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田口(誠)
分科員 その点はわかりましたが、特に私は来年度の
予算でとっていただくということを約束していただけばそれはそれでもいいと思いますけれども、全体的な
民生安定関係の
予算からいきまして、あの大規模な病院に全面的に
防音装置をするということに
なりますと冷房というようなことも
考えられますし、
予算も
相当要りますから、今年どれだけでもやはり手をかけてもらっておいたほうがいいじゃないかという
考え方がございますし、特にことしから各務原のほうへ小牧のほうから
相当訓練機が来るわけです。これは来なければよろしいし、まただんだんなくなってくるならいいけれども、ことしから小牧のほうにあるのが各務原のほうへ移されるということがほぼ確定しておりますので、私は時間が長くなるからこういうことの
質問はしませんが、そういうことになっておるから、特に私は、今年度から手をかけてもらっておけば来年の
予算には絶対に入るということです。ことし手をかけてなかったら、
長官来年と言われたとて来年になるかならぬかわからぬから、来年ということは鬼が笑うということをよくいいますが、手をかけてあれば来年必ず
予算化されるけれども、そうでなかったらされぬということもあるので、どうしても今年できぬということなら来年は必ずするということをもう一回明確にしてもらわなくてはいけません。御
案内のとおり、各務原は三つの町が合併をしまして各務原市になったのですから、そうしますとちょうど各務原市のまん中に飛行場があるのですね。南のほうから北の市役所のほうへ行くにはぐっと東へ回るか西へ回らなくてはいけないのです。市のほうでは地下道を堀ってくれ、こういう
要求が市長から出ておると思います。これは
予算の
関係で、
予算が大きいのでオーケーということにはなっておらぬようですけれども、これは将来やられなくてはならない問題でございます。時間がありませんので、来年度
東海病院は絶対に約束してもらえるのかどうかということと、それから今年はどうしても手をかけることができないのかどうか。それからもう一つは地下道の問題、将来はこれはやらなくてはならぬけれども、当面ことしや来年はむずかしいのか、これは市民の強い
要求があると思うのです。そうして飛行機がだんだん各務原の飛行場のほうへ来るにしたがって市民の反対の盛り上がりが出てくると思うので
——私どもは来れば反対をしますよ。これは反対をしますけれども、私どもが反対をしたのに、各務原市民全部が反対をするということに
なりますと
——これは御
案内のとおり、終戦後に新潟の飛行場を拡張するときに、県知事から市長から市民から全部反対をしたら、とうとうあきらめてあそこは民間飛行場だけになっておるのです。こういうことがあり得るのだから、将来ここには
基地を置かなければならぬというところには、少々金かかかっても進んで
防衛庁のほうではそういう施策を講ぜられることが、
防衛庁の一つの
計画に入ろうと私は思うので、この点を最後に明確に
答弁してもらって、時間がきましてやかましく催促されておりますから私は終わりたいと思いますので、はっきりと
答弁してください。