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1964-04-15 第46回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会原子力政策に関する小委員会 第6号
公式Web版
会議録情報
0
昭和三十九年四月十五日(水曜日) 午前十時四十一分
開議
出席小委員
小
委員長
中曽根康弘
君
佐々木義武
君
西村
英一君 前田 正男君
渡辺美智雄
君 岡 良一君 原 茂君 山内 広君
佐々木良作
君
出席政府委員
科学技術政務次
官 鹿島 俊雄君
総理府事務官
(
科学技術庁長
官官房長
) 江上 龍彦君
総理府事務官
(
科学技術庁原
子力局長
) 島村 武久君 小
委員外
の
出席者
原子力委員会委
員 駒形 作次君
原子力委員会委
員
兼重寛九郎
君
原子力委員会委
員
西村
熊雄
君
—————————————
四月十五日 小
委員鈴木一
君同日
委員辞任
につき、その
補欠
として
佐々木良作
君が
委員長
の
指名
で小
委員
に 選任された。 同日 小
委員佐々木良作
君同日
委員辞任
につき、その
補欠
として
鈴木一
君が
委員長
の
指名
で小
委員
に 選任された。
—————————————
本日の会議に付した案件
原子力政策
に関する件 ————◇—————
中曽根康弘
1
○
中曽根
小
委員長
これより
原子力政策
に関する小
委員会
を開会いたします。
原子力政策
に関する件について
調査
を進めます。 本小
委員会
は、今日まで五回にわたり小
委員会
を開会し、この間、
日本原子力研究所
に関する問題、
原子力発電
に関する問題、
原子力船
に関する問題等々、
原子力政策全般
にわたり多数の
参考人
より意見を聴取し、また関係各省庁、
政府委員
に質疑を行なう等熱心に
調査
を続けてまいったのでありますが、去る四月九日の小
委員打合会
におきまして、本小
委員会
がいままでに
調査
した経過について本
委員会
に報告する小
委員長報告
の
要旨
について協議していただいたのであります。 いまその
要旨
を朗読いたします。
原子力政策
に関する小
委員長
の本
委員会
に対する
報告要旨案
一、
原子力委員会
はその
指導力
と
企画力
を強化する必要がある。 二、
原研
は、
開発研究
に重点を指向すると共にこれと不可分な
基礎研究
にも充分な
考慮
を払うべきである。 三、
原研
の
研究者
並びに
技術者
に対する
所要
の
体制
を確立する必要がある。 四、
原研
の
労務管理
を整備し所内の諸規律を確立する必要がある。 五、
燃料政策
の
計画化
を図り、
所要
の再
処理研究
と
中間試験施設
をスピードアップする必要がある。 六、
原子力発電
は
安全性
と共に早期に
経済性
を確立する段階にあり、之がため
至急諸般
の
条件
を整える必要がある。 (1) 長期、短期の
計画
と
経営体制
を更に具体化する。 (2)
使用済燃料
の
具体的対策
を確立する。 (3)
所要燃料
の確保並びに
資金等
諸
条件
を整備する。 (4) 一般に対する弘報を強化する。 七、
原子力船
については、
我国造船業
の将来と
舶用炉
の
安全性
並びにその急速な進歩に留意しつつ、従来の
基本方針
を再検討する必要がある。 八、近代における
科学研究
の実情にかんがみ、予算の計上及び施行に当っては、
会計法規
の
運用等
に関して、特に弾力的な
考慮
を払うこと。 以上でございます。 おはかりいたします。 ただいま御説明申し上げました
要旨
で、本
委員会
に対して小
委員長報告
をいたしたいと思いますが、これに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
中曽根康弘
2
○
中曽根
小
委員長
御
異議
なしと認めます。さように取り計らいいたします。
次会
は、公報をもってお知らせすることといたしまして、本日は、小
委員会
はこれにて散会いたします。 午前十時四十四分散会