさいよ、大事な資料を取らないでおかしいじゃないですか、
電発に買収されているのか。
そこで
総裁、あなたにひとつお尋ねしますが、あなたのほうで融資を受ける、これは写しですね。この写しは間違いありませんか。